2026年9月28日月曜日

「知識のかぎを取りあげて、自分がはいらないばかりか、はいろうとする人たちを妨げてきた」 (ルカによる福音書 第 11 章) (You yourselves have not entered, and you have hindered those who were entering.”)


46 そこで言われた、「あなたがた律法学者も、わざわいである。負い切れない重荷を人に負わせながら、自分ではその荷に指一本でも触れようとしない。
47 あなたがたは、わざわいである。預言者たちの碑を建てるが、しかし彼らを殺したのは、あなたがたの先祖であったのだ。
48 だから、あなたがたは、自分の先祖のしわざに同意する証人なのだ。先祖が彼らを殺し、あなたがたがその碑を建てるのだから。
49 それゆえに、『神の知恵』も言っている、『わたしは預言者と使徒とを彼らにつかわすが、彼らはそのうちのある者を殺したり、迫害したりするであろう』。
50 それで、アベルの血から祭壇と神殿との間で殺されたザカリヤの血に至るまで、世の初めから流されてきたすべての預言者の血について、この時代がその責任を問われる。
51 そうだ、あなたがたに言っておく、この時代がその責任を問われるであろう。
52 あなたがた律法学者は、わざわいである。知識のかぎを取りあげて、自分がはいらないばかりか、はいろうとする人たちを妨げてきた」。
53 イエスがそこを出て行かれると、律法学者やパリサイ人は、激しく詰め寄り、いろいろな事を問いかけて、
54 イエスの口から何か言いがかりを得ようと、ねらいはじめた。(ルカによる福音書 第 11 章)

46 Jesus replied, “And you experts in the law, woe to you, because you load people down with burdens they can hardly carry, and you yourselves will not lift one finger to help them.

47 “Woe to you, because you build tombs for the prophets, and it was your ancestors who killed them. 48 So you testify that you approve of what your ancestors did; they killed the prophets, and you build their tombs. 49 Because of this, God in his wisdom said, ‘I will send them prophets and apostles, some of whom they will kill and others they will persecute.’ 50 Therefore this generation will be held responsible for the blood of all the prophets that has been shed since the beginning of the world, 51 from the blood of Abel to the blood of Zechariah, who was killed between the altar and the sanctuary. Yes, I tell you, this generation will be held responsible for it all.

52 “Woe to you experts in the law, because you have taken away the key to knowledge. You yourselves have not entered, and you have hindered those who were entering.”

53 When Jesus went outside, the Pharisees and the teachers of the law began to oppose him fiercely and to besiege him with questions, 54 waiting to catch him in something he might say.

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AIでは、「アベルは創世記で、兄カインに殺された人物です。聖書の中では、アベルは最初に殺された正しい者として理解されます。なので「アベルの血」は、ただ一人の死ではなく、罪のない者が流した血の始まりを表しています。 (babelbible.net)」とされている。また、「イエスはここで「アベルの血からザカリヤの血まで」と言っています。これは、聖書の最初期に殺されたアベルから、旧約の最後の方に出てくるザカリヤまでを並べて、神に仕える人が一貫して拒まれ、殺されてきた歴史全体を示す言い方です。 (churchofjesuschrist.org)」と説明されている。

特に、印象深いイエス・キリストの指摘は、「律法学者は、わざわいである。知識のかぎを取りあげて、自分がはいらないばかりか、はいろうとする人たちを妨げてきた」という箇所です。

これは、今の世の知識人やエリートにもあてはまります。人々が真理を知ることを妨げ、自分自身も真理を極めようとしない各方面の学者への批判です。

だから、都市伝説や陰謀論の形で、一般人が世の中の真実を見極めようとする。しかし、その真実は覆い隠されていることが多い。それでも、「真実はいずれ人々に知られる。隠されていることで、公に知られないものはない」と、イエスは述べている。真実の力の恐ろしさです。

だから、苦労し、悟りを得た修行者のことは、やがて人々に知られる。人知れず、真理を追究し、力を得た研究者のことも、いつかは人々に知られる。また、真実の信仰者も、いづれ世の中に現れる。「灯りは、寝台の下ではなく、燭台の上に置かれる」ものだからです。これが、神様が定められた、この世の法則なのです。それを邪魔するのが、悪魔に魂を売ったエリートや富裕層なのです。

UFO研究家の矢追純一は、支配者は一般人に真実を教えない。UFO・宇宙人の真実を、世界のエリートや権力者は隠していると述べている。エリートは、秘密を自分たちのものにして、一般人には知らせないのが昔から普通だという。アメリカで人々がUFO・宇宙人の真実を求めて政府と戦う人が絶えないのは、キリスト教の伝統のせいです。矢追自身は、クリスチャンではなく、ニヒリストだが、真実を見抜いていることになる。

そういう隠れた真実を人々に知らせて、社会の闇から人々を解放し、自由を与える働きもイエスはしていたことになる。

政界でも、経済界でも、ビジネス界でも、宗教界や学会でも、権力者やエリートしか知らない秘密というものがある。それを明らかにするのが、キリスト教精神に基づく文化をもつ欧米の伝統なのです。都市伝説も陰謀論も、キリスト教の伝統のある欧米のジャーナリズムから生まれたものです。

日本でも、第二次大戦での敗戦で、日本の旧支配層が放逐されるまで、一般人は闇に置かれていた。戦後は、アメリカのキリスト教に基づく自由の精神が導入され、真実を明らかにする自由が一般人にもたらされたのです。(ただし、まだ天皇家を中心とする隠れた支配層が日本に存在し、社会を陰で支配しようとしている。彼らの影響から脱するには、日本人はもっとキリスト教を学ぶべきです。)

しかし、この自由は、一般の日本人が戦って得たものではなく、キリスト教精神の自由の国のアメリカと、天皇神道を強制されていた日本の戦いの結果、日本は敗戦し、日本がアメリカの支配下に置かれて実現したものなのです。そして、戦後はアメリカの民主主義にならった現日本国憲法が採用され、今日のように日本は平和と繁栄を謳歌できたのです。まさに、ケガの功名で日本社会は解放されたのです。ここに、神様の神慮を見るのが信仰なのです。このキリスト教精神は、アメリカ経由で日本にもたされたので、日本人はアメリカを尊敬しているのです。

ただし、今も、中国や北朝鮮のように、自由のない独裁国家がアジアにあり、ある意味では、その国の民衆の社会的な開放が求められている。戦前の日本社会から解放された戦後の日本人が、自由と発展を享受できたように、彼らもキリスト教精神で解放される必要がある。これが、正しい歴史観であり正しい歴史認識なのです。

それでも、欧米のキリスト教自体が、行き詰まり、腐敗し、堕落している現在、真のキリスト教精神を受け継ぐのは、独自の霊性に満ちた日本だという主張をする宗教家もいる。神道や仏教の霊性を認める日本人の中にも、霊的にキリスト教を認める日本人はいる。日本人の宗教家の鈴木大拙が、クリスチャンの神秘家スエーデンボルグの著作を研究したのも、その例です。

日本人は、さらに霊性を深め、キリスト教を理解し、その恩恵に与るために、聖書を研究すべきです。そして、イエス・キリストが言うように、それを妨げる勢力と戦わなければならない。彼らの背後には悪魔がいるのです。だから、エリートや富裕層は信用できない。

そういう意味で、神様の恵みを人々が得るために、日本独自の世界史的な存在意義があるのです。