キリススト曰く、「多く赦された者は、多く信じる」。
この言葉の意味は深い。
悪人が罪を許されて真人間になる、こういうストーリーもよくある。
悪人が心の底から悔い改めて、まっとうな人間に更正するには、悪人に対する大きな赦しが必要です。
今の日本では、殺人事件の被害者家族は必ず加害者に極刑を望む。
「目には目を、歯には歯を」、という復讐の論理に生きている。メディアもそれが正義だといわんばかりに同調する。
しかし、「私の愛する家族を殺害した犯人は憎んでも憎み切れないが、仏教やキリスト教の教えに従って赦すことにする。
復讐は問題を解決しない。全ての事件の原因の大半は社会自体にある。愛と赦しのない社会がこのような凶悪な犯人を生み出したのです。従って、仏教やキリスト教の教えに従って加害者を赦すことにする。
極刑は求めない。被告は心から改心するように・・・」、と被害者家族が述べることができれば、日本社会は大きく改善する。凶悪犯罪も減っていく。
つまり、互いに許しあうことでのみ、悪人に対抗して、世の中を改善することができる。
しかし、キリストは、「主人がしっかり家を守っていれば、強盗は入ってこない」、とも述べておられる。
また、菅直人の異常な言動が原因となった福島原発2号機損傷事故、死の放射能放出拡大事故などは、まず真実を明らかにし、行政責任を明らかにし、新たな原子力管理体制の構築に努める必要がある。
最終的に菅直人個人に賠償責任・加害責任を負わすことはないが、福島第一2号機大損傷の責任と真実を明らかにするのが日本国政府とメディア、関係者(東電を含む)、周辺自治体の責任です。
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