2024年5月1日水曜日

「無」の世界ではなく、「神様」の真理と愛を目指せ!

 


ある物理学者の考えでは、宇宙の始まりは時間も空間もなく、「無」の世界だった。そこで、彼は恐怖にかられ、仏教の教えにすがった。仏教の教えでは、人間の魂は輪廻転生を繰り返し、何度も苦に満ちた人生を繰り返すことになる。しかし、仏陀の教えに従って悟れば、この輪廻転生から解放され、もう苦に満ちた人生を繰り返すことはなくなり、永遠の静寂な世界に入れるという。その世界では時間も空間もなく、「無」の世界に近い。ただし、死後の世界は科学的に証明されてはいない。死後の世界を見て来た者はいないと、物理学者はあきらめの境地に至った。

科学が無意味となる死の恐怖、仏教が教える輪廻転生の苦の恐怖、そして、救いは「無」の世界という仏教の教えでは、人は満足できない。

これは、人間が生きる物質世界を中心とした考えです。

まず万物の創造主である「神様」の存在を認めることが、出発点でなければならない。「神様」が霊界を作り、魂を作り、霊界から物質界を作って、魂を人間の中に入れたと考えるべきです。或いは、魂に人間の形を取らせたと考えるべきです。

従って、物質(生物)としての人間が死ねば、人間の中の魂は物質界から霊界に帰る。霊界では、物質界におけるような時間と空間の制約はない。霊界で霊は、「神様」の真理と愛を求めるか、「神様」の真理と愛に反発することになる。それは、霊が物質界で苦の多い人生をどう生きたかに関係してくるからです。

物質界に生きている間に、「神様」の真理と愛に従った生き方をすれば、人間の魂は死後、霊界で天国に受け容れられる。逆に、「神様」の真理と愛に反した生き方をすれば、人間の魂は死後、霊界で地獄に進むことになる。これが、イエス・キリストの教えです。

科学でいくら物質界の真理を究めても、物質界を生み出した霊界の真実は理解できない。また、死後の世界、つまり霊界を見たと言う霊能者は、スウェーデンボルグなど、何人もいる。キリスト教でも、聖パウロが生きて霊界を見たとされている。イエス・キリストは霊界の存在を当然として教えを述べている。

仏教は、死後の世界でもカースト(身分制)はあるとするバラモン教/ヒンズー教を否定するために、死後の世界、つまり、霊界をも超越することを目標としており、「無」の世界に入ることを目指している。万物の創造主の真理と愛によって救われることは考えていない。イエス・キリストの教えでは、人間の魂は「無」を目指すのではなく、「神様」の真理と愛に近づくことで救われる。

ブッダの教えは、苦の多い人生で悩む人間の魂を救うことはできても、究極的には「無」を目指として生きることが目標とされている。しかし、万物の創造主は「無」から「有」を生み出し、霊界と物質界を作り、魂と人間を作られたのであるから、人間は死後も霊界で「神様」の真理と愛を求めることが、より正しい考えです。

なぜ、「神様」が「無」から「有」を生み出し、人間界を生み出したのかは、人間にとって謎ですが、それは「神様」が人間を愛したからだというのが、イエス・キリストの教えです。

つまり、人間の魂が究極的に目指すべきは、「無」ではなく、「神様」だということです。なぜなら、人間界、生物階、物質界は霊界から、「神様」が生み出したものだからです・・・


2024年3月30日土曜日

この世の真実 - 神の支配と悪魔の影響

 


世の中で苦しんでいる人は多い。小、中、高生の自殺も増えている。母子家庭や貧困女子で苦しんでいる人も多い。さまざまな犯罪もやまない。この状況の背後には悪魔がいる。

世界では、ウクライナやガザでの戦争も止みそうにない。中国は不動産業界の崩壊から資本主義の罠にはまっている。アメリカは少数派と白人至上主義者の亀裂が広がっている。さらに、異常気候から自然災害が増えている。この状況の背後にも悪魔がいる。

これは、イエス・キリスト以来の2千年にわたる物質文明の崩壊が近づいていることを示している。

日本人が苦しむのも、世界に平和が来ないのも、自然災害が増えるのも、人間が神様の教えに反する生き方をし、悪魔の影響力の下にある結果です。人間が物欲を離れた精神的、霊的な生き方をせずに、悪魔を受け入れたために、神様に見離されようとしているのです。21世紀中に人類に大きな悲劇が生じると思われる。

そもそも、物質界、大宇宙を作られたのは神様です。神様は霊界のエネルギーを使って宇宙、銀河系、太陽系、地球、自然、人類を作られたのです。だから、この世でも奇跡は生じ、超能力は働き、霊的現象が生じる。人間の科学はまだ、この真理には到達していない。人間の宗教もこの世の向こうの霊界や神様について正確な知識を与えられない。だから、人は真理の追究や宗教的悟りの追及で混乱し、諦める。そして、物質的幸福や成功を求め、カネで快適な人生を送ろうとする。しかし、それは神様の教えに反することなので、日本でも世界でもさまざまな問題が生じている。

なぜ、人間が精神的・霊的な成長ではなく、物質的な幸福を求めるようになったのかと言えば、悪魔の介入があったからだと考えられる。科学や技術の発展も、人間の物欲が基盤となっている。正しい信仰心をもって物欲を離れた生活をするよりも、カネで幸福を手に入れ、贅沢・快適な生活をするようになったからです。そこには、悪魔の誘惑、罠がある。悪魔は、他人を無視して、自分の幸福を追求しろと人間に教える。そのために、カネを稼げと教える。この拝金主義に染まった人間は、真善美よりも偽悪醜を好むようになる。偽りを真理だと信じ、悪を善だと看做し、醜を美だと崇める。富裕な宗教家を崇め、利己的な成功者を賞賛し、醜悪な作品を賞賛する。そして、悪魔を神だとして崇めるようになる。

つまり、人間社会は悪魔の影響を受けている。だから、悪魔を受け入れない善良な人はこの世で苦しめられる。ただし、悪魔に魂を売ってエリートや富裕増になった人間は、死後、天国には入れない。このことを2千年にわたってキリスト教は教えて来たが、人間はどこまでも物質的幸福を求め、精神や霊性を軽んじて来た。その結果、21世紀には人類の物質文明は崩壊に直面する。これが、歴史の必然です。霊界でも天使と悪霊は戦っている。この霊界の状況が物質界・人間界に反映している。

悪魔は、人間を物質的に繁栄させ、そして、腐敗・堕落させ、神様の教えを忘れさせ、最後には地獄に引きずり込もうとする。だから、この世で悪魔に魂を売ってエリートや富裕増になっても、死後は、地獄に落ちて行く。100年前に、聖母マリアは余りに多くの魂が地獄に落ちるのを悲しんで、ファチマなどで警告を発された。

しかし、まだ、人間に救いの途はある。カネとモノへの執着を捨て、イエス・キリストが教えるように清貧生活を心がけ、霊的なことがらに関心を持つことです。問題は、カネで解決するのではなく、隣人や神様への愛と神様への信仰で解決することです。

悪魔はカネに姿を変えて人間を誘惑する。エリートや富裕増になるには、悪魔に魂を売らなければならない。しかし、イエス・キリストの言葉を学んで、神様の教えを知った者は、悪魔の罠と誘惑に抗することができる。そして、霊性を高めて神様の真理と愛を学び、悪魔がもたらすこの世の苦しみに打ち克つことができる。

人間的苦しみ、社会での苦しみ、世界の悲惨の根源は悪魔の力、罠、欺瞞、陰謀によるものです。霊的存在である悪魔は誰の心にも入り込む。悪魔に対抗するには、聖書を読んでイエス・キリストの言葉を学び、神様の愛と真理を学ぶべきです。

霊性を重視し、金銭欲と物欲を離れれば、日本人も人生の苦しみから解放され、世界に平和がもたらされ、自然の大災害からも救われる。そのためには、まず聖書を読むことです。難解な仏典や祝詞ではなく、平易な日本語で記された聖書は誰でも理解できるのです・・・

特に苦しむ日本人に役立つイエス・キリストの言葉は、「敵を許せ」という言葉です。人を苦しめる人間の背後には悪魔がいる。敵を愛することで、悪魔の影響力を弱めることができるのです。苦しんでいる人間の本当の原因は悪魔なのです。




2024年3月16日土曜日

福島第一事故の教訓とは?

 

福島第一事故から13年たった。しかし、原子炉の廃炉の見通しはたっていない。

これは、根本的に日本の科学技術に対する取り組み、社会の構造と精神に関する問題を示している。また、90年代に日本の半導体産業が不振に陥り、IT技術でも世界に後れを取り、経済が2020年代の今日まで、30年間にわたって停滞したこととも関連している。世界史的な観点から見れば、これは現在の物質文明が終焉段階に入ったことを意味する。

政治的には、福島第一事故以来の日本の政界をリードして来た安倍派の崩壊が、日本の政治体制の危機を示している。首相として最長期の座を維持し、安倍一強と言われ、政界を支配した安倍晋三は2022年に宗教関係の問題で信徒家族に射殺され、安倍派は現在、政治資金パーティの違法な取り扱いで崩壊の危機に瀕している。まさに、「奢れる者は久しからず」の言葉の通り、日本の頂点から奈落に落とされている。

このような問題の根本は、責任ある地位にいる者の利己主義です。日本の経済や政治がどうなろうと、自分たちの利益が守られれば良いとする考えがもたらした結末です。

福島第一原発でも、東電が利益追求に走り、津波対策の数億円の支出を削り、数兆円規模の事故を誘発した。日本の電機会社も目先の利益優先で、製造基盤を人件費の安い海外に移し、国内の半導体分野の発展を怠った。また、他の産業もIT分野への投資を控えて、コスト削減による内部留保金額の増大だけをめざした。そして、企業は30年にわたって人件費の抑制を続け、消費は低迷し、日本のGDPは中国やドイツに抜かれる事態になった。安倍晋三のアベノミクスも「2%の賃上げ」ではなく、「2%の物価上昇」などという勘違いの政策だったが、成果が出ないまま安倍は2度目の病気退陣を強いられていた。

福島第一原発も小手先の対応ではなく、今までの規模を超えた工法・技術を最初から採用すべきだった。原発建屋を、地下も含めて完全に覆うような巨大施設を設けて防護し、周囲の環境に全く影響を与えない廃炉作業を目指すべきだった。そうすれば、処理水も発生しなっただろう。霊能者に相談していれば、事故対応の正しい助言が得られたであろうに、政府も東電も小手策の技術的解決法に拘泥しすぎている。

福島第一事故は、人間の対応能力を超えた事故・事件が技術によって生じるようになったことを意味する。また、日本経済の30年の低迷は、資本主義下における利己主義が、経済事態を破壊することを意味する。

例えば、AIの発展がもたらす社会的な影響には、AI犯罪/テロによる社会の大混乱が考えられる。さらに、国際的には紛争・戦争への適用によって、国際社会の壊滅も考えられる。また、中国やアメリカの市場経済や資本主義も、対応不能の事態を生じさせる可能性がある。オバマ政権前のリーマン・ショックを超える金融・経済危機が中国やアメリカで生じる可能性がある。

もはや、世界の物質文明は終焉段階に入ったと考えるべきです。日本の半導体産業の低迷、中国の不動産不況、アメリカの政治的分裂、ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのガザ侵攻などは、それを象徴している。

解決策は、人間が物欲を捨てて、霊的な成長を目指すことです。人間関係でも、社会でも、国際関係でもカネ、富、経済力で解決するのではなく、愛と信仰に基づく霊的な力で解決すべきです。

21世紀中には、第三次世界大戦が生じ、自然大災害が生じ、物質文明は危機に瀕する。今からでも、聖書を読み、イエス・キリストの言葉を学び、霊能力を正しく伸ばすことです。


2024年2月26日月曜日

第三次世界大戦と自然大災害に備えよ!!

 
東京

20世紀末から、日本とアメリカの状況は関連している。1995年に日本で阪神大震災とオウム真理教テロがあった後、2001年にアメリカで同時多発テロが起きた。2008年にアメリカでリーマン・ショックと黒人のオバマが大統領になったが、2009年には日本で自民党が政権を失い、2011年には東日本大震災と福島原発が生じた。2012年には、安倍晋三で自民党が政権を取り戻したが、2016年にはアメリカで白人至上主義のトランプが大統領選で当選した。そして、2020年の大統領選挙ではトランプが落選し、2021年には安倍晋三が銃殺された。

この意味で、2024年の大統領選でトランプが勝利すれば、日本でも保守勢力が勢いつくと思われる。2024には日本の株価はバブルの水準に戻っている。1990年頃の日本のバブル崩壊後は、アメリカとの経済摩擦でアメリカは中国を支援し、日本を敵視し、日本は経済不振に陥ったが、現在はアメリカの日本敵視はない。むしろ、アメリカは中国を敵視するようになった。状況は大きく変わり、日本の対米関係は好転している。

一方、日本が経済不振で苦しんだこの30年間に、中国やロシアはアメリカの支援もあって経済を発展させたが、政治的には独裁主義、軍国主義を強めた。中国やロシアはキリスト教的民主主義を基盤とするG7各国と対立色を深めている。このままでは、第三次世界大戦は必至です。

アメリカの大統領がトランプになれば、中国には厳しい状況になるが、ロシアはウクライナ戦争で有利な状況になり、西欧やEUとの対決を辞さなくなる。これが、第三次世界大戦につながる。トランプの次の大統領は、ロシアとの対決を強いられるだろう。2030年頃に、大戦がヨーロッパで生じる可能性は高い。

ただし、中国が直ちに台湾に侵攻することは考えられない。中国には精神的基盤がない。それでも、ヨーロッパの大戦は、世界経済や日本にも大きな影響を受ける。日本は、今からこの来るべき危機に備えておくべきです。聖書でも、「世の終わりには、国々が互いに戦う」とされている。今世紀に、「世の終わり」と称されるような危機が生じる。

さらに、地震多発、小氷河期や極移動などの自然大災害も今世紀中に生じると考えられる。これにも日本は備えなければならない。

中国やロシアの民度は低下し、社会は腐敗しているが、欧米の社会も堕落しており、キリスト教の精神が失われている。日本は独自の霊性を高め、今世紀の危機に備えるべきです。

欧米のキリスト教社会が物質主義と拝金主義に陥った今、日本人が伝統的な清貧主義に基づいた生活に立ち戻り、イエス・キリストの神の助けを得れば、来るべき危機も乗り越えられるだろう。

そのためには、仏教や神道を通して霊性を高め、さらに、聖書を読んで唯一の神様の教えを学ぶべきです。キリスト教によれば、イエス・キリストは再び人間社会に現れ人々を救うとされている。キリスト教の理解を深めた日本は必ず再臨したイエス・キリストに救われる・・・


2024年2月23日金曜日

永遠の命は、死後、天国で与えられる!!

イエス・キリストは、「自分の利益のために生きる者は、神様に滅ぼされ、神様のために自分の命を捨てる者は、永遠の命を得る」という趣旨のことを言っている。

バブル経済というのは、皆が自分の利益を求める世界です。だから、バブルは必ず崩壊する。日本も株価がバブルの崩壊後、そのレベルに戻るまで30年以上も低迷した。

企業は自社の利益を図り、財務省も自分たちの権益を第一に考え、国民を無視して、賃金の低下を推進して来た。そして、企業の内部留保は増加し続け、国の金融資産も増加を続けた。しかし、国民の貧富の格差は増大し、特殊詐欺は増大し、民度は低下した。経済重視の社会は、腐敗・堕落することが示されたのです。

そもそも、この世の後には死後の世界、霊界が待っている。いくらこの世で物質的に繁栄しても、あの世ではこの世のカネも富も無意味です。死後、霊界に入った霊は、神様の教えを学ぶ修行を強いられる。その修行にこの世の富は邪魔になる。神様の愛と真理を学ぶには、生きている間に、物欲を離れ、隣人愛と、神様への信仰を持って生きる必要がある。神様は「全知全能」であり、かつ、「全善」なのです。

善悪の判断は誰でもできる。「完全な善である神様」を目指すのが人間界や霊界での修行です。そして、「完全な善」に近づけば、天国に受け容れられ、「永遠の命」が与えられるのです。

これは、仏教でも神道でも教えている真理と同じです。仏教や神道でも、どんな悪事を働いてでも豊かになれとは教えない。正しい生活を送り、善行にはげめと教えている。そして、究極的には物欲を捨てよと教えている。

それは、「完全な善である神様」が霊界、物質界、自然、人間界を作られたのであり、人間は完全な善を目指すことで、死後は、霊界の天国に入れると教えるイエス・キリストの教えと同じです。

経済重視の社会から、精神重視の社会に転換するとは、悪の社会から善の社会に転換することです。この世の悪は、カネや富を求める心から生じるのです。つまり、聖書を読んで神様の教えを理解することで、人々は物欲や拝金主義から解放され、神様の憐れみを受けることができ、死後は、天国に入ることができるのです。

具体的には、日本の伝統の清貧主義がイエス・キリストの教えに近い。悪魔の支配下でカネと富を求める生活を続けても、死後は天国に入れず、地獄に行くことになる。聖書を読んで清貧生活をすることで、死後の幸福が保証されるのです・・・


2024年2月21日水曜日

死後も魂(心)は生き続けるが、信仰がなければ無意味!

                                                        東京

死は存在しない。イエス・キリストは、自分を信じる者は、死後も魂は生き続けると述べている。
ヨハネによる福音書  第 11 章
25 イエスは彼女に言われた、「わたしはよみがえりであり、命である。わたしを信じる者は、たとい死んでも生きる。
26 また、生きていて、わたしを信じる者は、いつまでも死なない。あなたはこれを信じるか」。

日本の宗教でも、死後の世界があることは述べているが、イエス・キリストは信仰心を問題にしている。つまり、信仰心がなければ、死後の世界は無意味だと言うことです。

世界中の心霊主義者が参考にする18世紀の霊能者スウェーデン・ボルグは、生きているまま、死後の霊界を見聞した。スウェーデンからロンドンに来たスウェーデンボルグにある日、イエスが現れて、「私は創造主であり、人類の主であり、キリストである。お前に霊界を見せよう」と言ったとされている。スウェーデンボルグは、その体験を「霊界日記」などに記した。つまり、信仰者のみに許された特権だと言える。その後、欧米ではさまざまな霊能者が現れて、霊界との通信を行うようになる。20世紀のイギリスの心霊治療の大家ハリー・エドワーズも霊の付けを借りて病気の治療を行ったが、彼も信仰心が篤かった

しかし、現代科学の発展に伴って、欧米でも死後の世界に対する信仰は失われていく。それを復活させたのが、エリザベス・キュブラー・ロスやレイモンド・ムーディです。日本でも臨死体験が注目され、宜保愛子などの霊能者の出現によって、平成時代になってからも心霊主義が注目されるようになった。死後も、人間の霊魂(心)は生き続けることは常識になりつつある。

しかし、「たった一度の人生だから、どんなことをしてでもカネを儲けて幸福に成れ」という間違った考えが世の中にはびこっている。これは、悪魔の囁きです。悪魔の教えに従った者は、死後の世界を否定する。又は、死後もこの世と同じように幸福に成れると考えている。臨死体験で地獄を見たという者は少ない。しかし、それは霊界の入り口であり、やがて、死者の魂は天国へ行く者と、地獄に行く者に分かれる。

イエス・キリストは「富裕層やエリートは自ら地獄に行く」と述べている。スウェーデンボルグも「神の愛と光を嫌ったエリートは自ら地獄に行く」と書いている。むしろ、臨死体験で神の光を見た人間は、もはや富裕層やエリートになろうとはしない。

生死の問題より、善悪の問題が重要だというのが、イエス・キリストの教えです。なぜなら、悪人の魂は死後、霊界の地獄に行き、そこで最後には、魂は滅ぼされるからです。それは、第二の死であり、永遠の死なのです。

要するに、この世でエリートや富裕層になれば、あの世で地獄に落ち、悪魔の支配を受けるのです。悪魔は手下を増やそうとしており、地獄の人間を増やそうとしている。そのために、悪魔はカネに姿を変えて人間を誘惑し、欲望を刺激し、堕落・腐敗させようとしている。この世で幸福になるにはカネが必要だと思わせ、カネのためには悪魔に魂を売る人間を増やし、最後には死後、彼らに霊界の地獄を選ばさせるのです。

死後を信じないのは、信仰心のないせいだが、死後の霊界で地獄を選ぶのは、生きている間にカネに洗脳された人間です。だから、イエス・キリストは、まず信仰心を持てと言っているのです。そして、富裕層は地獄に落ちると教えているのです。これは、現在の社会常識に反したことですが、それでも、イエス・キリストの教えは、現在の物質文明の基盤になっているのです。

しかし、イエス・キリストが出現してから2000年たった今、多くの人間がイエス・キリストの教えを無視するようになったので、人類は悲劇に直面しようとしている。これが、現在の世界の実相です。

死を恐れないのは信仰心のある人間か、悪魔に魂を売って死後も幸福に生きれると考える悪魔の手先です。しかし、死後、霊界で救われ、天国に入るのでなければ、死後の命の意味はない。霊界にも悪魔や悪霊がいて、この世の人間を惑わそうとしている。「にせキリストに警戒せよ」とイエス・キリストも言っている。信仰心のない心霊主義者は、死後に地獄に行く。悪魔の手先となった心霊主義者もいる。スピリチュアリズムに関心を持つだけでは無意味です。死後、天国に入らなければ、無意味なのです。だから、心霊主義に関心をもてば、必ず、聖書を研究する必要があります。

むしろ、聖書を読んでイエス・キリストの教えを信じた者こそ、死を恐れる必要がないのです。ただし、死後の霊界の存在を信じない牧師もおり、キリスト教会にも悪魔は入り込んでいる。まず、自分で聖書を読み、霊能力を高めることです。そうすれば、天から守護霊が来て守ってくれるのです・・・


2024年2月20日火曜日

病を治すには、聖書を読んで祈れ!

 
東京、国会

イエス・キリストは霊能力で、多くの病人を癒した。だから、彼は英語でヒーラーとも呼ばれている。しかし、霊能力や超能力で病人を癒した日本人も多い。また、イエス・キリストは弟子に自分と同じ霊的治癒力を与えたとされている。実際に、キリスト教の宣教師は、アフリカやアジア、南北アメリカなどの厳しい環境でも病に倒れることなくキリスト教を広めた。

日本でも、今でも祈禱師や宗教家、行者、超能力者と呼ばれる人が心霊治療や超能力治療を行っている例がある。新興宗教でも、霊的な治療を売りものにする例がある。

外国では、フィリピンやブラジルで心霊治療が行われている。インチキな例もあるが、信仰心のある本物の心霊治療家もいる。イギリスでは、故ハリー・エドワーズが心霊治療家として名高い。アメリカでも、医学の1つの分野として霊的な治療が研究されている。

日本では、明治以降、長南年恵、松下松蔵、塩谷信男、山崎敏子、高塚光などが良く知られている。ただし、海外の例とは異なり、キリスト教の霊ではなく、日本の神仏の霊から治癒力を得たとする例が大部分です。

要は、この世の外に霊界が存在し、霊界の霊が医師、治癒者、祈禱師、超能力者などと連絡、交信、憑依して、治癒力を与えるということです。その霊界で最大の霊が、イエス・キリストの神様だと考えられる。日本の神仏の霊、特に、弘法大師、空海の霊も治癒力が大きいが、密教や修験道では厳しい修行の果てに、そのような霊能力が得られるとしている。新興宗教では、神道系の霊に導かれる者も多いが、イエス・キリストの霊能力は認めている。キリスト教でも霊能力を得るには、禁欲的な生活と正しい信仰が求められる。

特に、一般人にとってイエス・キリストの霊を通して霊的な治癒力を得るのが、一番、現実的です。霊界と死後の世界を信じ、聖書を読んで正しい信仰を強めれば、誰でもイエス・キリストから霊的治癒力を与えられる。隣人愛から病人を愛し、健康を願うことで霊的治癒力が得られるのです。

このブログを読んで、聖書を読むようになり、祈りを実践すれば、霊界とつながり、治癒力が得られる可能性は高い。ただし、イエス・キリストの教えを正しく理解しなければならない。それは、「カネより神を選べ」ということです。カネの力より、神の力を信じるようにならなければならない。

そもそも、この世は霊界から生まれたのです。神様が霊界のエネルギーから物質世界を作ったのです。だから、霊的エネルギーはこの世(物質世界)のエネルギーに優先する。霊的エネルギーで肉体(物質)の病(不具合)も治せるのです。この理屈は他の宗教でも同じです。ただし、かつて純真な子供が、テレビでユリ・ゲラーのスプーン曲げを見て、自分たちでもスプーン曲げが出来るようになったように、心霊治療には純真な信仰心が必要です。大人の知恵で、「それは、非科学的だ」と言っているようでは、霊界のエネルギーは使えない。現在の文明は、霊の力を教えたイエス・キリストが出発点となったキリスト教が基盤です。霊を否定することは、現代文明も否定することになる。そして、聖書はあの世、霊界の存在を教えている。霊的エネルギーは存在するのです。

心霊治療ができる人は皆、霊の存在や、霊界の存在を信じている。しかし、人間の科学はまだ霊界や霊的エネルギーを認めるところまで進化していない。科学は物質世界には有効ですが、霊的問題、信仰の世界の問題には無力です。死後、霊界に入った多くの科学者は、自分たちの知識で凝り固まり、霊界が理解できないままでいる、と言われている。精神力は誰でも持っているが、その延長に霊能力がある。そのことを学ぶには聖書を読むべきです。

聖書を読み、「神様、私の病気を治して下さい」と祈るだけで、自分の病を治せる可能性があるのです・・・