2022年12月26日月曜日

心霊主義や超能力とキリスト教

 

心霊問題や超常現象に興味を持つ人も多い。しかし、世の中には、それを嫌う勢力もある。死後の霊魂の存在や霊界の存在を否定する人も多い。ただし、国民の約半数は霊魂の存在を信じており、特に、女性の4分の1は心霊現象を経験しているという。

歴史的には、日本の文化は古事記、日本書紀の時代から、霊的/神秘的なものが基本だった。しかし、明治維新以後の近代化によって、そのような問題は古い因習、時代遅れの迷信として軽視/蔑視されるようになった。それでも、幕末に仙人から超能力を与えられたという「寅吉」の物語は、「平田篤胤」による記録が残っており、今でも関心を持つ人は多い。

明治維新の頃には、神道や仏教の霊から霊感を受けた人間が金光教、黒住教、天理教などを打ち建てたが、天皇神道を国策とした明治政府は、天皇崇拝から外れた宗教、霊的運動は抑圧した。

例えば、幕末生まれの心霊治療家の「長南年恵」(1863-1907)は、当局から疑われ、新聞で叩かれた。東大助教授の「福来友吉」(1869-1952)の念力/念写実験なども、当時の学会の権威筋から反発を買い、福来は東大を追われた。明治以後、最大の霊能力を持った宗教家と言われる「出口王仁三郎」(1871-1948)の大本教は政府から徹底した弾圧を受けた。しかし、第二次大戦でアメリカに敗戦した政府/天皇家は一転して、アメリカ文化を積極的に導入し、宗教の自由を国策にし、アメリカの事実上の国教のキリスト教だけでなく、全ての宗教活動を容認し、戦後の日本は新宗教ブームとなった。その結果、天皇家は神道色を薄めて存続し、日本の伝統の仏教や神道も生き残り今日に至っている。

1970年代に超能力者の「ユリ・ゲラー(1946-)」が来日し、スプーン曲げをテレビで演じたことが戦後の大きな転換点になった。この影響で多くの子供たちが超能力を発揮するようになったが、この時は、サヨク系の朝日新聞傘下の週刊朝日が、子供たちのインチキぶりを暴き、ブームは一時後退した。ただし、工学博士の「政木和三」(1916-2002)や「猪俣修二」は科学的に超能力を認め研究を深めた。政木は、仏像の出現なども体験し、脳がシータ波状態になった時、人間にはスプーン曲げなどの超能力が生じることを発見した。また、霊感を得て湾岸戦争や昭和天皇の死亡につて正確な予言も行った。さらに、霊感を得て短時間で多くの特許を考案し、しかも、無料で社会に提供したので、神によって寿命を延ばしてもらえたと書いている。政木が霊感を得て作曲した曲は今もネットで公開されている。

そもそも超能力は人間の心から発するものであり、超能力者の心理状態に影響される。調子の悪いときの子供たちが、超能力を見せるように強要されると、大人の期待に応えようとして、インチキをやる場合もあるのは常識とすべきです。しかし、日本のサヨクも物質主義であり、戦前の権力筋と同様に心霊/超能力を嫌う。だから、週刊朝日は、心霊能力や超能力を全てインチキであるとして、今なら人権問題となるようなスプーン曲げ少年への攻撃を行った

ユリ・ゲラーも体調不良時には、好意的な立会人からエネルギーを得ようとしている。霊や超能力を疑う人間に監視されれば、超能力者も力を発揮できない。だから、心霊/超能力は、科学的実験には向かない。それでも、ユリ・ゲラーの能力は世界で認められ、アメリカの政府や軍は超能力を研究していた。中国やソ連でも、政府や軍がこの分野の研究を続けている。そして、ユリ・ゲラーは、超能力で油田や金鉱を発見し、巨額の富を得ている。彼の社会的成功が、スプーン曲げは真実であることを証明している。週刊朝日は、追い詰められてインチキをする無力なスプーン曲げ少年は攻撃できても、ユリ・ゲラーは攻撃できない。

また、阪神大震災時の社会党の村山首相や、東日本大震災のときの民主党の菅首相が、震災後に首相の座を追われたのは、物質主義的なサヨク勢力に対する「日本の神々」による警告だったとも思われる。サヨクは日本の伝統文化を否定し、中国やロシアのような強権国家を目指し、日本の伝統的な霊的文化を破壊するのを、「日本の神々」は恐れたものと解釈できる。

なお、1970年代にユリ・ゲラーが話題になったとき、後のオウム真理教や幸福の科学に影響を与えた「高橋信次」(1927-1976)がその霊能力で活躍していた。彼は電気事業の傍ら、地味な宗教活動しかせず、過激な行動はしなかったが、その霊能力は多くの関係者に影響を与えた。しかし、1995年のオウム真理教事件でメディアは、オカルト/心霊問題を自粛する。その影響で、当時、霊能力者としてテレビで人気のあった冝保愛子(1932-2003)が一時テレビから消えた。しかし、拝み屋や占いに頼る人々は減ることはなかった。冝保愛子の活躍は、多くの一般人から共感を得ており、その霊視力は高く評価されていた。また、立花隆が「臨死体験」の本を書いてから、霊的体験を大っぴらにする者が増えた。1970年代の週刊朝日による超能力潰しは、1990年代の宜保愛子の霊能力人気で過去のものとなったが、オウム真理教事件で20世紀の末には心霊系の番組は敬遠された。それでも、21世紀になってスピリチュアリズム・ブームとして再び霊的問題は脚光を浴びることになる。

現在では、元東大教授の矢作直樹(1956-)が死後の霊の存在を肯定しているが、その何十年も前に、東大医学部卒の医師、塩谷信男(1902-2008)が心霊主義を研究し、交霊会も行っていた。塩谷自身も「手かざし治療」を行っており、昭和天皇の皇后の治療も行っていた。そして、心霊主義に基づいて正心調息法をあみ出した。塩谷が著述を始めたのは90歳を超えてからであり、塩谷の心霊/超能力関係の主張には、さすがにサヨク系ジャーナリズムも沈黙するだけだった。

ヨーロッパでは、聖母マリアの出現が信じられており、その出現の地のフランスのルルドでは、聖水が湧き出し多くの病人を癒している。ただし、ヴァチカンは悪魔も奇跡を起こせるとして、奇跡の認定には伝統的に慎重な姿勢を取っている。イギリスでは心霊治療も公認されている。キリスト教自体が、本来、イエス・キリストの霊性に基礎を置いているのだから、欧米人には超常現象を許容する基盤がある。

そもそも、神道は日本人の霊的伝統に根ざすものであり、仏教の真言宗は超能力を持った空海が始めたものであり、念仏宗教も言霊の霊的力に基礎を置いており、日本人には霊性や超能力を信じる心がある。それを、エリート学者やサヨク系のジャーナリストは危険視する。彼らが信じる物質文明の基盤が、心霊主義などによって危機に瀕すると考えている。敗戦で国家神道として祭り上げられるのに懲りた天皇家も、霊的問題からは遠ざかっている。

現代の物質文明や科学では、まだ解明できないことがある。特に、精神や心と物質の関りは科学の埒外にある。西洋科学も宗教と精神、物理的現象の関係は解明できていない。

従って、霊的現象は素直に受け入れるべきであるが、霊界には神や天使だけでなく、悪霊や悪魔もいる。正しい信仰なくして、霊的問題に関わるのは危険だと言うことです。

なお、高橋信次はブッダの生まれ変わりであると主張し、政木和三は前世が日蓮であり、塩谷信男は老子だと主張していた。霊的問題の研究は、奥深く複雑です。また、チベット・ヨガの求道者の成瀬雅春は空中浮揚ができる超能力を得たとしている。物質的文明に埋没し、物欲に駆られる人間には理解できない世界が霊的、精神的世界にはあることを忘れるべきではない・・・

そして、2千年前に霊能力や超能力で人々を救い、神への信仰を教えたのがイエス・キリストであり、そのキリスト教を基盤として現代西洋科学も発展してきたのです。科学によって霊能力や超能力を否定するのは、むしろ、イエス・キリストの精神に反するのです。

(なお、「スプーン曲げは手品でもできるが、超能力/霊能力でも出来る」と考えるのが正しい・・・)


2022年12月19日月曜日

21世紀の大悲劇は、もう始まった・・・

 

                                                      富士山(関東平野から)

36年ぶりにアルゼンチンがW杯サッカーで優勝した。36年前とは、1986年です。

1986年には、当時ソ連に属していたウクライナでチェルノブイリ原発事故が発生した。そして、アメリカのスペースシャトルのチャレンジャー号が打ち上げ時に空中爆発し乗員全員が死亡した。しかし、アイスランドのレイキャビクで米国のレーガン大統領とソ連のゴルバチョフ書記長が会談し、核軍縮が大きく前進した。世界は、全面核戦争の恐怖から解放された。なお、この年にはハレー彗星が76年ぶりに地球に大接近していた。

前年の1985年には日本で日航ジャンボ機の御巣鷹山での墜落事故が生じ、1986年には山陰線の余部鉄橋からの列車墜落事故が発生していた。しかし、日本で国際科学技術博覧会(つくば'85)が開催され、日本はGDP世界第二位の繁栄に突っ走っていた。数年後のバブル崩壊、長期デフレ、21世紀初めのリーマンショックなどを通して、現在まで日本はその繁栄の余波にある。

1985/1986年から現在までの36年間は、ある意味で20世紀、又は、過去2千年の世紀末の嵐の前の静けさの時代だった。あるいは、世界大戦の恐怖から解放されていた時期だった。

ただし、この36年間には、日本ではバブル経済の崩壊、阪神大震災、オウム真理教によるテロ、長期デフレ、与野党逆転と再逆転、東日本大震災、そして、昭和、平成、令和と時代が変わり、2022年の安倍元首相の射殺によって、この時期が終焉した。

世界では、21世紀を前にダイアナ妃とマザー・テレサが1997年に死亡し、2001年には同時多発テロが生じ、その後、2005年にはヨハネ・パウロ2世が亡くなり、テロとの戦争状態に入ったが、ウォール・ストリート発の金融危機(リーマン・ショック)を経てオバマが黒人初の大統領となり、米国でリベラル派が勢いづいたが、2016年には白人至上主義のトランプが大統領となってアメリカの政治的分断は深まり、イギリスもEUから離脱し、グローバルな民主主義体制に陰りが出た。2022年には、ロシアがウクライナ侵攻を開始し、中国が台湾周辺で大規模演習を実施し、そして、第二次大戦後の平和の象徴のようなイギリスのエリザベス女王が老死し、1つの時代の終焉を告げた。

つまり、世界は36年前の米・ソによる核軍縮協定前の状態に戻ったと言える。

ウクライナ侵攻に失敗したロシアは戦術核を使う可能性があり、台湾進攻を狙う中国も戦術核を使う可能性がある。コロナ大感染もまだ終息せず、世界は本当の世紀末の危機の時代に入ったと考えられる。この36年間は、嵐の前の静けさだったことになる。

既に、19世紀の半ばから聖母マリアがファチマなど各地に出現して、この危機について警告しており、日本の心霊研究家の塩谷信男政木和三も現代物質文明の終焉が21世紀に初めに来ると予言していた。

聖母マリアの警告などによれば、現在のフランシスコ法王が最後のローマ法王になる可能性が高く、この世界的悲劇の中でイエス・キリストが再臨するとされている。

戦後、20世紀の後半に活躍した政木和三は、2002年に死亡し、塩谷信男も同年から寝たきり状態になり、数年後に死亡した。ファチマの奇跡の当事者のルチアも、平和活動で世界を飛び回っていたユハネ・パウロ2世と同じく2005年に死亡した。そして、2022年にはエリザベス女王が死亡し、第二次大戦後の平和な時代は完全に終わったことを象徴している。

特に、発明家でもあった政木は現代物質文明を批判し、ガソリン・エンジンが異常気象の元凶だと述べており、21世紀から250年で人類の人口は百分の1に減少し、現代物質文明が崩壊すると予言していた。超能力の研究から心霊現象の研究に取り組み、スプーン曲げから、物質出現までを事実として経験した工学博士の政木が得た霊感は今でも参考になる。

他方、105歳まで生きた内科医の塩谷は(100歳以降は寝たきりになったが)、21世紀には地軸の位置が変わって極地が熱帯になり、熱帯が極地になると予言している。人類の文明が堕落・腐敗した結果だとしている。塩谷は戦前から心霊治療に関心を持ち、独自の健康法を編み出し、90歳代(1990年代)にはゴルフでエイジ・シュータとなったり、多くの著作を為した。そして、健康法と共に世界平和を実現するための、正心調息法を広めた。正心調息法で平和を祈りながら、健康を促進すれば、百歳まで生きれると医学博士の塩谷は述べている。(塩谷は昭和天皇の皇后を私的に治療したこともある名医だった。)

現在の日本にもさまざまな霊能者や心霊研究者がいるが、政木と塩谷を超える者はいない。政木は塩谷はその霊能力によって経済的利益や名声を求めず、真理の追究を行った人です。彼らが活躍したあとには、もはや、世界と日本に警告を与える霊能者はいない。両者が共に警告しているように、世界は歴史的悲劇の入り口に立ったと考えるべきです。(政木と塩谷の著作は、たいていの図書館に置いてある。)

日本と日本人は、第三次世界大戦、異常気象と自然災害、世界経済の大混乱などに備えるべきです。そのためには、聖書を読んで唯一の絶対神の教えを学ぶべきです。仏教徒も神道の信者も、「宗教の枠を超えて」聖書を読むべきなのです・・・


2022年12月13日火曜日

「時代の終わり」に突き進む世界・・・

 
富士山(関東平野から)

ウクライナ侵攻は今年、2月に始まって以来10カ月になった。両軍の死者の合計は、それぞれ10万人近く、総計20万人が戦死したとされる。また、600万人以上のウクライナ人が難民になったと言われている。また、2千人以上のウクライナ難民が日本に居住している。

この戦争の影響で、世界的なエネルギー危機、食糧危機が生じ、欧米では数十年ぶりのインフレが生じている。日本も、さまざまな料金の値上げが続いている。しかし、まだこの戦況の先は見えない。また、世界的なコロナ大感染も終息の見通しがたたない。しかし、世界はカタールのサッカーW杯で盛り上がっている。この状況は、2023年には収まり、再び世界はコロナ以前、ウクライナ戦争以前の平和な状況に戻るとの希望的観測もある。

しかし、この状況は、「時代の終わり」を意味すると考えるべきです。この時代とは、狭義の意味では第二次大戦以後の平和な時代です。広義の意味では、イエス・キリスト誕生以来の2千年を意味します。

19世紀の半ば(日本の明治維新の前)から、聖母マリアの幻、又は、霊がヨーロッパを中心に世界に現れ、人類に警告を発してきた。特に、第一次大戦末期の1917年にポルトガルのファチマに出現した聖母マリアは、第二次大戦などを予言していた。そして、その後のガラバンダル(スペイン)やメジュゴリエ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)などにも出現し、「人類の堕落が進んだので、もはや神様は人類を守らない」との警告が出された。他に、現フランシスコ法皇が最後の法皇になるとの予言もある。

また、聖書では「世の終わり」には、「にせキリスト」が現れ、自然にも異変が生じると書かれている。さらに、怪しげな指導者が現れて戦争が勃発すると書もかれている。トランプやプーチン、習近平さらに、故安倍元首相なども、これに該当するかも知れない。

このような警告を考えれば、ウクライナ戦争は第三次世界大戦につながり、コロナに続く新たなパンデミックが発生し、さらに、異常気象や地震、津波が生じる可能性もある。ニュートンが18世紀に予言したように、「世の終わりが2060年頃に始まる」可能性もある。

また、2002年頃まで活躍していた心霊研究者の塩谷信男や政木和三なども、21世紀の世界の破滅を予言していた。今世紀中に人類の文明に大規模な悲劇が生じる可能性は大きい。

日本は、第三次世界大戦に備えて平和活動を強化し、防災活動を強め、「カネ」崇拝の物質文明を反省し、もっとスピリチュアルな生き方をすべきです。そして、聖書を読んで「神様の教え」を学んで実践すべきです。

悪魔が支配する世の中であることを認識し、悪魔の小道具のカネを捨て、「神を愛し、貧しい隣人を愛する」ことが求められているのです。まさに、この2千年は「カネ」を基盤とする文明であり、人類は物質文明を発展させると同時に、腐敗・堕落の途を進んで来たのです。「富裕層」や「エリート」は悪魔に魂を売り、死後は地獄に落ちる生き方を選んだのです。

しかし、21世紀の悲劇の中でキリストが再び姿を現し、人類は絶滅を免れると聖書に予言されている。ただし、世界の人口は250年間で100分の1に減少し、現在のレベルにまで復活するには、1万年はかかるとの予言もある。21世紀は歴史的な転換点なのです。

ただし、人間は死後、その魂は霊界に入り、貧乏人は天国に入り、金持ちは地獄に行くと言うのがイエス・キリストの教えです。つまり、この世の貧しく不幸な人々は、今世紀の悲劇を恐れることはないのです。逆に言うと、カネや地位のために悪魔に魂を売った富裕増やエリートは今世紀中に滅ぼされるとも考えられる。

従って、聖書を読んで神様の教えを理解し、塩谷信男や政木和三の本を読んで霊的な理解を深めておくべきです・・・



2022年12月7日水曜日

聖母マリアが、クロアチアを勝たせた!

 

W杯で日本は、PK戦でクロアチアに敗れた。

明らかに、クロアチアは霊界からの支援を得ていた。聖母マリアが出現するバルカン半島のメジュゴリエ村は、国としてはボスニア・ヘルツェゴビナにあるが、メジュゴリエ村の住民の大部分はクロアチア人です。多くのクロアチア人が聖母マリアに勝利を祈っていたと思われる。聖母マリアの威力が、日本の霊性に勝ったと言える。これでは、PK戦での敗北もやむを得ない。

クロアチアは前回のW杯でも、霊界からの聖母マリアの支援を得て準優勝している。危険なロシアに近いクロアチアを聖母マリアが助けているなら、日本の霊界の守護霊たちは、それに従うしかないと思われる・・・

メジュゴリエの聖母マリアの出現は、1917年のポルトガルのファチマや、1960年代のスペインのガラバンダルでの聖母マリアの出現に次いで、第三次世界大戦の勃発を警告しています。また、秋田の女子修道会でも聖母マリアが出現しています。

世紀末の予言は、今も続いています。21世紀に入っても、人類の大悲劇の予言は有効です。実際に、ロシアがウクライナを侵攻し、中国は台湾周辺で大軍事演習をしています。第三次世界大戦が近づいており、サッカーどころではないのが世界の現状です。しかし、霊界の聖母マリア様などは、W杯をするなら、戦地のウクライナに近いクロアチアを助けることにしたのでしょう。日本の霊界の守護霊も、霊界の主である神様の威力には従わざるを得ないのです。

日本人も聖書をよく読んで、ファチマからメジュゴリエに至る聖母マリアの出現における、マリアの警告をよく考えるべきです。世界のサッカー強国は、ほとんどがキリスト教国であり、彼らは皆、神様や聖母マリアに祈っているのです。

特に、ブラジルは、心霊主義も盛んな国であり、スピリチュアルな文化的背景があり、霊性や霊感が強く意識され、働いているはずです。サッカーは偶然性の強い、霊感が働くゲームです。聖書をよく読んで、日本人は霊性/霊感を高めるべきです・・・


2022年12月3日土曜日

W杯でも、日本の霊性が重要・・・「スピリチュアル・ジャパン」!

 

サッカーのW杯で、日本(男子)チームが活躍している。しかし、2011年の女子W杯では、日本の女子サッカー・チーム(なでしこ)が優勝し、その後、2年間ぐらいは世界No.1の位置にあった。

当時は、東日本大震災の直後であり、このニュースは日本国民に驚きをもって迎えられ、また、被災者には勇気を与えた。当時の東京都知事の石原慎太郎も感激していた。つまり、11年前には、それまで誰も注目しなかった日本の女子サッカー・チームが、ある意味で驚きの世界一になり、日本人と世界を驚かせた。

この年は、世界に恐怖をもたらした9/11テロの首謀者のオサマ・ビンラディンが、米軍の特殊部隊によってパキスタンの隠れ家で殺害された年でもあり、2001年以来のテロとの戦争も一区切りがついた年でもあった。また、福島原発事故の復旧は手付かずの状態だったが、日本の女子サッカーがW杯で優勝し、震災ショックの重い雰囲気の中に生きていた日本人に明るい話題を提供した。

霊的には、「テロの犠牲者の魂」が霊界からアメリカ政府を導いて、テロの首謀者を捕捉させたものとも考えられる。また、「東日本大震災の犠牲者の霊」が、霊界から日本人を励ますために、女子W杯で日本チームを助けたと考えられる。

戦争でもスポーツでも、人間の行いには霊感が隠れたパワーとなる。日常でも、守護霊や指導霊によって守られていると考える人もいる。つまり、戦争でもスポーツでも、民族やチームの守護霊が協力し、事態の収拾や良い結果をもたらすと考えられる。そして、霊界から助けを得るには、人間側の信仰、心がけ、感謝の念、先祖などへの崇敬が重要な必要条件となる。2011年には、アメリカの大統領は平和主義者の黒人のオバマであり、日本人は被災者に対しては皆、深く同情し、自然の脅威への理解を深めた。それが、霊からの助けを呼び込むきっかけになったと思われる。このような背景で、2011年に日本の女子チームはW杯で優勝し、日本人と世界を驚かせたたのです。霊的には、優勝するべき理由があったのです。

今年の男子のW杯の開催は、まだコロナ感染が続き、ウクライナで戦争が勃発し、進行する時期に当たる。本来なら、サッカーなどやっている場合ではないのです。日本人が、世界のパンデミックの収束を祈り、ウクライナの平和を祈って、戦争被害者を助け、ウクライナ市民を温かく迎えるなら、霊界から日本代表チームへの助けが得られると考えられる。

チーム・ゲームのサッカーでは、そのチーム全体の霊性が鍵になる。実際に、紙一重のプレイやパフォーマンスで日本チームは、ドイツやスペインという過去の優勝国に勝ち、決勝戦に向かって進んでいる。日本チームの場合は、「日本の霊性」が十分に働けば、選手にも霊感が働いて、奇跡のような動きや、試合運びが出来るはずです。

ファンが日本からカタールに声援や勝利祈願、念力などを送れば、それなりの効果はあるだろうが、それはどこの国のチームでも同じです。日本代表チームが、さらに、決勝まで進むには特別な助けを霊界から得なければならない。

サッカーは偶然性の強いゲームであり、ハプニングで得点/失点することも多い。霊界からの霊的な力が働いたとしか思えない場合も多い。日本がスペイン戦で、決勝ゴールを奪えたのも、三苫選手の折り返しの前のボールの位置が、ライン上で数mmだけピッチに入っていたとビデオ判定で確認され、有効とされたからです。これには、霊的な助けがあったというしかない。人間のカンや計算でできることではない。このスペイン戦の勝利で日本はグループ総当たり戦を1位で突破できた。

欧米のチームには、キリスト教の霊が働いて、そのチームを助ける。中米の貧しい小国であるカトリック教のコスタリカは、その守護霊の助けで日本チームに勝ったと言える。しかし、かつて中南米を植民地にしたカトリックのスペインの霊性や、プライドの高いプロステタントのドイツの霊性よりも、謙虚な日本の霊性の方が強かったと考えられる。日本の霊性は、仏教でも神道でもキリスト教でも日本人の全ての信仰の基礎となるものです。この日本の霊性は、日本人のさまざまな美徳の基礎となるものであり、世界に誇るべき真の日本の文化的遺産と言うべきものです。パンデミックや戦争、異常気象は欧米主導の今の物質文明の欠陥によって発生したと考えられる(中国もこの物質文明に洗脳されている)。だからこそ、自然と共生していた縄文時代に遡る日本の霊性が重要になる。この日本の霊性は、キリスト教世界の心霊主義(スピリチュアリズム)に相当する

W杯で、日本の霊性に守られた日本代表チームが勝ち進めば、世界は日本の霊性(自然・祖先の崇拝と平和主義)を見直し、学び、自分たちの霊性に基づく物質文明を反省するきっかけとなる。「サムライ・ジャパン」ではなく、「スピリチュアル・ジャパン」を掲げて戦えば、日本チームは「日本固有の霊界」からの助けを得て、満足の行く試合をすることができて、決勝戦まで進めると思われる・・・

なでしこジャパンのようなW杯の優勝はできなくても、日本の霊性を発揮して、日本から声援をカタールに送り、世界を感動させよう!!



2022年11月28日月曜日

宗教や学問は、悪霊には無力! 霊的信仰が大事・・・

 
晩秋の鉄塔と鳥

霊は存在する。イエス・キリストも霊の存在を前提として説教をしている。

(勿論、死後の世界も存在する。このような霊的問題が聖書の本質なのです。)

しかし、霊には悪霊と善霊がある。悪霊は悪魔の支配下にあり、善良は神様の支配下にある。人を苦しめるのは悪霊です。人間を破壊しようとする悪魔は、悪霊を使って人間を苦しめる。

霊があるから、人間には心がある。心の発生源は「霊」なのです。霊は「魂」という形で人間の生命に入り、「心」を生み出す。

従って、肉体の死後、「心」は魂に戻り、霊となって死後の世界(霊界)に入り、霊界で人間は霊となって生きる。

つまり、人間の基本は霊ですが、人間の心にはさまざまな霊が入り込む。天使の霊が入れば、人間は聖者となるが、悪霊が入れば悪魔のような悪人となる。つまり、人間はその心の中に入り込んだ霊によって支配される。悪霊も善霊も人の心に出入りするものと考えられる。

その霊について、イエス・キリストは次のように言っている。
マタイの福音書 12章
43 汚れた霊が人から出て行って、水のない地をさまよいながら休み場を捜しますが、見つかりません。
44 そこで、『出て来た自分の家に帰ろう』と言って、帰って見ると、家はあいていて、掃除してきちんとかたづいていました。
45 そこで、出かけて行って、自分よりも悪いほかの霊を七つ連れて来て、みな入り込んでそこに住みつくのです。そうなると、その人の後の状態は、初めよりもさらに悪くなります。邪悪なこの時代もまた、そういうことになるのです。
悪霊に取りつかれた人間から、除霊や悪魔祓いで悪霊を追い出しても、悪霊は再び戻って来るということです。また、学問を積んで知識や人格を高めても、悪霊の侵入は防げない。そして、悪霊は他の仲間を連れてくる。

宗教や心霊の知識、さまざまな学問で、心を浄め、精神性を高めでも、やはり、悪霊は入り込む。そして、悪霊は多くの仲間を連れてきて、その人の霊的状態はさらに悪化する。

悪魔に支配された世の中では、このような現象が生じる。宗教や学問で精神性を高めたエリートが世の中を指導しても、彼らの心の中には、さらに多くの悪霊が入り込む。従って、世の中は良くならない・・・

実際、若いころは宗教や学問を熱心に研究し、期待を持たれた若者も、やがて、多くの悪霊を心に抱えるようになり、最後は、悪魔の代理人となる、という例が多い。例えば、若いころは貧しい生活に耐えて、宗教や学問を追求し、新宗教の教祖や教授となっても、年を取ると特権的な地位や高額の報酬に溺れて、心の中に悪魔を呼び込む人間は多い。肩書や地位を信用するな、ということです。

生きて霊界を見て来たスエーデンボルグなどの著述を読めば、多くの宗教家や学者、有名人が地獄に落ちていると言う。

判断基準は、「貧富」です。立派な宗教家も学者も富裕な生活をしている。しかし、イエス・キリストは「金持ちは地獄に落ちる」と述べている。宗教家でも、学者でも同じことです。「金持ちの宗教家や学者も地獄に落ちる」のです。

聖書は、本来、霊的な教えを述べたものです。霊的観点から、キリスト教を学ぶ必要があります。
1.人の死後は、その心は霊界で「霊」として生き続ける。
2.人は生きている間は、その心を支配する霊による影響を受けている。
3.霊には悪霊と善霊がある。
4.悪霊は人間を破壊しようとし、善霊は人を救う。
5.神様に祈ることで、悪霊を追い出し、善霊を取り込むことができる。

これが、イエス・キリストの神学なのです。

つまり、苦しいときは聖書を読んで神様に祈り、悪霊を追い出し、善霊を取り込むことです。

善霊の最高の霊は、神様の霊(聖霊)ですが、その次はイエス・キリストの霊、聖母マリアの霊でしょう。日本の神道の神や、仏教の菩薩などの霊も善霊ですが、世界の危機の時代には、世界宗教のキリスト教の霊が一番有効なのです・・・

2022年11月25日金曜日

2022年は劇的な年!

 
富士山

今年は、西暦2022年ですが、このような年は千年に一度しかない。

つまり、1011年、2022年、3033年しかない。

もしくは、1111年、2222年、3333年しかない。

西暦とは、イエス・キリストの生誕(西暦1年)からの年数です。ただし、本当のイエス・キリストの誕生年は、紀元前4年だという説もあります。

1011年頃は、ヨーロッパで東ローマ帝国の最盛期となり、また、十字軍が始まった。イスラム世界ではトルコ系のイスラム王朝が勢力を伸ばし、インドのイスラム化も始まり、中国では北宋の経済的発展が続き、日本では平安時代で摂関政治の全盛となる。この頃までは、インド、中国、ヨーロッパで世界のGDPは3等分されていた。

しかし、その後の千年間でインドと中国のGDPの世界比率は減少し、ヨーロッパとアメリカが世界の主流となり、21世紀に向けて日本のGDPはインドや中国を抜き、欧米と肩を並べる。日本がアメリカに次いで世界第二位のGDPを誇ったのは、20世紀の後半から21世紀の始めまでの短い期間だったことになる。

西暦1年=>「インド・中国・ヨーロッパの時代」=>1011年

1011年=>「ヨーロッパの繁栄」=>「アメリカの繁栄」=>「日本の繁栄」=>2022年

これが、物質文明について見た過去の2千年の世界の歴史です。2005年頃(ローマ法王の崩御)には、完全に世紀末となり、この時代(過去2千年)の最後を飾ったのは、「日本の繁栄(GDPで世界No.2)」だった。

1011年には特に劇的なことが起こった訳ではないが(12世紀後半の十字軍につながるヨーロッパでのキリスト教の普及を除いて)、2022年には劇的なことが生じている。つまり、「コロナ大感染の継続」、「ロシアのウクライナ侵攻」、「中国の台湾周辺の大軍事演習」、「習近平の主席三選」、「安倍元首相の射殺」、「トランプの再出馬宣言」、「エリザベス女王の死亡」、「イギリスでインド系の首相が誕生」です。

これは、21世紀中に第三次世界大戦が生じ、世界が大きく変わる前触れのように思われる。

また、まだ2022年は終わっていない。W杯サッカーでも劇的なことが生じるかも知れない。例えば、日本チームは決勝に進出する可能性もある。

いずれにしても、2011年の東日本大震災のように、「千年に一度」の劇的な現象が生じてもおかしくない。

その劇的な現象が、第三次世界大戦につながる出来事になる可能性も高い。日本人にできることは、現在の腐敗・堕落した物質文明を放棄し、もっと霊性の高い文明に向かって世界を主導することです。日本独自の霊性が、その助けとなる。

その日本の霊性と、世界宗教のキリスト教の霊性を結びつけることが日本人のやるべきことです。そのためにも、日本人は聖書を読んでイエス・キリストの教えを学ぶべきです・・・


2022年11月21日月曜日

サッカーのW杯と神様の警告・・・

 

まもなく、サッカーのW杯が始まる。しかし、世界では、コロナ大感染はまだ収束せず、ウクライナ戦争も続いている。ただ、娯楽スポーツとして騒いでいる人々に警告が出されてもおかしくない。聖書でも、ただ「飲み、食い、歌い、踊る」人への警告が書かれている。
コリントの信徒への手紙一
第 10 章
5 しかし、彼らの中の大多数は、神のみこころにかなわなかったので、荒野で滅ぼされてしまった。
6 これらの出来事は、わたしたちに対する警告であって、彼らが悪をむさぼったように、わたしたちも悪をむさぼることのないためなのである。
7 だから、彼らの中のある者たちのように、偶像礼拝者になってはならない。すなわち、「民は座して飲み食いをし、また立って踊り戯れた」と書いてある。
8 また、ある者たちがしたように、わたしたちは不品行をしてはならない。不品行をしたため倒された者が、一日に二万三千人もあった。
9 また、ある者たちがしたように、わたしたちは主を試みてはならない。主を試みた者は、へびに殺された。
10 また、ある者たちがつぶやいたように、つぶやいてはならない。つぶやいた者は、「死の使」に滅ぼされた。
11 これらの事が彼らに起ったのは、他に対する警告としてであって、それが書かれたのは、世の終りに臨んでいるわたしたちに対する訓戒のためである。
「神の御心にかなわない者」は、荒野で滅ぼされる。「偶像崇拝」も禁じられている。「不品行」をすれば、神様に滅ぼされる。「神様をこころみれば」、へびに殺される。意味もなく「つぶやいてはならない」。つぶやけば、死の使いに滅ぼされる。キリスト教の神様も旧約聖書の神様のように厳しい。

ただし、2011年の東日本大震災の時に、女子サッカーのW杯で優勝し、世界チャンピオンとなった日本の「なでしこチーム」のように、日本人を勇気づける場合もある。

2022年の今回は、コロナのパンデミックやウクライナ戦争で落ち込む世界に、勇気を与えるようなチームが優勝してもらいたいものです。

日本人の監督に率いられた日本チームは、日本らしさや日本人の美点を世界に示し、世界にアピールするような試合をすべきです。

しかし、世界のチームのほとんどは、キリスト教の神様に祈って、天の力を味方にしようとしている。日本チームも、天の力を味方にできるだけのフェアー・プレイで戦ってもらいたいものです・・・

(ドイツ戦の結果から良く学べば、日本はスペインやコスタリカには優位に戦えるでしょう・・・)


2022年11月18日金曜日

この世の貧しさが、あの世で天国に入れる資格になる・・・

 

21世紀に生じる第三次世界大戦などの悲劇に対抗するには、死生観、人生観、世界観、宗教観を変える必要があります。

カネや富を崇拝するのではなく、「清貧」を尊ぶ生き方に変えるべきです。そして、この世とあの世はつながっていることを意識することです。

しかし、まず第一に、この世は悪魔の支配下にあるということを知るべきです。悪魔は人間の欲望を刺激し、カネのためなら悪を受け入れるようにさせます。そして、最後には悪魔に魂を売ってでも物質的な富、幸福、成功を得ようとさせます。つまり、貧しい隣人、不幸な人々を無視するようにさせるのです。最悪の場合、悪魔は人々に悪を求めさせ、憎しみになじませ、神の敵となるように導きます。

だから、富裕層、エリート、成功者や幸福な人間は、本気で世の中を改善を望んでいません。彼らは、死後も神様の愛と光に背を向け、地獄の暗闇に入っていくのです。

この世とあの世はつながっており、この世で悪魔に従って富を得た者は、あの世でも悪魔が支配する地獄に進んで入っていくのです。彼らは、最後には神様によって滅ぼされます。これが第二の死であり、完全な死なのです。しかし、貧しい者、弱き者、小さき者、不幸な者、いじめられている者、迫害されている者、正義を求めて悪と戦った者、神様を愛する者は、全て死後、神様の光と愛を求めて天国に入るのです。

つまり、この世で悪魔に魂を売らずに貧しい生活を送った者は、あの世で神様の光と愛に導かれて天国に入っていきます。彼らにとって、この世の死は、あの世での天国での幸福な生活への出発点を意味するのです。この世での不幸は、あの世で幸福を得る資格になるのです。

従って、物質文明の発展によって、悪魔に魂を売って富を得るようになった人間を罰しようとする神様の気持ちをなだめるためには、悪魔と手を切って、清貧の生活をする必要があります。多くの日本人が、清貧生活の必要性に気付き、清貧を実践するようになれば、日本は第三次世界大戦で大きな被害を受けずに済み、また、地震や津波からも救われるはずです。

この世で清貧、あの世で天国、という教えを信じれば、日本は救われることになるのです。

ただし、狡猾な悪魔はさまざまな有名人、宗教人、霊能者などを使って、この正しい教えを妨害します。とにかく、富裕層、エリート、成功者は悪魔の手先だということを忘れないことです。無名の清貧に生きる信仰者、修行者だけが信用できるのです。

21世紀は、キリスト生誕以来2千年の総決算です。物質文明に惑わされて悪魔に魂を売って、富と幸福を求める人間に対する神様の怒りの現れです。だからこそ、正しいイエス・キリストの教えに従って清貧の生活をする必要があるのです。

全ての宗教は、唯一絶対の神の下にあります。仏教も神道も、この万物の創造主である唯一絶対の神の下にあります。スピリチュアリズムや心霊主義も、唯一絶対の神の下にあります。全ての宗教の霊も、唯一絶対の神の下にあります。そして、イエス・キリストの教えが、唯一絶対の神に直接つながる教えなのです(ただし、今のキリスト教は、本当のイエス・キリストの教えとはずれている)。そして、この唯一絶対の神は、人間の貧しさを愛されるのです。それを、明言したのがイエス・キリストなのです。金持ちの教祖は、インチキなのです。この世の富を約束する霊は、悪霊なのです。

つまり、自分がかかわる宗教とは別に、聖書を学ぶことによって、唯一絶対の神に近づくことができるのです。そして、この世の貧しさが、あの世で天国に入れる資格になるのです。

私たちの価値観は、「カネや富」を崇めるのではなく、「清貧」を最高のものとする価値観に変える必要があるのです。そうすれば、神様は今世紀の悲劇から日本人を守って下さるでしょう・・・


2022年11月16日水曜日

現在は、歴史的な時代・・・

 

20世紀の世紀末は、1990年前後から始まった。西暦2000年をはさんだこの30年を振り返ってみよう。我々は歴史的な時代に生きているのです・・・

90年代の世界では、クェートに侵攻するイラクと、それに対抗する米軍主導の多国籍軍による湾岸戦争、ソ連の崩壊による戦後の米ソの冷戦体制の終焉が主な出来事であった。70年代に終焉したベトナム戦争以来のアメリカの本格的な戦争行為だった。戦後の平和になれた日本にとって、警告を与えるものだった。

日本は昭和天皇の崩御によって、過去の戦争の時代の記憶から脱するかのように、ハイテクブームに乗って平成時代に入ったが、行き過ぎたバブル経済の崩壊によって長いデフレ時代に突入した。1995年には阪神大震災とオウム真理教によるテロ事件によって、戦後50年間、平和と繁栄を謳歌してきた日本に警報が出された。アメリカとの間ですら、GDPで世界第二位となり、アメリカに次ぐ経済大国となった日本は、アメリカに警戒されて経済・金融摩擦を強める。冷戦後のターゲットを日本に据えたアメリカと日本が摩擦を繰り返す中で中国は、日米やEUの対中国優遇政策によって経済を延ばし、ソ連崩壊後のロシアは経済・政治の欧米化を目指すように見えた。今から見れば、90年代は嵐の前の静けさだった。

2000年代は、イスラム過激派によるアメリカ本土への9.11テロによって幕が明けた。米国はテロとの戦争を宣言し、世界は一気に緊張し、ヨーロッパでもテロが多発した。その後、ウォールストリート発の金融危機が世界を襲い、その反動でオバマが米国発の黒人大統領となった。日本でも強欲資本主義への反発から自民党が政権を失った。テロとの戦争が沈静化する中で、世界はリベラル化に向かうかのように思われた。中国は北京オリンピックを成功させ、ロシアも政治・経済で民主化を強めるように見えた。テロ、金融危機、そして、リベラル化の波の中で21世紀は幕開けした。

2010年代になって、イスラム過激派のリーダーのオサマ・ビンラディンが米軍によって射殺され平和が訪れるかに見えたが、GDPで日本を抜いた中国は、覇権的姿勢を強め、人権無視の強権国家の姿勢を露にし始めた。ロシアもプーチン大統領が軍国化を目指し、ウクライナのクリミア半島を軍事併合した。アメリカは、オバマに対する反動から白人優占主義のトランプが大統領になり、英国はEUからの離脱を模索し始め、社会の分断が進んだ。日本も、東日本大震災と福島原発事故によって、国民の危機意識が高まり、自民党が再び政権を奪った。一度は、リベラル化するかに見えた世界は、日本も含めて保守的な方向に舵を取り始めた。

2020年代の現在になると、香港の民主勢力を圧殺し、強権を露骨に示す中国や、ウクライナに軍事侵攻するロシアに対する警戒が欧米・日本を覆うようになった。しかし、EUを離脱した英国や、2020年にバイデンには敗戦したが、2024年の再選を目指すトランプの動きが目立つアメリカなど、まだ、世界は民主主義的資本主義の改良・推進体制が固まっていないように見える。特に2022年は、戦後70年にわたって君臨したエリザベス女王の老齢による死亡、再復活を目指す安倍元首相の射殺などが生じ、コロナ感染もまだ完全終息せず、不安な新時代の幕開けが印象付けられた。

1990年代から見れば、世界は欧米主導の民主主義国家と中国・ロシアの強権国家との対立が鮮明になった。イスラム過激派と欧米民主主義国家の対立は、2021年の米軍のアフガニスタン撤退によって終息したかに見えるが、イスラム諸国の民主化は不完全に終わった。今後、G7国家と中国・ロシアの対立は深まるものと予測され、イスラエルやサウジアラビアとイランの対立も深まり、第三次世界大戦の可能性が高まっている。

この流れの中で日本の核武装化も叫ばれるようになったが、日本はあくまで平和国家としてのスタンスを守るべきです。第三次世界大戦は避けられないとしても、日本は平和を模索する姿勢を変えるべきではない。

この第三次世界大戦は、イエス・キリスト生誕以来、2千年の人類の歴史を裁くものであり、自然を破壊し、物欲にかられて信仰心を忘れた人類に対する神の裁きとしての性格がある。日本でも、塩谷信男、政木和三などのまともな心霊研究家も今世紀の悲劇を警告して来た。

結論は、聖書を読んで世界平和を祈ることが、今世紀の日本人に求められることです・・・

2022年11月13日日曜日

今世紀の最悪のシナリオ・・・

 

今世紀には、第三次世界大戦が生じる。日本人は、今からそれに備えるべきです。最悪のシナリオを想定してみよう。

ウクライナ戦争で、ウクライナの反撃に合って国内の信頼を失ったプーチンは体制挽回のために戦術核兵器を使う。これで、ロシア軍はウクライナの支配に成功するが、NATOはロシアとの核戦争を覚悟し、ロシアとG7、ECの対立は続く。アメリカもロシアとの核戦争を覚悟する。

そして、中国が台湾に武力侵攻を開始し、アメリカや日本と交戦状態に入る。同時に北朝鮮も韓国と武力衝突する。世界経済は混乱し、東アジアの緊張は一気に高まる。中国と北朝鮮は戦術核兵器を使用し、アメリカも核兵器で対抗する。

やがて、中国から再び感染症が発生し、新たなパンデミックが世界を襲う。ほとんど同時に異常気候の影響が世界で生じ、世界の食料事情が悪化する。日本でも東南海大津波などの危機が襲う。

この混乱の中でNATOとロシア軍は核戦争に突入する。アメリカとロシアも核攻撃の応酬を行い、ヨーロッパと北米大陸の主要部は破壊される。中東でもサウジアラビアとイランが武力衝突し、イスラエルも巻き込まれる。アメリカもロシアもこの新たな中東戦争に介入し、イスラエル周辺で大規模な軍事衝突が生じる。中東から日本への石油の供給は停止する。

中国は台湾攻撃に失敗し、国内は分裂状態になる。チベットやウィグルは独立に動く。北朝鮮は米韓軍に占領される。ロシアもNATO軍に占領される。中国とロシアの強権国家は瓦解する。しかし、核戦争の犠牲はヨーロッパ、アメリカ、台湾、中国で大きく、復興の目途も立たない。世界経済はほぼ完全に麻痺する。日本は辛うじてアメリカとの関係によって破滅を免れるが、朝鮮半島や台湾海峡への参戦を求められる。

そして、異常気象・自然災害によって人類の文明は危機を迎える。このような混乱の中で21世紀は終わる。22世紀を迎える頃には、世界の人口は半減する。世界は新たな国連を設立して、文明復興を開始する。

これが、19世紀以来、聖母マリアの霊が世界各地に出現して発した警告の実現です。腐敗・堕落した世界の物質文明が瓦解することになる。神様はそのような人類の文明の破滅を救わない。悪魔に魂を売って来た人間に対する罰です。

このような最悪の事態に備えるには、日本は平和活動を強化すること。新エネルギーの国内開発を勧めること。食料の自給体制を促進すること。万能ワクチンを開発すること。東南海大津波や首都直下型地震に備えて防災体制を強化すること。そして、何よりも国民が聖書を読んで神様への信仰を持つことです。

22世紀からは、もっと精神性、霊性を重視した新たな文明の構築に向けて人類は復興生活を始めることになる。悪魔の象徴のカネは使われなくなる。世界は1つの統一国家となる。そして、何世紀もかけて人類の文明は復活を果たす・・・

ただし、神様が21世紀中に人類の歴史に介入し(イエス・キリストの再臨などで)、人類の受ける被害が軽減される可能性はある。いずれにしても、今世紀中に大きな試練が人類を襲うことは間違いないと思われる・・・

100年後を見据えて、今の文化、経済、生活を根本的に見直すべきときです。

2022年11月10日木曜日

学校では教えない大事なこと・・・

 
富士山

学校では教えない大事なことがある。親も新聞も、NHKも教えない大事なことがある。

それは、「1.身体が死んでも、心と意識は霊となって生き続ける」ということ。そして、「2. この世は悪魔が支配している」ということ。ただし、「3. 神様は悪魔に勝つ」ということです。

この世で肉体が死んでも、「魂」は死なない。従って、「精神」は死なない。だから、「心」は生き続ける。魂は、精神と心と共に肉体を離れ霊界に入る。そもそも、魂は霊界で生まれ、肉体に入って人間ができる。肉体の死によって、魂は本来の世界に戻るだけです。だから、死を恐れることはない。

ただし、人間はモノに執着する。自分の人生、肉体に執着する。そのようなものを失うことに恐怖を感じる。特に、金持ちはこの世の生にこだわる。実際、この世で生きている間は、悪魔に魂を売ってでも金持ちになろうとする。そして、この世は悪魔に支配されることになる。

善行ばかりしていると、カネ持ちにはなれないような世の中になっている。正義ばかり求めると、カネ持ちにはなれないような世の中になっている。必要悪を認めないと、カネ持ちにはなれないような世の中になっている。悪を認めない人間は、この世では成功しないようになっている。つまり、この世は悪魔の支配下にある。この世で幸福になる人間は、神によって祝福された者以外は、悪魔の忠実な手下となった人間です。

しかし、悪人が全てを支配できるわけではない。邪悪な人間が永遠に栄えるわけではない。神様が必要に応じて、天使を送って善人を助けるようになっている。だから、今の世の中では、人権、社会正義が認められるようになっている。どんな悪の独裁体制の組織でも、善人を抹殺することはできないようになっている。

そして、善人や信仰者は、死後、霊界から天国に入る。カネのために悪魔に魂を売った人間は、自ら地獄の暗闇に入っていく。これが、この世とあの世の真実です。

他人に親切にし、善行を行い、神様を愛することが、人間に求められているのです。そして、「神は貧乏人を愛する」ということに気が付くべきです。貧乏人は、悪魔に魂を売ってカネ持ちにならなかった人々です。だから、貧乏人を愛することを求められているのです。それは、死後、霊界から天国に入るためです。

この世と、あの世は、貧富の問題によってつながっており、この世の貧乏人のみが、あの世の天国に入れるのです。

これが、学校や親、社会が教えない真実です・・・

問題は、牧師や神父、僧侶でも、この真理を理解していない人間が多いと言うことです。それを承知の上で、教会や寺院に通うことは悪いことではありません。


2022年11月7日月曜日

「人間の心には、死はない」という真理・・・

 
富士山

人は、死後も意識は継続する。人の心は霊となって、霊界に入る。従って、身体は死んでも、心は死なない。これが、生と死の真実です。

つまり、死を恐れる必要もなく、死は苦しいことでもなく、死は悲しむべきことでもない。これが、宗教や修行の結論なのです。これが悟りなのです。単純なことだったのです。死後も精神、心、意識は継続し、霊界で人は生き続けるのです。

ただし、死後の世界の存在を信じても、神の存在を信じない人間もいる。この世で幸福な人生をおくり、あの世でも幸福になれると信じる人間もいる。このような人間は、悪魔の影響を受けているのです。それに対して、正しい霊の知識を与えようとしたのがイエス・キリストなのです。

心霊主義、スピリチュアリズムについて多くの人が発言しています。また、霊能者や拝み屋と言われる人もいます。また、最先端の科学者の中にも、量子物理学と関連させて、霊的問題を研究している学者がいます。その結論は、この世の物質界は、霊界から生じたものだということです。だから、最先端の現代科学でも、この宇宙の成り立ち自体を解明することもできません。この大宇宙は、霊界のエネルギーが物質化して発生したものなのです。霊能力者は、この物質界に今でも浸透する霊的エネルギーに感応しているのです。超電子回路ともいうべき人間の脳の中で、霊的エネルギーによって心が生じ、心は霊界につながることがあるから、霊能者はそのような能力を示すことができるのです。宗教的な修行とは、この脳の働きをコントロールして、霊的エネルギーと結びつくことなのです。そのような脳の働きは霊魂と言うべきものであり、そこから心と自意識が生じるのです。そして、身体の死によって、霊魂は純粋な霊的エネルギーとなって脳から解放され、霊界に入っていくのです。

ただし、この世で生きている間に、精神が霊界とつながる人もいます。その代表が、18世紀のニュートンと同世代のスエーデン人のスエーデンボルグです。彼は、イエス・キリストの霊によって、この世に生きたまま霊界に入ることを許されたと述べています。現代の心霊主義もスピリチュアリズムも、スエーデンボルグの経験、著述に沿ったものとなっています。しかし、そのスエーデンボルグを指導したのはイエス・キリストの霊なのです。だから、スエーデンボルグは霊界をキリスト教の観点から見ることになったのです。

スエーデンボルグによれば、霊界には神様や天使ばかりでなく、悪魔や悪霊がいる。そして、悪魔や悪霊は人間に敵意をもっており、人間を奴隷化し、地獄に引き込み、破壊しようとしている、ということです。だから、生きている人間が霊界につながろうとすると、さまざまな邪霊、悪霊、悪魔から影響を受ける。霊能者にも、悪魔に支配された人間がいる、ということになるのです。イエス・キリストの教えと関係なく、心霊問題に関心を持つのは危険なことなのです。

それでも、生と死について正しい知識を持つのは重要です。聖書を通して霊問題に関心を持つのが正しい方法なのです。「イエス・キリストの信者は死ねば、天国に入る」というのは、おとぎ話ではなく、真実なのです。ただし、仏教徒でも無神論者でも、死ねば霊界に入ります。その中でも善良な人間は、同じく天国に入ることができるのです。宗教には関係なく、善良な人間は死後に天国に入れるのです。

逆に言えば、邪悪な人間、神様を憎む人間、愛と善よりも憎悪と悪を好む人間は、自ら地獄に入っていくのです。そして、善悪の判断は、貧富によって決定されます。善良な人間は、カネ持ちにはなれないのです。悪魔に魂を売ってまで金持ちになろうとはしないのが、善良な人間なのです。

今世紀中には、宗教観や死生観の変更が求められます。物質文明は今世紀中に大きな悲劇を迎えます。しかし、「人間の心には、死はない」という真理を理解することで、新たな霊的な文明を構築できるのです。

22世紀には、「人間の心には、死はない」という真理が常識になり、物質エネルギーではなく、霊的エネルギーに基づいた文明が始まるでしょう・・・


2022年11月5日土曜日

21世紀は、人類にとって悲劇的な危機の世紀!! 聖書を読んで、備えよ!

 

大事なことなので、何度でも書く。21世紀は、人類にとって悲劇的な危機の世紀になる。

20世紀も二度の大戦や、米ソの冷戦、ベトナム戦争、中東戦争などで世界は大きな危機を経験したが、21世紀にはもっと大きな危機が生じる。

イエス・キリストの誕生以来、2千年たって、人類が試されようとしている。19世紀の半ば以降、日本も含めて人類が英国発の産業革命の恩恵を受けて急速に物質文明を発展させてきたが、それと同時に聖母マリアが世界各地で出現し、来るべき人類の危機について警告を発するようになった。

19世紀の半ば以降、フランスのラサレット、ルルドやポルトガルのファチマ、スペインのガラバンダル、バルカン半島のメジュゴリエ、日本の秋田聖母マリアの霊が出現し、人類の危機について警告を発した。

また、日本の昭和・平成時代の著名な霊能力研究家である阪大の工学博士の政木和三や、東大医学部卒業の内科医の塩谷信男も、21世紀の初めから世界の危機が始まると予言していた。

そして、18世紀の科学者のニュートンは聖書を研究して、世の終わりは2060年以降に始まると予測し、同じ時代のスエーデンの霊能者のスエーデンボルグも、18世紀には既に霊界で最後の審判が行われ、21世紀ころには人間界で最後の審判が始まると予言している。

要するに、イエス・キリストがこの世で神の教えを伝えたのに、2千年たっても人類は神の教えに忠実に従っていないので、神様は人間を守らずに試練に合わせることにしたということです。

従って、今世紀には第三次世界大戦が生じ、異常気象の大きな影響が生じるということです。

現在のロシアによるウクライナ侵攻や、中国による台湾の武力統合の動きなども第三次世界大戦につながる可能性は高い。また、コロナ大感染のような、新たなパンデミックが生じる可能性は大きい。さらに、日本では東南海大津波などの自然災害が心配される。もはや、危機は避けられないように思える。何億人もの人間が世界で失われる可能性もある。

この被害を最小限に抑えるには、日本は世界平和にできる限り努力することであり、日本人は聖書を読んで神様の教えを理解することです。

神様の教えとは、イエス・キリストによれば「富を捨てて、貧しく生きろ」ということです。富やカネを得るためには、人間はどんな悪でも受け入れるようになり、最後にはその魂を悪魔に売るようになる。だから、神様は「富を捨てて、貧しく生きろ」と言われるのです。ただし、この世で貧しく生きた者は、死後は天国に入ることができると、イエス・キリストは教えているのです。

「人は、神と富に兼ね仕えることはできない。神に従うか、富と言う名の悪魔に従うか、いずれかだ」とイエス・キリストは述べておられるのです・・・

富に支えられ、悪魔が支配する現在の物質文明は21世紀中に滅ぼされ、霊的な信仰に基づく清貧の精神文明がその後を継ぐと考えられる。しかし、汚染された地球が自然を回復するには、何世紀もかかると思われる・・・

日本人は、皆、覚悟するべきときなのです・・・



2022年11月2日水曜日

「貧乏の勧め」が、キリスト教の本質!!

 


人は死後も、その魂は存在する。これが、基本です。

ただし、霊界で誰もが幸福に生きれるわけではない。ここで、善悪の問題が生じる。つまり、善人は死んで霊界の天国にはいることができるが、悪人は地獄に落ちる。これが、重要な点です。

善人とは、神の教えを聞いて、それを守る者のことです。悪人とは、悪魔や悪霊と結びついた者です。そして、神の教えとは、「神を全力で愛し、隣人を自分と同じように愛せ」ということです。

しかし、「自分は神を愛し、隣人を愛している」と言っても、それを証明するものはありません。だから、インチキ宗教家が現れるのです。

具体的には、神は貧乏人を愛しているということです。従って、神を愛するとは、貧乏人を愛するということであり、貧しい隣人よりも金持ちであってはならないということです。つまり、貧しいことが神を愛しており、隣人を愛しているということです。

だから、神の子のイエス・キリストは、「貧乏人は天国に入れるが、金持ちは地獄に落ちる」と言われたのです。しかし、悪魔は人間の欲望を刺激し、金持ちになるためなら、悪魔に魂を売ろうとさせるのです。そして、世の中自体が悪魔の支配下におかれ、誰もがカネと富を求めています。世の中の富裕層、エリートの頂点には悪魔がいるのです。人々は、カネを神のように崇めているのです。人々は、問題を解決するのに、神に頼るのではなく、カネに頼っているのです。世の中は、カネを崇める悪魔教という宗教に支配されているのです。

実際、イエス・キリストは、「人は神と富とに兼ね仕えることはできない」と言われています。神の教えに従って貧しい生活をする者は、天国に入ることができ、悪魔に従ってカネと富を求める者は、地獄に落ちるということです。つまり、貧乏人であると同時に金持ちであることはできないのです。天国に入る者と、地獄に落ちる者は完全に分断されるのです。

この教えによれば、富裕増、エリート、社会の成功者、競争の勝利者、幸福な人間は、すべて、富裕であり、金持ちであり、全て地獄に落ちることになるのです。

逆に、低所得者、下積みの人間、社会で失敗した人、敗残者、不幸な人間は、全て金銭的に貧しく、天国に受け容れられることになるのです。

もちろん、富裕層・エリートの中にも親切な人間や善良な人間もいますが、その心の底では本当に神を愛しているのか、どうかが霊界でチェックされます。自分を犠牲にしてでも貧しい隣人を助けたのかどうかが問われます。また、貧しい人間の中にも、不親切な人間や、悪人もいます。彼らの信仰心も霊界でチェックされます。そして、本当に神を愛し、隣人を愛する貧しい人間だけが、天国で受け入れられるわけです。(臨死体験で人が見る霊界は、まだ、このチェックが行われる前の段階の霊界です。それでも、霊界にはこの世では見られない光、色彩に溢れています・・・)

この世の生活の後には死後の世界があり、死後の世界は、天国と地獄に別れるというのが真実なのです。そして、天国に入れば永遠に幸福に生きることができ、地獄に落ちれば、やがて神様によって悪魔と共に抹殺されるのです。

これが、イエス・キリストの教えに基づく神学なのです。

「貧乏の勧め」が、キリスト教の本質なのです・・・


2022年10月27日木曜日

本当の世紀末が始まった。ただし、その世紀末とは、イエス・キリスト出現以来の2千年間の終わりという意味

 

20世紀の世紀末は、1990年に始まった。

1989年の1月には昭和天皇が崩御し、昭和戦後の終焉を告げた。1989年の6月には中国で天安門事件が生じ、そして、1990年にベトナム戦争以来の米軍の本格軍事作戦となるペルシャ湾岸戦争が始まり、1991年に共産党独裁のソ連が崩壊した。戦後の冷戦が事実上、終わった。中国は共産党の独裁体制のまま市場経済に突き進み、ロシアはソ連崩壊の混乱の中で民主的体制と市場化を目指した。世界は、欧米・日本が主導する民主主義的資本主義体制の繁栄に覆われるかに見えた。

しかし、GDPでアメリカに次ぐ世界第二位となって、1990年のバブル崩壊後も繁栄を続ける日本に警告を告げたのは、1995年の阪神大震災と同年のオウム真理教事件だった。戦後50年の節目の年に、自然災害の潜在的危機とカルト宗教の危険性が日本に告げられた。1997年には、英国王室のダイアナ妃が不審な自動車事故で死亡し、同年には人道活動で世界から称賛されていたマザー・テレサも病死した。そして、1999年にはアメリカのクリントン大統領が不倫を責められる中で、同じく民主党の期待を浴びていたケネディJrが飛行機事故死した。20世紀の夢は終わり、1990年代の後半には、世紀末の闇が欧米・日本にも広がって来た。

そして、人類が21世紀を迎えると、直ちに同時多発テロがニューヨークとワシントンで生じ、アメリカはテロとの戦争に突入した。平和に1990年代を切り抜けた人類も、2001年の9月11日以降、テロに脅える時代に入った。その後、ロンドン、パリ、マドリード、ジャワ島、ムンバイなどでイスラム過激派などのテロが2000年代に続発する。

2004年のクリスマスの翌日には、近年最大規模のスマトラ沖大津波が発生し、2005年には、時代の変わり目を象徴するように、1978年からカトリック法皇の地位にあったヨハネ・パウロ2世が死亡した。ちなみに、1917年の聖母マリアの警告を受けた修道女ルチアも2005年に死亡し、聖書の「世の終わり」が想起された。

2000年代には米国ウォール・ストリート発の金融危機が生じ、米国ではITバブル崩壊、エネルギー産業の破綻とあいまって混迷が深まり、強欲資本主義への批判が強まったが、黒人初の大統領のオバマが登場し事態は沈静化した。この時期、中国は欧米との協調姿勢を見せて経済を拡大させ、ロシアも欧米・日本と協調して、民主化を促進した。日本もリーマン・ショックの影響でリベラルの野党が選挙で政権を奪った。世界は平和・リベラル化の方向に進むように見えた。

しかし、2010年代になって世界の雰囲気は一転する。日本では、2011年に東日本大震災と福島原発事故が発生した。中国は、2008年の北京オリンピック以降、GDPで日本を抜いたが、四川地震に襲われ、また、その覇権主義的姿勢によってアメリカとの摩擦が強まった。ロシアはウクライナのクリミア半島を武力併合し、欧米・日本の民主主義とは対立するようになった。アメリカは、オバマの後任に白人優先主義のトランプが大統領になって国内の分断が広まった。英国はEUからの離脱を模索するようになり、国内外に混乱が生じた。

そして、2020年代になって、香港の民主主義勢力やウイグル族を弾圧した中国発のコロナ大感染が世界を襲い、英国はEUを離脱し、ロシアは本格的にウクライナに侵攻し、世界はエネルギー価格の上昇などによってインフレに襲われている。英国では、70年間元首の地位にあったエリザエス女王が老衰死し、ジョンソン首相の後任をめぐって混乱が続いている。中国では、習近平の独裁が強化され、台湾への軍事侵攻も国家目標に掲げた。プーチンも軍事独裁を強め、核戦争も辞さない姿勢を示す。トランプの後任のバイデン大統領は第三次世界大戦・核戦争を懸念する発言を発している。米国の2024年の大統領選挙は不透明感が増している・・・

中国・ロシアの独裁体制の国と、欧米日本の民主主義の国々との対立は深まっている。21世紀の中盤に向かって、世界の異常季候は加速し、政治状況は不透明度を増し、聖母マリアの予言の「時の終わり」の時代になったと思われる。第二次大戦後の平和と繁栄の時代は終わったと考えるべき。2020年になって本当の世紀末が始まったと言える。ただし、その世紀末とは、イエス・キリスト出現以来の2千年間の終わりという意味です。

日本が助かるには、国民が聖書を読んで神様の教えに立ち返り、「時の終わり」の悲劇を少しでも緩和してもらえるように、神様に祈るしかない。

異常季候による大混乱や、第三次大戦の大悲劇は近い・・・


2022年10月23日日曜日

「時の終わり」の時代の始まり・・・

 
富士山

昭和天皇は1989年になくなり、1990年から世紀末が始まり、今日の2022年まで30年に渡って世紀末が続いている。これが、正しい歴史認識です・・・

日本経済は、1990年からバブルの崩壊とデフレの時代に入った。しかし、日本のGDPが世界第二位の時代は2010年まで続いた。その間を通じて、現在まで日本の賃金は上昇せず社会の停滞は続いている。その原因は、企業が近視眼的・利己的に低賃金の中国に生産拠点を移し、国内労働者も低賃金に抑えて国際競争力を確保し、内部留保を高めようとしたことにある。この企業のマインドは今も続いており、結果として中国の無軌道な経済発展をもたらし、日本では、国民軽視の風潮の中で毎年3万人近い自殺者を出していた。日本はある意味で異常な状態の中での繁栄であり、国内の貧富の差は広がり、デフレより問題の多い少子化・高齢化の社会になった。ただし、日本は国際的には日米同盟の下で平和を享受している。ある意味で豊かな社会の停滞状態だった。昭和の戦後体制は、貧乏人を幸福にしなかったが、日本の平和な文化は守られた。

国際的には2008年のリーマン・ショックでアメリカの資本主義・金融体制が揺らぎ、アメリカは史上初の黒人大統領のオバマを選出し、事態の収集を図った。しかし、米国内の分裂は続き、2016年の白人優先主義のトランプが大統領に選出された。トランプは一期の政権だったが、政治力は保持し続け2024年の米国大統領選が注目されている。日本では2009年にリベラルな民主党が自民党から政権を奪ったが、2012年には再度、自民党に政権が戻り、民主党は信任を失い、瓦解した。その間に中国は拡大した経済をテコに、覇権主義を明確にし出した。

この間、日本社会に大きな影響を与えたのは1995年の阪神大震災とオウム真理教テロ事件だった。戦後50年の繁栄の最中に、日本が地震国であるということを思い出させ、また、カルト宗教の危険性を示し、社会の闇を提示した。2011年には東日本大震災で日本列島の脆弱性が再認識され、2022年には安倍元首相の銃殺でカルト宗教の問題が未解決であることが明らかになった。日本の自然環境も精神文化も、一皮むけば危機状態が続いていることが明らかになった。

1990年代には、昭和の戦後に活躍した芸人・作家・有名人などが次、次に死亡し、昭和・戦後の文化の終焉を思わせた。この意味で最後の昭和・戦後の文化人ともいうべき石原慎太郎が2022年に病死したことは、まさに、時代の終わりを象徴している。コロナ禍の中で他の昭和の芸人・有名人も死亡している。

21世紀はアメリカの同時多発テロで始まり、アメリカはテロとの戦争に突入し、日本も自衛隊のイラク派遣などで、戦後の非戦路線を修整した。また、北朝鮮による日本人拉致も明らかにされ、日本の安全保障意識に大きな影響を与えた。テロとの戦争でアフガニスタンに侵攻した米軍が、アフガニスタンから完全撤収したのは2021年だった。その間、2014年にクリミヤを武力併合したロシアは、2022年には本格的にウクライナに侵攻する。また、中国はアメリカ要人の台湾訪問に反発し、大規模な軍事演習を行い、香港や台湾をめぐって米中間の緊張は高まっている。20世紀末には第三次世界大戦は生じなかったが、2022年のウクライナ戦争は、第三次世界大戦に繋がる可能性は高い。

また、21世紀に入って温暖化に伴う異常気象が世界的で多発した。日本では2011年の東日本大震災で福島第一原発事故が生じ、エネルギー問題が浮き彫りにされた。しかし、2022年のウクライナ戦争に伴う、ロシアからの世界へのガス・石油の供給が滞り、原子力の見直しも起こっている。電気自動車の普及とは別に、電力源の問題はまだ解決されていない。21世紀の新エネルギーは、まだ開発されていない。

世紀末は、このように1990年から2020年まで30年間続いた。この間は、日本では昭和戦後体制の延長の期間であり、世界はアメリカ主導の戦後体制の時代であった。欧米・日本の人々は資本主義・民主主義の繁栄を享受したが、中国・ロシアの独体制国家は経済力や核戦力に基づく覇権主義を鮮明にするようになった。

そして、2022年は「時代の終わり」の始まりを象徴する事件が頻発している。まだ引き続いてコロナ感染の脅威が残り、ロシアは軍事大国思想に復帰し、中国は覇権主義を明確にし、イギリスのエリザベス女王は老衰死し、英国政治は混乱し、日本はカルト宗教などの闇の勢力や企業の利己主義の問題を解決できず、アメリカは国内分裂を憂えるバイデン大統領の再選が危ぶまれている。

英国の18世紀の科学者ニュートンは、聖書の研究から2060年に「世の終わり」が始まると予言した。聖母マリアも19世紀の半ばからルルド、ファチマなどに出現し「時の終わりの悲劇」は避けられないと警告し。日本の秋田の女子修道会にも出現した。スエーデンの18世紀の霊能者のスエーデンボルグも、21世紀ころには人類に「最後の審判」が下ると、霊界情報を発している

要するに、人類は物質文明を高度に発展させたが、精神・霊魂の問題を軽んじ、その社会は金銭崇拝(悪魔崇拝)で汚染され、物欲にまみれて堕落し、もはや、神様は人間を見捨てるということです。つまり、21世紀の人類の悲劇は避けられない。

これは、2008年に105歳で亡くなった霊能力研究家・医師の塩谷信男の予言とも一致する。また、同じく2002年に86歳で亡くなった霊能力研究家・工学博士の政木和三も、人類は21世紀から250年間で人口が百分の1になり、現在のレベルに戻るには1万年かかると述べていた。

これは、悪魔が主導する現在の物質文明から、イエス・キリストの精神に基づく霊的な文明に移行する過渡期が始まったということを意味する。イエス・キリストの出現以来2千年たって、人類の歴史は本格的な、霊的革命期に入ろうとしていると考えるべきなのです。

日本人も聖書を読み、全ての宗教の上に唯一の絶対神がいることを理解し、2千年に1度の新時代に備えるべきです。そして、各個人は神様、イエス・キリスト、聖母マリアにすがって、世界が悲劇から救われるように祈るべきです・・・


2022年10月21日金曜日

「苦労して重荷を背負っている者は、みんな私のもとへ来なさい。あなたたちに休息を与えよう」


マタイによる福音書(新約聖書)、11章28節、11章28節
「苦労して重荷を背負っている者は、みんな私のもとへ来なさい。あなたたちに休息を与えよう」
イエス・キリストは苦労の多い貧乏人を救うために、この世に来られた。それを、象徴するのがこのイエスの言葉です。

多くの人が、聖書を読んで救われたが、その中でも印象的なのが宮沢賢治(1896-1933)です。彼の「雨にも負けず、風にも負けず」の詩は知り合いの斎藤宗次郎というクリスチャンをモデルにしたものだと言われている。

「雨にも負けず、風にも負けず・・・
日照りの時は涙を流し、寒さの夏はオロオロし・・・
みんなに「でくのうぼう」と言われ・・・
そういうものに私はなりたい」


斎藤宗次郎は、教師だったが、日露戦争の時に内村鑑三に影響されて、不戦論を唱えて教職を追われ、新聞配達をしていたが、やがて、東京に出て内村鑑三の死に立ち会っている、

これは、富裕層・エリートと正反対の、隣人愛に生きる謙虚な人間の立場を明確にしたものです。

宮沢賢治が初めて東京に来た時、「霧雨のニコライ堂の屋根ばかり なつかしきものはあらざらず」という句を読んでいる。宮沢賢治は、ロシア教会にも関心があった。

また、法華経に親しんだ宮沢賢治には、霊能力があったと言われている。ある時、小さな悪霊が、賢治の乗ったトラックを崖から落とそうとしたのを見たと書いている。悪霊の他にも動物や植物の妖精も見えたと書いていて、幽霊など恐ろしくなくなったとも書いている。

霊能者であり、法華経やキリスト教に親しんだ賢治は複雑な人間だった。また、花巻の通りを太鼓を叩きながら、お題目を唱えて歩いたこともあるという奇行の人物でもあった。今の時代に生きていれば。新興宗教の教祖になったかも知れない人物だった。

しかし、賢治の思想は「みんなが幸福にならなければ、自分も幸福にならない」というものだった。そして、宗教については、「いま宗教は気休めと宣伝 地獄」と書いている。それでも、賢治は、教会組織ではなく、イエス・キリストの教えを信じ、理解していたように見える。

新興宗教に救いを求める前に、宮沢賢治の本でも読んで、この世のカネにまみれた価値観から離れた世界を知るのが、魂の休息になると思われる・・・

(参考:仏教霊界通信―賢治とスウェーデンボルグの夢 - 春風社、瀬上正仁著)

2022年10月19日水曜日

愛する人がいれば、人間は自殺など考えない・・・

 


聖書の言葉で今、重要なのは次のものです。

「求めよ、そうすれば、与えられるであろう。
探せ、そうすれば、見いだすであろう。
門を叩け、そうすれば、あけてもらえるであろう。」
<マタイによる福音書 第7章7節>

ただし、神様を信頼する必要があります。

人生に絶望する人は多い。しかし、その時にどうすべきかを分かっている人は少ない。
それに対する答えが、この言葉です。

絶望した時に、神様に救いを求めることです。そうすれば、何らかの解決方法を与えてくるれるものです。

芸術家にも絶望する人がいますが、信仰心のある芸術家は神様に祈ってインスピレーション(霊感)を与えられ、それを表現して作品を完成させることもあります。

ちなみ、「雨にも負けず、風にも負けず」の詩で有名な宮沢賢治も、聖書や法華経を読んでいたといいます。特に、この詩は知り合いのクリスチャンをモデルにしたものだと言われています。宮沢賢治も、街中を太鼓を叩きながら大声で念仏を唱えて歩いたこともあるという、熱心な行者のような人物でした。彼の作品も、神仏から霊感を得て書かれたと思われます。

絶望した時には、神様に「救いの霊感」を与えてくれるように願うことです。

2千年のキリスト教の歴史で、多くの信者が神様に救いを求めて祈って、救われてきたのです。だから、今日までキリスト教は続いて来たのです。これが、新興宗教と区別される点です・・・

他人を思いやり、愛する精神に基づく「雨にも負けず、風にも負けず」の詩は、自分のことではなく、他人を思いやることで、自分も生きる希望を得ることができるのを教えている詩です。

特に、愛する人がいれば、人間は自殺など考えないものです。
神様を全力で愛し、次に、自分と同じように隣人を愛せよ、というのがイエス・キリストの教えです。


2022年10月17日月曜日

悪魔がこの世を支配している・・・

悪魔がこの世を支配している。だから、世の中は良くならない。

悪魔はカネで人々を洗脳する。カネを得るために、人々は悪を受け入れるようになる。百万円、千万円、1億円と金額が大きくなるほど、人々は大きな悪を受け入れるようになる。だから、どこまで経済が拡大しても悪の世界はなくならない。

「たった一度の人生だから、どんな手段を取ってもカネと富を得ろ!」と悪魔は囁く。そして、人は魂を悪魔に売ってでも、カネと富を得ようとする。自分が得たカネと富を守るためなら、どんな悪でも受け入れるようになる。これが、悪魔の支配する世界の実態です。

カネと富を獲得し。守り、さらに拡大するために、人は他人、特に、貧乏な人々に対する同情心を捨て、不親切になり、他人の不幸を喜ぶようになり、他人を利用するか、排斥しようとする。これが資本主義社会の悪と呼ばれるものです。

しかし、貧しい人々を組織し、その組織のリーダーになり、権力を握ろうとする者が善だと言うわけでもない。そのような組織は独裁的な体制を目指し、人々から自由を奪い、組織のトップに従う者だけを優遇する。そして、政敵には冷酷に振る舞う。特に、宗教的自由を抑圧する。

つまり、この世のどのような体制・組織においても、そのトップの上に悪魔がいる。だから、どのような体制・組織でも、自分の良心に従って善行を実行すれば、敵視され、追放される。悪魔の支配に反する者は、敵視され、追放される。

社会が悪魔に支配されていれば、神の教えに従う者は、社会から追放される。現実的には、貧乏な生活を強いられる。しかし、逆に神様は貧しき者を愛される。なぜなら、貧しさとは、悪魔に従っていないことを意味するからです。

イエス・キリストの教えによれば、この世でのエリート、富裕層、成功者、幸福な人間は全て死後、地獄に行く。悪魔に魂を売って富と幸福を得た者は、死後、霊界で神様の光と愛に耐えられずに、自ら地獄の闇の中に入っていく。そして、地獄では悪魔の支配を受け、苦しめられ、最後には神様によって悪魔と共に滅ぼされる。

しかし、この世で善行を行い、貧乏人・弱者に親切であった者は死後、天国に受け容れられ、永遠の命を与えられる。

生死と善悪の問題は。このように密接につながっている。死後の世界は存在するが、死後、天国に入れなければ、死後の世界の存在も無意味なのです。

善行を行い、貧乏人・弱者を愛し、他人に親切な人間は、悪魔が支配するこの世では、カネ持ちにはなれないし、幸福にもなれない。ただし、死後は、天国で受け入れられ、永遠の命を得る。これが、イエス・キリストの述べた福音なのです・・・

宗教とは人を救うものです。そして、究極的な救いとは、死後、天国に入ることです。従って、「神様を信じていれば、この世でどんなに苦労しても死後は。天国に入れる」というのが、全ての宗教に共通の教えであるべきなのです。当然、宗教団体もその幹部も貧乏であるべきなのです。

しかし、宗教団体には悪魔が入り込み、信者を洗脳するのが普通です。特に、この世の権力と結びついた宗教は危険です。悪魔を神だと教えて、悪魔を崇拝させている宗教団体には用注意!

2022年10月12日水曜日

日本の伝統の清貧生活は、キリストの教えでも天国への条件になる・・・

 

21世紀は、人類にとって試練の世紀となる。

イエス・キリストの誕生から21世紀までは、2千年、ユダヤ教/キリスト教/イスラム教の出発点のアブラハムからイエス・キリストの誕生までは2千年。アブラハムの故郷、メソポタミアのウルが建設されてからアブラハムの誕生までが2千年。この歴史の流れから、21世紀に人類に決定的な出来事が生じても問題ではないのです。

キリスト・ユダヤ教を基礎とする現在の物質文明は紀元前4000年、つまり、6千年前から始まったと考えられる。また、ギザのピラミッドは4500年前に造られたとされている。

(なお、日本での最古の人間の遺跡は、島根県出雲市多伎町砂原に立地する中期旧石器時代(12万年前)の遺跡です。また、現在の人類の遺伝上の祖先のミトコンドリアのイブは16万年前にアフリカに出現したとされている。アフリカから4万年かけて人類は日本列島に到達したことになる。他方、天皇家は古代中国の秦帝国の方士、徐福(紀元前210年に日本到達)の子孫と考えられるから、天皇家は縄文時代以前の日本の伝統とは無関係・・・)

実際、さまざまな警告がこの世紀に対して出されている。古いものではローマ法王に関するマラキの予言、スエーデンボルグの警告、ニュートンの予言、そして、19世紀の中頃からの聖母マリアの警告などがある。日本でも、心霊関係の研究者・経験者の塩谷信男(1902-2008)、政木和三(1916-2002)の警告などがある。また、20世紀の著名な数学者の岡潔(1901-1978)も戦後にさまざまな著作で警告を発している。

岡潔は、第二次世界大戦後の日本の精神的荒廃、安易なアメリカ文化の導入、伝統的な日本の霊性を破壊する軽薄な戦後の商業主義に警鐘をならしていた。そして、日本人が伝統的な霊性を取り戻すには100年かかるとした。1945年の終戦から100年だから、2045年頃まで日本人は混乱の中で生きることになる。特に現憲法の前文は悪文だと批評した。

しかし、最大の予言は聖書の終末予言です。堕落した人類に対して神様が最後の審判を下し、人類を見捨てるが、その時にイエス・キリストが再臨し、信者を救うというものです。ただし、その時期は明らかにされていない。そして、聖母マリアが19世紀の半ば以降、世界に出現し「もう主(神様)の忍耐は限界に達した」と述べている。それが、ルルド、ファティマ、ガラバンダール。メジュゴリエ、日本の秋田などでのマリアの出現です。

聖母マリアが警告のための出現を始めた19世紀の末から20世紀の始め、第一次世界大戦までは心霊ブームが欧米・日本で生じていた。日本では、幕末から第二次大戦前、そして、戦後の現在まで延々と続いている。日本の霊能力者は日本の仏教の霊、神道の神々と結びつくことが多いが、仏教と神道の霊界の上に唯一の絶対神を認めるのが正しいと思われる。

つまり、人は死ねばその魂は、さまざまな宗教に従って霊界で生きるが、霊界の最高の支配者は、唯一の絶対神であると考えるのが正しい。縄文時代の日本人は、そのような霊性を持っていたが、その後の神道、仏教の影響を受けて日本人の宗教性は複雑になった。しかも、戦後はキリスト教を理解しないまま欧米の物質文明に同化して、安易な物質主義に溺れるようになった。そして、日本の心霊主義者なども世紀末の警告を発するようになった。そして、岡潔などの文化人も警告を発するようになった。しかし、この時代の流れは、世界史的に見れば、キリスト教・聖母マリアの「時代の終わり」の警告に従っていると考えるのが正しい。

この意味で2022年は、今世紀の悲劇の時代の始まりだとも言える。コロナ、ウクライナ戦争、中国と台湾の緊張化などは、今世紀の悲劇の前兆だと考えられる。さらに、異常季候と地震・津波の多発も今世紀に入ってから続いている。政木和三の予言のように、今後250年間で人類の人口が百分の一になる可能性もある。塩谷は地軸の移動なども心配している。岡潔は、日本人は早く商業主義を脱して、日本の霊性を取り戻せと述べている。

日本の神道や仏教系の霊能者の中には、厳しい修行をして霊と交信できるようになった者もいる。しかし、キリスト教の聖書を読んで霊性を高めれば、聖母マリアの警告も理解できるようになり、イエス・キリストの教えによって救われるようになる。また、治癒力を与えられる場合もある。全ての宗教の上に、聖書の霊性・絶対神が存在すると考えれば、宗教にかかわらず聖書を読むべきです。そもそも、現在の日本の憲法は、アメリカのキリスト教的民主主義を基礎にしている。現憲法と聖書は密接な関係があるのです。

今世紀の試練に備えて、日本人は伝統的にも正しい死生観を持つべきです。人間の魂は死後も霊界で存続し、神の教えに従う者は天国に入って永遠に生きるのです。ただし、物質主義に毒された富裕層やエリートは地獄に落ちる。日本の伝統の清貧の生活をする者は、キリストの教えでも天国に入ることができるのです・・・・

2022年10月10日月曜日

日本が世界の主流の一神教文明のリ-ダ-になるには、大統領制が必要・・・

 

2020年は横浜港でのプリンセス・ダイアモンド内のコロナ感染から始まった。このコロナは2022年の今でも続いている。歴史的観点から、コロナを振り返るべき時かも知れない。

プリンセス・ダイアモンドという船名は、ダイアモンドという名の王女という意味で、豊かさと高貴さを象徴していた。それと結びつくのはエリザベス女王と安倍晋三だが、二人とも2022年の夏に急死した。エリザベス女王と安倍晋三を象徴する船名のクルーザーから、日本でコロナが広まったことは象徴的だった。

96歳と高齢だったがエリザベス女王は100歳まで現役を続けると思われていた。安倍晋三は、病気も癒えて3度目の首相就任を狙っているようだった。しかし、女王は老衰で、元首相は銃撃で命を落とした。

コロナが発生しなければ、2020年には中国の習近平が国賓として来日するところだった。また、安倍はプーチンとの親密さを強調し、北方四島の放棄と引き換えにロシアとの無意味な平和条約を締結しようとしていた。実際は、2022年に中国は、アメリカの台湾支援の強化に反発して、台湾周辺で大規模な軍事演習を敢行し、ロシアは、2022年の北京冬季オリンピックの直後にウクライナに侵攻し、世界にエネルギー・食料危機/インフレをもたらした。そもそも、2020年の米国大統領選挙でトランプが敗れたのも、アメリカでコロナ犠牲者が多量に発生し、当時のトランプ大統領の対応がまずかったことが原因だと考えられる。

まとめれば、コロナのお陰で日本は危険な中国・ロシアと距離を置くことが出来、米国は信用できないトランプ大統領を落選させたことになる。コロナは日本とアメリカを救ったと言えるかも知れない。また、イギリスではEU離脱を推進したジョンソンが辞任に追い込まれ、新国王と新首相のもとでロシアの脅威に対応することになった。来年、日本の広島で開催されるG7は、世界の民主主義を代表する米・英・日本と独裁国家のロシア・中国との対決が強調されるだろう。

ロシアがウクライナで核兵器を使用し、中国が台湾と軍事衝突する可能性が高まる中で、来年の広島でのG7は、世界の安全保障にとって決定的な意味を持つ。

日本では岸田政権の支持率が低下している。その理由は、旧統一教会との癒着、赤木自殺、河井夫妻へに異常な支援、中・ロへの異常な接近など問題の多い安倍元首相に対する国葬への国民の反発です。また、高齢でも死ぬまで王座にあったエリザベス女王に対して、さっさと生前退位した日本の上皇・皇室に対する失望感もある。

岸田首相が長期政権にならない場合、後任は林外務大臣か高市経済再生大臣になる可能性が高い。岸田派が政権を維持するなら林になる。日本初の女性首相が望まれるなら高市になる。アメリカもバイデンの再選が問題になるが、健康問題から難しいかも知れない。現在のハリス副大統領が大統領になる可能性は少ない。アメリカで女性大統領はむつかしい。2024年は、日米で大きな変化が現れる可能性が高い。中国とロシアは、習近平とプーチンによる独裁体制が当分続く。

ウクライナ戦争が第三次世界大戦につながる可能性がある中で、日本国民・民族は保守系勢力を中心にまとまると考えられる。その中心に安倍に代わって誰が位置を占めるかが問題になる。自民党の派閥の勢力図を見れば、岸田政権が続くのは難しい。そこで、ポスト菅の総裁選挙で安倍が支援した高市の可能性が出てくる。自民党の各派閥が高市を共立する可能性が高い。イギリスもドイツも女性を首相にしたことがある。日本初の女性首相が出てもおかしくない。2024年頃は、アメリカの大統領選挙やウクライナの戦況、台湾状況などと相まって、日本の政治状況も緊迫するだろう。

いずれにしても、コロナ・パンデミックが、世界での民主主義勢力と独裁主義国家との対立を強め、「世界は第三次世界大戦という悲劇に向かい始めた」と後世の歴史書には書かれるだろう。

日本は、このような21世紀の人類の悲劇に備え、民族の結束を強め、国家体制は世界の文明の主流に合わせて整備すべきだということになる。そのためには、大統領制の導入が望ましい。天皇家は京都で神道文化の維持に専念すべきだろう。日本が世界の主流の一神教文明のリーダーになるには、神道を基盤とする天皇は国家の元首にはなれない。主権者国民の選ぶ大統領が、元首として国民を率いるべきです・・・

2022年10月6日木曜日

イエス・キリストの教えと、この世の真理

 

神の子、イエス・キリストは次のように言われた。

貧しい人たちは、さいわいである、天国は彼らのものである。
悲しんでいる人たちは、さいわいである、彼らは慰められるであろう。
柔和な人たちは、さいわいである、彼らは地を受けつぐであろう。
義に飢えかわいている人たちは、さいわいである、彼らは飽き足りるようになるであろう。
あわれみ深い人たちは、さいわいである、彼らはあわれみを受けるであろう。
心の清い人たちは、さいわいである、彼らは神を見るであろう。
平和をつくり出す人たちは、さいわいである、彼らは神の子と呼ばれるであろう。
義のために迫害されてきた人たちは、さいわいである、天国は彼らのものである。
わたしのために人々があなたがたをののしり、また迫害し、あなたがたに対し偽って様々の悪口を言う時には、あなたがたは、さいわいである。
喜び、よろこべ、天においてあなたがたの受ける報いは大きい。
要するに、貧者、弱者、失敗した人、負けた人、親切な人、正義の人、優しい人、心の清い人、平和を求める人、いじめられている人、イエス・キリストを信じる人は、死後、天国に受け入れられ、満たされ、幸福になるということです。

逆に、金持ち、富裕層、エリート、成功者、強者、悪人、人気者、不信仰者は、地獄に落ちるということです。

これは、この世の常識に反する。この世では、当然のように誰もが金持ちになることを目指し、成功者になることを目指す。しかし、そのような人間は、死後、天国に入れないのです。

この教えを理解するには、この世は悪魔が支配する世界だということを理解する必要があります。悪魔は人を洗脳して、物質的な幸福を追求させ、カネを求めさせ、そのために悪を行わさせるのです。つまり、金持ちとは悪魔に洗脳された人であることを意味します。「カネのためだから、このような悪は仕方がない」と考えるのが悪魔の洗脳の結果なのです。

そもそも、人はこの世で死ねば、その魂は必ず霊界に入ります。そして、霊界で天国に入って幸福になるものと、地獄に落ちて悪魔に苦しめられるものに分かれるのです。この世での人生は短いが、霊は永遠に生きることができます。つまり、この世で貧しく苦しんだ人は、死後、霊界で天国に入って救われ、この世で金持ちの生活を送った人は、死後、地獄で悪魔に苦しめられるのです。

この真実を知れば、全ての人間はこの世で貧しさを求めるはずです。貧しい生活が天国を約束するのです。人が修行をして到達する悟りとは、この真実を深く理解することです。

この世で失敗した人、弱者、負けた人は金持ちにはなれません。親切な人、優しい人も金持ちにはなれません。正義を求めても金持ちにはなれません。本当の信仰のある人も金持ちにはなれません。要するに「貧しい」ということは、悪魔が支配する世の中で「苦しめられる立場にある」ということです。そして、そのような人を神様は憐れむということです。

悪魔は人を洗脳し、不親切な人間にし、冷酷な成功者・勝者にし、いじめる立場の人間にし、霊界も天国も神様も信じない人間にするのです。そして、この悪魔の影響力は宗教界にも及んでいます。貧乏人が教会や寺院に助けを求めても、結局は無視されるか、追い返されるのが普通です。お布施・寄付金・会費を出せない人間は宗教界でも相手にされません。

悪魔に洗脳されるとは、カネに洗脳されるということであり、カネに洗脳された人に洗脳されるということです。悪魔に洗脳され、カネと富を得てこの世で物質的に幸福になっても、死後は、天国に入れないのです。

しかし、この社会は頂点に悪魔がおり、その下に悪魔に洗脳された人間がいて人々を支配します。この世の富裕層とエリートの上には悪魔がいるのです。そして、人々は悪魔を神だとして間違って敬っているのです。従って、究極的にはこの世は愛のない世界なのです。悪魔が教える欲望によって成り立っている社会なのです。カネによってこの世の見せかけの幸福を得ても、死後は地獄で苦しめられることになるのです。これが、真実です。

つまり、イエス・キリストの教えを理解するには、死後も人間の魂は霊界で生き続けることを理解する必要があります。そして、死後、天国で幸福に生きるには、この世で悪魔に洗脳されない必要があります。そして、悪魔に洗脳されないとは、この世で貧しい生活を受け入れるということです。全ての宗教はこの真理を人々に知らせるべきななのです。

ただし、イエス・キリストを信じれば、この世で貧しい生活を送っていても、天の助けが得られるのです。これを信じることが本来のキリスト教なのです・・・


2022年10月5日水曜日

聖書を読んで、今世紀の歴史的な悲劇に備えよ!

 

1991年、アメリカを中心とする多国籍軍と、クエートに侵攻したイラク軍の間で湾岸戦争が始まり、多国籍軍が圧倒的な空軍力で勝利した。同時に当時のソ連が崩壊し、戦後の米ソの冷戦状態が集結し、アメリカによる世界の一国支配が明確になった。80年代に世界第二の経済大国として繁栄した日本は、バブル経済の崩壊によって長いデフレ状態に入り。世界は世紀末へと突き進んだ。

1997年にはダイアナ妃の事故死、マザー・テレサが死亡し、米国のクリントン大統領が不名誉な女性問題をおかしたが、世紀末の大規模な悲劇はおきなかった。むしろ、世界は本格的なインターネット時代に入り、民主化に進むロシアと経済発展する中国と共に新時代が幕明けた。

しかし、2001年にイスラム過激派によってニューヨークなどで同時多発テロが生じ、アメリカはテロとの戦争を掲げ、アフガニスタンとイラクに侵攻した。このテロとの戦争は2011年にオサマ・ビンラディンが米軍特殊部隊によって殺害され、2021年に米軍がアフガニスタンから撤収するまで続いた。

その間、2005年にはヨハネ・パウロ2世と、1917年のファチマの聖母の奇跡の当事者ルチアが死亡した。この時点で、世紀末の悲劇の時代が本当に始まったと言える。2000年代末にはリーマンショックで世界的な金融危機が生じたが、オバマがアメリカで初の黒人大統領として当選し、日本でも選挙で自民党は政権を失い、ロシアのプーチン大統領は欧米・日本と協調し、中国経済は世界市場に拡大し、世界はリベラルな新時代に入るかと思われた。

しかし、2011年には日本で東日本大津波と福島第一原発事故が生じ世界は震撼した。2014年にはロシアがクリミア半島を武力併合し、中国は北京オリンピック後に日本をGDPで抜き、覇権を求める動きが加速し、アメリカの一極支配は揺らぎ始めた。そして、米中の貿易摩擦が過熱する中で、2020年には武漢発のコロナ大感染が世界を襲った。その影響で2020年の東京オリンピックは、1年延期されて無観客で開催された。

さらに、2022年には北京冬季オリンピックが終わると同時にロシアはウクライナに侵攻し、今も戦闘は続いている。中国は米国のペロシ下院議長の台湾訪問に反発し、台湾周辺で大規模な軍事演習を行った。日本はまだコロナの影響下にあり、夏には安倍元首相が旧統一教会がらみの件で、信者家族に射殺された。世界は不穏な事態を迎えている。

ロシアのウクライナ侵攻、中国の台湾への攻撃的な姿勢を考えると、聖書の「最後の審判」の時代が始まったと考えざるを得ない状態にある。欧米・日本はインフレに見舞われ、気候異常も続いている。ウクライナや台湾から第三次世界大戦が生じる可能背は高まっている。

1917年のファチマでの出現以来、聖母マリアは今日まで世界に警告を与え続けていた。「カネに魂を売った人間が増えすぎ、死後は地獄に落ちる魂が増えすぎたので、神様はもはや人間社会を助けない」との警告が1世紀に亘って出されて来た。日本の霊能力の研究者の塩谷信男(1902 - 2008)や政木和三(1916 - 2002)も21世紀に人類に大きな試練が生じると述べている。また、18世紀の科学者のニュートンや霊能者のスエーデンボルグも21世紀に「世の終わり」や「最後の審判」が生じると予言している。

日本も、今世紀に世界に大きな悲劇が生じることに備えなければならない。第三次世界大戦に備えて、戦争対応・平和促進の活動を促進し、異常気象などに備えて国民の生活防衛の体制を強化しなければならない。そして、何よりも聖書を読んで、聖母マリアの警告の意味を理解すべきです。悪魔の化身のカネを求めることはやめ、霊的な宗教性を高め、貧しいながらも神への信仰と隣人への愛を基本とする生活を始めるべきです。

政木などの予言によれば、今世紀から250年にわたって世界の人口は100分の1に減るとされている。聖書ではイエス・キリストが再臨し、世界を救うとされているが、人類が存続し人口が今日のレベルに戻るには1万年ほどかかるとされている。その時には物質的な文明ではなく、霊性重視の文明になるとされている。

いずれにしても、今できることは、聖書を読んで今世紀の歴史的な悲劇に備えて、神様の教えを学ぶことです・・・(仏教などを否定するわけではないが、「時の終わり」を強調する聖母マリアはキリスト教の教えを重視するように述べておられる。)


2022年10月2日日曜日

「日本人の霊性」とは? 力のある霊なら何でも受け入れる?

 

安倍元首相銃殺の原因が、怪しげな新興宗教との関係にあったことは皆が知っている。そのような宗教がはびこる社会情勢そのものが問題だと言うことになる。つまり、正しい宗教観を持つことが日本人には求められている。ただし、宗教の周辺には、悪霊、悪魔の手先、悪魔自身も多く取りつく。安倍元首相も犯人も悪魔に惑わされたと言えなくもない・・・

そもそも、普通の人間が今日、宗教に近づくのは自分が不幸だからです。そこで、宗教にすがって問題を解決しようとする。社会的には解決できない個人の問題を、神や仏、様々な霊の力で解決しようとする。

他方、宗教団体は、何らかの霊能力を示したがる。そのためには、過去の聖人、聖者、神話の教えなら何でも取り込もうとする。新興宗教団体で、イエス・キリストや仏陀、天照大神を持ち上げない団体は、ほとんどいない。例えば、オウム真理教や幸福の科学などの出発点だと言われる高橋信次は「仏陀の生まれ変わり」だと称していた。ちなみに、心霊主義の研究で著名な塩谷信男は「老子の生まれ変わり」、政木和三は「日蓮の生まれ変わり」と称していた。日本の天皇家は「天照大神」の子孫だと称している。

問題は、霊の世界、輪廻転生、人類の発生の問題に関わって来る。その前に、正しい死生観を持つことが必要です。正しい死生観を幼稚園から義務教育で教えないから、人々は怪しげな新興宗教にひっかかることになる。欧米では、特に子供たちに宗教教育はしないが、欧米社会はキリスト教の伝統の上に成立した社会であり、特に学校で教えられなくても、欧米人はキリスト教の威力を知っている。

日本は、縄文時代の霊性が基礎となっている社会です。ただし、重要なのは霊を敬うと言う姿勢であり、霊力のある教えなら何でも受け入れるという伝統がある。そこで、日本神話の神々や、仏教の仏陀や菩薩などを受け入れ、一部ではキリスト教も受け入れている。しかし、基本は霊の力に対する信仰です。そこに、新興宗教がつけ入る。

日本人が霊の力、霊界を信じるのは正しい。その正しい霊性が日本を世界有数の大国にし、世界を主導するG7グループの一国としている。日本人は、欧米の大国に肩を並べる大国を作ったことに誇りを持っていい。しかし、キリスト教の威力の上に成立した欧米主導の世界文明の中で、非キリスト教国とされる日本の霊的な役割については、日本人自身がまだ十分に理解していない。その混乱状態に新興宗教がつけ入る。

従って、日本人がその霊性に基づいて、正しい宗教観を持つことが、問題解決の鍵となる。そうでなければ、日本のエリートは日本神話に基づく天皇家の権威を持ち上げて、自分たちの権益を守るだけであり、一般人は霊的威力があればオウム真理教でも、統一教会にでもすがろうとする。力のある霊なら何でも受け入れるのは、危険です。

正しい宗教観とは、まず「死後の世界を認めること」から出発する。「死んでも、人間の意識はなくならない」ということです。あるいは、人間の死後、その魂は霊界で生きるということです。そして、死後の世界、即ち、霊界にはさまざまな霊が存在するということを認めるべきです。先祖の霊もいれば、神道や仏教の霊もいる、また、キリスト教の聖人の霊もいるのです。だから、どんな宗教を信じていても、死後は、誰でも霊界に入る。宗教は、この世の社会的伝統、習慣、歴史の産物です。重要なのは、霊です。

そのさまざまな霊の上に、霊界の創造主、支配者の「唯一絶対の神様」がいる、と考えるのが正しいのです。

そして、この世から霊界、天国、神の世界へと真っすぐに繋がっているのがイエス・キリストの教えなのです。ただし、ヴァチカンなどのキリスト教会は、もはや、正しくイエス・キリストの教えに従ってはいない。ただし、キリスト教界がなければ、世界は悪魔によって全面的に支配される。仏教がなければ、世の中から道徳がなくなる。神道がなければ、無秩序になる。だから、伝統的な宗教であるキリスト教、仏教、神道の効果を否定することはできない。これらの宗教もその霊性が基本になっている。しかし、その霊性は究極的な「唯一絶対の神様」に直結しているとは言えない。だから、伝統的な宗教であるキリスト教、仏教、神道でも全ての人を救うわけではない。

そこで、欧米でも日本の江戸時代の末期から心霊主義が注目されるようになった。これは、18世紀の科学者ニュートンの時代のスエーデンの霊能者、スウェーデンボルグがこの世に生きたまま霊界、死後の世界を見てきて、多くの著作を著したことが出発点となっている。日本の心霊関係者の多くも、スウェーデンボルグの影響を受けている。そして、スウェーデンボルグの教えの中核は、イエス・キリストの霊性です。

そのような流れで言えば、「死後の世界は存在し、この世も霊界も唯一絶対の神様が支配している」と考えることが正しい宗教観だということになる。そして、「唯一絶対の神様に助けを求めるには、イエス・キリストの教えに従うこと」が正しい、と信じることが正解なのです。それは、現在の世界文明がキリスト教を基盤とする欧米の文化・文明の上に成立していることからも明らかなのです。日本の神道や仏教が現在の世界文明を作ったわけではない。中国の儒教や道教でもない。ましてや、かつてロシアを支配した共産党思想でもない。

結論は、日本人はもっとイエス・キリストの教えを学び、研究する必要があるということです。ただし、キリスト教会にも悪魔の影響力は及んでいる。牧師や神父の言うことを鵜呑みにするのではなく、自分で聖書を読んで考えることです。(死後の世界は、おとぎ話だと思ている牧師もいる!)

なお、聖書では「世の終わりには、にせキリストが現れる」と警告されている。聖母マリアを尊敬すると言いながら、聖母マリアによる世界への警告には耳を貸さない有名人もいる。イエス・キリストはUFOの宇宙人だという作家もいる。悪魔は、キリスト教の聖人ですら利用する・・・宗教を扱うには、悪魔と戦う覚悟が必要なのです!

2022年9月29日木曜日

「善悪」の問題は「生死」の問題の上にある!

 

人は死後も、その心(魂)は霊界で生き続ける。従って、人は死を恐れることはない。死後は無でないのです。

ただし、人の生死よりも重要な問題がある。「善悪」の問題は「生死」の上にある。なぜなら、「善悪」の問題は「神と悪魔」の問題につながるからです。

人間が死後に入る世界は神様が直接支配する世界です。しかし、悪魔は霊界の中の地獄の支配を許されている。ただし、いずれ神様は地獄も悪魔も抹消されることになっている。悪魔は、神様に滅ぼされる前に出来る限り多くの人の魂を地獄に引き入れようとしている。それが、神様に対する悪魔の反抗なのです。

そのために、悪魔は人間界を支配し、人間に悪を行わせ地獄に引き込もうとする。たとえば、死後の世界は存在しないと人間に考えさせ、「たった一度の人生だから、手段を選ばず位にカネを得て、この世で幸福になれ」と教え込む。そして、人は悪魔に魂を売ってでも、カネを得て、この世で幸福になろうとする。これが、この世の問題の根源です。

また、死後の世界を信じる人に対しては、悪魔は地獄は存在しないと教え込む。臨死体験者も霊界に入ったときに地獄を見たとは余り報告しない。悪魔は、この世でどんな金持ちでも、どんな悪事を行った者でも、不信心者でも、死後は愛に満ちた霊界で幸福に生きれると教える。

このような悪魔の教えに基づいて新宗教の関係者は、この世で手段を選ばずカネ儲けをしても良いと考える。新宗教関係者は、霊界の知識すらカネ儲けの手段にする。

社会の教育・政治・経済も悪魔の影響を受けている。学校では、決して「死後の世界は存在する」とは教えない。社会のエリート階級の上には悪魔がいる。神様の教えを信じる人間は企業・会社では採用されないし、採用されても出世しない。そして、国の体制自体が悪魔の支配下にある。法律も道徳も、悪魔の支配を維持するために使われている。ただし、違法性や不道徳性を放置すれば、社会自体が崩壊するので、法律や道徳の根本には悪魔も触れない。

神様を信じて、善行ばかりする人間は、悪魔が支配するこの社会では生きてゆけないようになっているが、神様の威力がこの世にも及んで、信仰者は神様が派遣する天使・守護霊によって守られている。だから、現在まで聖書は世の中に残され、誰でも自由に読めるようになっている。

神様は善と愛を喜ばれ、悪魔は悪と憎悪を好む。そして、この「善悪」の問題は「生死」の問題より重要なのです。

なぜなら、神様は善人を天国に入れ、悪人は地獄に落とすからです。そして、この世で善人であるということは、悪魔の誘いに乗ってカネを求めることはしないということです。つまり、この世で善人であるということは、貧乏人であるということです。だから、イエス・キリストは、「貧乏人は天国に入る」と述べておられるのです。

「あの世の存在」=>「天国と地獄の存在」=>「善人は天国に、悪人は地獄に」=>「善人とは貧乏人、悪人とは金持ち」

つまり、「善悪」の問題は「生死」の問題の上にあり、従って、「貧富」の問題は「生死」の問題の上にあるということです。これが、イエス・キリストの教えの基本です。

「生死の問題」=>「天国/地獄の問題」=>「善/悪の問題」=>「貧/富の問題」

従って、死後、天国に入って永遠の幸福を得るためには、この世で貧乏でなければならない。これが、イエス・キリストの教えの基本です。


2022年9月27日火曜日

「神は幼な子に真理を見せる」、「神は非エリートの貧しい者に真理を見せる」、あの世は存在する・・・

 

アメリカの調査会社ギャラップによれば、1980年代には、死後の世界を信じているアメリカ人は67%だが、地獄の存在を信じるアメリカ人は53%、天国の存在を信じるアメリカ人は71%だった。2020年の調査では、死後の世界を信じているアメリカ人は68.2%だから21世になっても大きな変化はない。

特に顕著なのは、低学歴、低収入の人のアメリカ人ほど、地獄と天国の存在を信じる割合は高い

これは、「神は幼な子に真理を見せる」と聖書に書かれているように、「神は非エリートの貧しい者に真理を見せる」ことに通じる。

この世は、悪魔の支配下にあることは、誰でも薄々感じている。悪を行わなければ、カネは得られない、社会で成功しない、夢は叶わない、この世で幸福にはなれない。実際、「悪魔」の別名は「カネ」なのです。しかし、まだ悪魔(カネ)に洗脳されていない幼児は真理を正しく見ることができる。また、非エリートの貧しい者は、悪魔(カネ)に洗脳される度合いが少ないので、より正しく真理を見ることができる。

そして、死後の世界、天国と地獄の存在を素直に信じるには、幼な子のような心を持つか、悪魔(カネ)の影響力の小さい低学歴、低収入の人でなければならない。これが、教訓です。

そもそも、イエス・キリストがこの世に現れたのは、非エリートの貧しい者を救うためだったのです。そして、イエス・キリストはこの世と霊界(死後の世界)の真理を彼らに教えたのです。そして、イエス・キリストの伝道から2千年後の今も、非エリートの貧しい者はイエス・キリストの教えをより理解することができるのです。だから、エリートや富裕層が天国や地獄の存在を認めなくても、非エリートの貧しい者は天国や地獄の存在を認め、イエス・キリストの教えの正しさを認めているのです。

悪魔はカネで人間を堕落・腐敗させようとする。そして、死後の世界などは存在しないから、この世でできるだけ多くカネを稼いで、この世で物質的に幸福になるべきだとそそのかす。これが、悪魔のカネによる洗脳です。

しかし、イエス・キリストは。この世で貧しい者は死後、天国に受け容れられて、神様の下で幸福に暮らすことができると教えている。また、この世のエリートや富裕層は死後、地獄に入って悪魔の下で苦しい生活を送ると述べている。当然、エリートや富裕層は心からイエス・キリストの教えを信じることはない。だが、非エリートの貧しい者にとっては、イエス・キリストの教えは、まさに福音(喜ばしい教え)なのです。

従って、真理を知るには、幼な子のような純粋な心でこの世と霊界を見るか、非エリートの貧しい者の気持ちでこの世と霊界を見なければ、この世と霊界を悟ることはできないのです。

なお、2020年の「死後の世界」に関する調査によれば、日本人の32.2%しか死後の世界は信じていない。もっともデータを詳細に確認すると、信じない人は34.7%でしかなく、「分からない」と答えた人が32.6%である。つまり、「死後の世界」を否定しない日本人は65.3%になり、アメリカ人とほぼ同じ割合になる。

ただし、日本人の信じる仏教や神道では、死後の世界は曖昧にされている。仏教や神道のエリート(僧侶や神主)は、宗教的知識を自分たちで占有し、一般人には教えない。その点、キリスト教の聖書は誰でも理解できる言葉で幅広く公開されている。だから、キリスト教徒の多いアメリカ人は死後の世界のイメージを持ちやすい。それでも、伝統的な霊性の強い日本人は、心のどこかであの世の存在を信じている。だから、日本では、霊性を売り物にする新興宗教の信者は多い。

さらに、日本人の中の悪魔に魂を売った人間は、イエス・キリストや聖母マリアの名前を使って、自分自身はキリスト教を認める人間であると演じながら、人々の心を悪魔(カネ)に近づけ、贅沢・物欲・虚名を求めさせる。そのために、霊界やUFO、現代物理学まで持ち出して、人々をオカルト的に洗脳する。彼らは、イエス・キリストや聖母マリアの名前を出しながら、イエス・キリストの教えや、聖母マリアの警告には触れない。まさに、狡猾な悪魔の技です。

イエス・キリストの教えや、聖母マリアの警告によれば、カネ(悪魔)を求めて堕落・腐敗した人間が増えすぎたために、神様は今世紀に人類を厳しい試練にあわせることにした、ということです。

2022年9月25日日曜日

結論は「安倍元首相の国葬はやむなし」・・・


安倍元首相の国葬が行われる。国民の60%近くが、国葬に納得していない。これは、異常な事態です。1週間前に行われたイギリスのエリザベス女王の国葬に反対するイギリス人は、ほとんどいなかった。

96歳の高齢で自然死したエリザベス女王の国葬には、バイデン米大統領、マクロン仏大統領なども参列し、日本の天皇も異例の参列をした。世界の元首、王族がロンドンに集まり、イギリス政府は1週間に渡って伝統的な様式で国葬を行い、テレビ中継は世界中に放映された。

しかし、67歳で宗教がらみのトラブルで射殺された安倍元首相の死には、さまざまな未解明な問題がある。ところが、日本政府はさっさと国葬を決定した。野党だけでなく、自民党支持者からも日本政府の対応には懸念が上がっている。

問題の宗教団体によれば、1990年代に1億円近い寄付をした信者であった母親の行為に怒った息子が、その団体と密接な関係にあると信じた安倍元首相に矛先を向けた理不尽なものだとされている。そして、最近はその宗教団体は、違法な寄付強要などはしていないと述べているが、まだ、多くの問題が解明されていない。例えば、安倍元首相と教団幹部との交流の内容はまだ謎のままです。それでも、各政党はこの宗教団体と政党所属の政治家の関係を明らかにしなければならなかった。今でも、新たな事実が明らかにされつつある。

安倍元首相国葬の問題点は、憲法や法律に国葬の規定がないことです。単に、内閣の決定で実施することに問題がある。第二に宗教的問題です。エリザベス女王の国葬は当然、キリスト教の形式で行われた。カトリックのローマ法王は、女王の国葬に参列しなかったが、英女王はイギリス公教会の長でもあり、当然、ロンドンの教会で葬儀が行われた。日本には国教はないし、仏教や神道、キリスト教は一般的に受け入れられており、公の葬儀は無宗教的に行われる。しかし、安倍元首相の国葬には天皇は出席しないとされている。神道に基づく天皇家の権威は国葬に及ばしてはならない、との憲法解釈があるのだろう。ただし、これが世界からの参列者にどう映るのかが懸念される。無宗教の人間は、一般的に、欧米では信用されない。宗教性を排することが、日本に対する尊敬を高めるとは言えない。しかし、日本には独自の霊性がある、ということを世界にアピールするチャンスとして国葬をとらえることはできる。

第三に、闇の勢力との問題です。岸田首相は、安倍元首相とつながった保守・右翼勢力を抑えるために先手を打って国葬を決めたとされている。安倍元首相の死を軽んじれば、保守・右翼勢力が岸田首相に反感を持ち、最悪の場合は、岸田首相にも殺し屋を送って来るかも知れないと危惧したのかも知れない。殺し屋でなくても、岸田打倒の動きが自民党内から出てくるかも知れない。それなら、国葬を強行する方がまだ安全だと言うことになる。岸田首相が、どれだけの危機感を抱いたかは分からないが、狂った闇の勢力がどんな行為に出るかも分からないと考えているはずです。そのような口実を与えないために、「安倍元首相の国葬はやむなし」と考えてもおかしくない。冗談のように聞こえるが、岸田首相の命の問題がかかっている。それほど危険な闇の勢力が日本にはあるということを、国民は忘れるべきではない。最高裁も冤罪を放置していることを忘れてはいけない、

第四に、国家の威信と言う問題がある。日本と言う国の事実上の元首である首相であった人間が、わけの分からない人間に銃殺された。これには、国家の威信をかけて毅然とした姿勢を示さなければならない。どこの国からも参列者がなくても、日本政府は暴力に対して反対の姿勢を見せなければならない。

第五に、天皇家の問題がある。各国から首脳を葬儀に招いていておきながら、天皇が葬儀に参加しないというのはおかしい。キリスト教形式のエリザベス女王の葬儀には参加しながら、日本の首相の葬儀に参加しないというのは納得できない。これでは、国民の象徴役とは言えない。国民は天皇の臣下、家来であるという明治憲法の思想がまだ残っている。臣下の葬儀に参列すれば、天皇の威信にかかわると考えている。これは、現憲法の精神に逆行する。しかし、天皇家神道は、今ではまともに信じる国民も少ない。天皇は、もはや、宗教的に意味を持っていない。天皇家の葬儀でなければ、天皇は、国葬に無関係だという姿勢を示しても、国民は無関心です。天皇家の歴史的権威による国民の洗脳が、強まることは懸念しなければならないが、元首相の国葬に天皇が関わらなければ問題はないと考えられる。むしろ、伝統的な天皇神道の観点から言えば、異教徒の外国の王族の葬儀に天皇が参加すること自体が、異常だと言うことになる。(戦前の国家神道体制では、日本の天皇がイギリスの教会で英女王の葬儀に参列するなどということは、許されないことだった。)しかし、現代の世界の常識では、日本の王族だと考えられている天皇がエリザベス女王の葬儀に参加するのは当然だとみなされる。(天皇神道は、もはや現代世界では通用しない。)それでも、天皇が自国の元首相の国葬に参加しないのは奇異な感じを与える。つまり、世界に日本の天皇家は普通の王家ではないことを知らしめる機会にもなる・・・(日本も早く大統領を導入すべき)。

以上を総合的に考えれば、結論は「安倍元首相の国葬はやむなし」ということになる。ただし、同盟国のアメリカはハリス副大統領を参列させるという。このアメリカの姿勢に全てが象徴されている。大統領が参列するほどのことはないが、その代理として副大統領は参列させる必要があるとの、アメリカの判断は納得できる。

安倍元首相の国葬より、岸田首相の安全、上皇や天皇の急死などの事態に備えるべきです。そして、違法な宗教活動への監視・警戒を高めるべきなのです。その姿勢を象徴するものとして、主権者の国民は安倍元首相の国葬を監視すべきです。


2022年9月22日木曜日

「悪」(インチキ宗教)と戦うのが信用できる宗教!!

 

「宗教は危険だ!」「宗教はサギ集団だ!」「宗教は犯罪者の巣窟だ!」という意見も多い。しかし、世の中は自体が危険であり、世の中にはサギ集団が多く、世の中に犯罪者の巣窟と言われる組織・団体も多い。「宗教」のみが悪ではない。むしろ、「この世は悪魔に支配されている世界だ」、と考えるのが正しい。この考えが、キリスト教、仏教などの基本になっている。つまり、「悪」と戦うのが信用できる宗教だということになるのです。

イエス・キリストは、「私を信じる者は、世の中で狼の集団の中を生きる子羊になる」と言われている。世の中は狼のような残忍、狡猾な悪人であふれており、イエス・キリストの信者はその中を生きる子羊のような存在である、という教えです。オオカミは、子羊を食い物にする。人(子羊)を不幸にして喜ぶ、悪質な宗教団体の幹部(狼)も多い。

ただし、狼のような人々に対しては、イエス・キリストは「逆らうな、賢く振る舞え、手向かうな」と注意しておられる。ただし、子羊の衣をかぶった狼もいる。子羊仲間だからと言って信用は出来ない。イエス・キリストも弟子の一人に裏切られて殺されている。神の子であるイエス・キリストを平気で殺すような、凶悪で狂った人間も多いのです。特に、外見で人を判断してはいけない。悪人は必ず、善人面して現れる。「親しい人間でも、3日ほど合わなければ、信用できない」という教えが日本のことわざにもある。要するに、無条件に善意の人間はいない。

しかし、神様を信じ、「隣人には親切にせよ」と、神様に命じられている信者は別です。自分の利益とは、「神様に認められる」ことである場合は、他人に害をなさない。ところが、「悪魔は人を洗脳し、自分を神だとしてあがめさせる」。悪魔はどこまでも、狡猾で危険です。本当の宗教人とは、悪魔と戦うことのできる人間です。悪魔の別名はカネです。つまり、真の宗教人とはカネと戦える人間です。カネと戦うと言うことは、貧乏生活を好むということです。イエス・キリストも仏陀も、一銭も持たなかったと言われている。神聖な乞食、聖なるホームレス、神を信じる貧乏人が、真の宗教人の条件なのです。

そして、「狼となった悪人を恐れてはならない」とイエス・キリストは述べておられる。なぜなら、悪人は最悪、人の命を取ることしかできない。ところが、殺されても人間は霊界で生き続ける。人間の霊は霊界で存続する。悪人・悪魔といえども、人間の魂まで抹消することはできない。善人・信者の魂は悪人に殺されても、霊界で幸福に生きることができる。

ところが、神様は人間の魂を消し去ることができる。悪霊も悪魔も神様によって滅ぼされる。地獄自体が、神様によって抹消されるのです。地獄に落とされた人間の魂も、最終的には消し去られる。これが、第二の死であり、本当の死なのです。イエス・キリストは、「肉体を殺すことができても、魂を殺すことのできない悪人や悪魔を恐れるな。むしろ、地獄で魂を抹消できる神様を恐れよ」と述べられている。

インチキ宗教団体は、悪を承知で違法な勧誘をしている。人を騙し、カネを奪うことに喜びを感じるトップの下に、カネで洗脳され、インチキな宗教活動や教義で洗脳された部下が、真面目に違法行為を行っている。自分たちの違法性を薄々感じても、経済的利益を優先してインチキ宗教に従事している。要するに、サギ会社と変わることのない悪事です。だから、まともな議論などは成り立たない。

イエス・キリストは、「いい人はいない。いいのは神様だけだ」と言っている。仏陀も「誰も信用するな。自分だけを信じろ」と言っている。だから、聖書や仏典を自分で読むのが正しい宗教活動だということになる。せめて、2000年の歴史があるキリスト教や仏教、儒教を学ぶことです。宗教に入れば、救われると考えるのは甘い。天使や菩薩が宗教の勧誘をするわけがない。悪魔の手先がするのが、宗教の勧誘です。

そもそも、カネ(悪魔)を捨てないで、神様に助けを求めるのが甘い。どんな修行より効果があるのは、カネ(悪魔)を捨てて、神様に祈ることです。従って、豊かな生活を楽しむキリスト教の牧師や神父、仏教の僧侶、和尚ですら信用できない。どんなに、有名であっても。ましてや、新宗教の会員など信用できるわけがない。また、皇室神道は税金で守られているので勧誘などしない。

宗教団体に入らないで一人で祈る人間は、必ず神様の憐れみを得る。悪魔が支配する宗教団体ほど危険なものはないのです・・・

2022年9月18日日曜日

非常に大事なことなので、何度でも書く・・・神様の裁きが行われるのは、21世紀!

 

非常に大事なことなので、何度でも書く。「死後の世界は存在する!」

従って、死を恐れることはない。「この世の死後に、人間は死の世界に入って、そこで生き続ける。」これが、日本だけでなく、世界の各民族の伝統的な宗教観です。だから、どの民族でも本来は霊界にいる先祖を敬い、この世と霊界の主である神を恐れる。

しかし、物質文明の発展によって、物質的な欲望が心を支配し、霊的関心が薄れ、自然の霊性・霊感ではなく、わざわざ宗教に頼ざるを得なくなった。そして、人間の物欲が悪魔を呼び寄せ、悪魔がこの世を支配するようになった。その悪魔から人間を解放しようとするのが、キリスト教や仏教など伝統的な宗教です。

実際、善人ばかりの世の中なら、皆、死後の世界を信じて、この世でも互いを苦しめ合うこともなく、愛と平和に自然に生きて、生・病・老・死の苦しみもなく幸福に生きることができる。しかし、他人を犠牲にしてでも物質的な幸福を得るために、悪魔に魂を売る人間が続出し、この世は苦に満ち、人々は魂の平和を得るために宗教にすがるようになた、

ところが、悪魔は宗教の中にも入り込み、人々は宗教業をカネ儲けの手段と考えるようになった。今、寄付、お布施、会費などを集めない宗教団体はない。信徒や会員より貧しい生活をしている教祖、会長はいない。宗教団体の幹部ほど腐敗、堕落した人間はいない。しかし、悪魔に洗脳された人間は、そのような宗教団体の幹部を持ち上げ、「悪魔を神様だとみなして、実質的に悪魔崇拝を行っている」。これが、多くの宗教団体の実情です。25年前のオウム真理教事件や、今年(2022年)の安倍元首相銃殺事件は、このような環境の中で生じたのです。事件の関係者の背後には悪魔がいるのです。

この世の物質文明がもたらした人間の物欲から生まれた悪魔の支配の下で、多くの人間が生きているが、霊界は神様の支配下にある。悪魔は神様に勝てず、霊界を支配することもできないが、霊界に地獄を生み出し、出来るだけ多くの人間を地獄に引き込もうとしている。しかし、余りに多くの人間が地獄に落ちるのを悲しんだ聖母マリアが、わざわざ人間界に現れて警告を発するようになった。「このまま、人間が悪魔に魂を売り続けるなら神様は人間を亡ぼされる」というのが19世紀以来の聖母マリアの警告です。そのために、聖母マリアはルルド、ラサレット、ファティマ、ガラバンダル、秋田、メジュゴリエなどに出現されたのです。そして、その神様の裁きが行われるのが、21世紀だというのが聖母マリアの警告、信頼できる現代の霊能者たちの予言、過去の著名な予言者・霊能者の言葉なのです。「21世紀には、人類の物質文明が崩壊の危機に曝される」というのが、信頼できる予言なのです。

ただし、一人ひとりの人間にとっては、人類の文明の崩壊よりも自分の死が重要になる。ところが、18世紀の大霊能者のスウェーデンボルグによれば、すでに18世紀には霊界で最後の審判が行われており、その影響はこの世の人間界に2~3世紀遅れて現れるという。今、世界の危機の最中に一人の人間が死んで霊界に入っても、臨死体験者が見るような善人/悪人の区別に無関係なお花畑のような霊界の入り口を通り過ぎると、神様の裁きが行われた霊界、即ち、天国と地獄が明確に分離された霊界の真相に直面し、天国に入る者と、地獄に落ちる者が分離されるのです・・・

要するに、自分さえこの世で幸福になればよいと思っても、死んで霊界に行けば地獄に行くしかなくなる。それでも、霊界を信じなければこの世だけに執着し、悪魔に魂を売ってでもこの世で幸福になろうとする。こういう人間ばかりになれば、この世は地獄になる。それが、悪魔の狙いなのです。

神様が貧しさを愛し、貧乏人を愛することを知って、この世で貧しい暮らしをした者は、死んで霊界の天国で幸福になる。これが、イエス・キリストの真の教えなのです。

つまり、神や仏を本当に信じているか否かは、外見からは判断できないが、貧富の違いは誰にでも分かる。そして、死後、霊界で天国に入れるのは、まず貧しい者です。どんなに、エリート、富裕層、有名人となっても死後は天国には入れないのです。テレビやネットで取り上げられる人間は、ほとんど地獄落ちです。

しかし、悪魔に洗脳された人間は、富をベースとする物質的な幸福を求める。そのような人間ばかりになれば、もはや、神様は人間を見捨てる。それが、最後の審判であり、霊界では既にこれは行われている。死後、霊界で地獄に落ちるような人間ばかりの文明は、神様によって滅ぼされる。これが、21世紀に生じる人類の悲劇です。

この悲劇を回避するには、誰もが貧しさをめざす生き方をすることです。そうすれば、死後は天国に入れるし、神様も人類を絶滅させないだろうと想われる・・・


2022年9月17日土曜日

霊性の復活が、世界を救う! イエス・キリストの再臨を待とう!

 

医者は死を嫌う。死は医学の敗北を意味する。まして、死後の世界などは相手にしない。人々の死の恐怖の上に、医業は成り立っている。しかし、これは根本的に間違っている。

死後の世界は存在するし、現代医学は生命の本質を理解していない。それに、AIが進めば、病人の診断はAIが正確に行うようになり。医師の誤診やミスはなくなり、医者は不要になる・・・。

AIが豊富な症例のデータベースに基づいて、適切な医薬を選び、治療の指示を出してくれる。病院の職員はその指示に従うだけでよいことになる。AIが進めば、医師と弁護士は失業者の仲間に入る・・・・

そもそも、死後の世界が存在し、人間の肉体が亡んでも、魂は霊界で生き続けることを誰もが理解すれば、病や死にたいする恐れもなくなる。(ただし、自殺は神様によって禁じられている。自殺は「自分に対する殺人」であり、神様の教えに反する。自殺者の周辺には人を自殺に追い込む「隠れた犯人」がいる。)

社会全体が死後の世界を確信すれば、個人の人生観や世界観も変わり、世の中の仕組み自体が変わる。悪事を働いてこの世で幸福になるより、この世の苦しい人生を早く去って、苦しみのない霊界で生きたいと思う人間が増える。カネや富、この世の幸福を求めてあくせくするのは馬鹿らしくなる。他人を出し抜いてでも、成功し、自分の利益を図ろうと言う心はなくなる。(ただし、何度も言うが自殺は神様によって禁じられている。そもそも、自殺は周辺の「隠れた犯人」による自殺誘導の結果です。)

そして、このことこそ、まさにイエス・キリストが述べたことなのです。「天国は存在する。あなたたちが天国に入れるように私は準備しておく」という意味のことをイエス・キリストは語っている。

天国で神様の力によって得られる永遠の幸福と、この世で富の力で得られるはかない幸福は比較にならない。天国ではこの世のホームレスが、この世で皇族や王族が得られる以上の豊かな生活をすることができる。だから、「この世で貧しく、天国では豊かに」というのが、本来のキリスト教の教えなのです。

人々が死を恐れなくなり、この世で富を求めなくなると、失業するのは医者や弁護士だけではない。宗教家や政治家も不要になる。そして、人間社会を支配する悪魔も失業状態になる。

太古の人は(銅鐸文化の縄文時代の人など)、現代人よりはるかに霊性が進んでいたと思わる。死後の世界も素朴に信じていたのだろう。物質文明が発達し、物質的な富の魅力に取りつかれてから、人間の霊性に曇りが出て来たと考えられる(銅鏡文化の弥生時代以降)。そして、物質的な幸福を得るためには、カネが必要になり、カネを得るためには、悪魔に魂を売ってさまざまな悪を行うようになった。これが、人類の歴史の原動力になった。個人の欲望が国家の野望につながり、腐敗・堕落した国同士が戦うようになった。そして、そのような世界の頂点に悪魔が存在しており、人々は悪魔を神様だと取り違えて、事実上、悪魔を崇拝している。これが、世の中の実相です。

ただし、霊的な能力のある人間が、人々の病を癒し、心の重荷を取り除くことは、今でも稀に見られる。太古には(数万年前)、それが普通のことだったと思われる。そういう意味で、イエス・キリストは人類史における最後の万能の霊能力者だったと言える。

霊性について、日本の戦後の著名な研究者である塩谷信男(1902-2008)政木和三(1916-2002)は、共に晩年になってもゴルフで優秀な記録を打ち立てたが、健康維持のために、また、霊能力の発揮のために、特別な呼吸法を勧めている。深呼吸をゆっくりと行うことが基本であり。これはヨガの修行法にも通じ、コロナ・ウイルスなどにも免疫を高める効果があると思われる。

太古には、人類は清浄な空気を思い切り吸って健康を維持していたと考えられる。だから、今まで人類は絶滅することなく生存して来たのです。万病に効く最大の栄養素は「酸素」なのです。

物質文明の発達と共に、空気は汚染され、自然は病み、人間もおかしくなった。CO2による温暖化だけが問題ではない。発電・エンジン・化学製品の材料として石油・石炭・天然ガスを多用し、その消費を基礎とする現代物質文明は、人間の霊性を曇らせ、この世とあの世の関係も曖昧にして、人間を物欲の奴隷、つまり悪魔の奴隷としている。これが、塩谷や政木の警告の本質です。

今世紀中には、物質文明が行き詰り、大きな悲劇が人類を襲うと塩谷も政木も予告している。しかし、その悲劇を通り越せば、何世紀か後には人類は再び霊的な文明を持って立ち上がるだろうと予言されている。

ただし、聖母マリアの予言はもっと厳しい。人類は絶滅の危機に曝され、神様のご慈悲がなければ、22世紀はないとされている。だから、イエス・キリストの再臨が待たれるのです・・・



2022年9月15日木曜日

「人間は、なぜこの世で苦しむのか」に対する単純な解答!



「人間は、なぜこの世で苦しむのか」、という問題には、長い人類の歴史にわたって多くの人々が取り組んできた。そして、宗教活動が始まり、修行に入る者が現れ、神学や哲学などが研究された。しかし、世の中は変わらない・・・。むしろ、「この世は悪魔が支配しているので、人間が苦しむのは当然だ」と考えるのが正しい。

この世が天国であり、誰もが神様に愛されているのなら、苦しむはずはない。従って、この世は天国ではないし、誰もが神様に愛されているわけではない。しかし、現実にはカネがあれば、物質的に豊かな生活が送れ、苦しみの少ない生活ができると誰もが考える。

そこで、誰もがカネを求め、富を求め、そのために高い地位や、高い能力を得ようとする。結果として、貧者、弱者、無能力者を差別し、不合格とし、排斥する。そして、この世を地獄に近づける。つまり、誰もが苦しみの無い人生を求めて、その結果、この世を地獄に近づけるような生き方をする。その結果、ますます人は苦しむようになる。そこで、人々はもっと多くのカネ、富、地位、能力を求める。その結果、ますます世の中は地獄の度合いを深める。

特に、誰もが自分の利益を妨げる相手を憎むようになる。誰もが、この世の競争相手は愛さない。世の中は、自分の幸福を求める人が互いに、カネと富を奪い合う場になり、どこまでも互いの憎しみは増大する。これが、世の中の真実だということになる。つまり、人間がこの世で苦しむのは、互いに苦しめ合うという状況が存在し、そのような社会的な力が働いているからです。

ただし、表面的にはそのような憎しみは隠され、互いに他人に対する悪意は隠され、社会的なルールが作られて表面的には善人が称賛されるような雰囲気を作っているが、一皮むけば、冷酷な競争と傷つけあいの社会なのです。そのような互いの敵意を野放しにすれば、社会自体が成立せず、共通の利益が損なわれる。だから、そのような互いの敵意は隠され、世の中の競争も一定のルールの下におかれる。それでも、その本質は、他人を犠牲にしてでも、利己的な利益の追求するという世界なのです。これを、受け入れて適応する人間が、一人前の社会人だとされている。ただし、社会のルールや許容範囲の中であれば、「自分の夢を求めるのは当然だ」とされている(このこと自体が悪魔の囁きです)。勿論、このような社会的な建前では、人々の本音は解決されない。だから、さまざまな事件が起きる。

それに気づかない人は、見えない敵に苦しめられ、追い詰められ、あるいは、自分を責めるように仕向けられて破滅(自殺)させられる。これが、世の中の実態です。これを、見破ることを「悟り」だと称する人も多い。悟れば、自分の苦しみから解放されると信じる者も多い。このような人は仏教の教えに救いを求める。「所詮、人生では苦しみから逃れることはできない。せめて、自分の欲望を捨てて、競争と憎しみの世界から身を引くことだ」、との教えは、それなりに多くの人を納得させてきた。しかし、仏教も組織化され、教団組織が成立すれば、仏教世界でもこの世の悪の力が働くようになり、その教えは形骸化する。僧侶も名誉と富を求め、教義を手段に自分の幸福を求める。実際、今の世で、名僧、高僧と認められる人間で、ホームレスのような生活をする人間はいない。

他の宗教組織でも同様であり、特に新宗教では、宗教はカネ儲けの手段とされて、資産の豊富な宗教団体ほど信用され、尊敬されるという狂った状況が見られる。

つまり、「人間は、なぜこの世で苦しむのか」、という問題に対する答えは、「カネがないからだ」という悪魔の教えが、社会一般から宗教団体にまで及んでいる。

そして、それに対する解答は2千年前にイエス・キリストが与えている。「神様は金持ちを愛さない。神様は貧乏人を愛する」ということです。つまり、「金持ちは、死後、地獄に落ちるが、貧乏人は天国に受け入れられる」ということです。

言い換えれば、「悪魔に支配されたこの世では、問題は解決しない」が、「死後、霊界に入れば、この世で貧しい生活を送った人間は、天国に受け入れられて幸福に生きる」というのが、答えになる。この教えを信じれば、もはや、この世では苦しむことはなくなる、というのが本当のキリストの教えなのです。

難解な仏教の理論や、厳しい修行をすることはない。「悪魔に支配されたこの世では、問題は解決しないが、あの世では貧乏人は救われる」という単純な教えが解答なのです。

2022年9月11日日曜日

エリザベス2世の死の警告・・・


エリザベス英女王が逝去した。96歳で、老衰で平和に亡くなったとされている。彼女の母は101歳まで生きたので、もう少し頑張ってほしかった気もする・・・

2022年は、コロナのパンデミックの継続、ロシアによるウクライナ侵攻、安倍元首相の射殺に続いて、70年間在位にあったエリザベス女王の逝去など不吉な出来事が重なった。第三次世界大戦の前夜のような趣がある。(第三次世界大戦は、2030年前後に事実上、始まると考えられる。)

英国は、日本にとってアメリカに次ぐ重要な位置を占める。日本史の転換点になった日露戦争(1904~1905)に日本が勝利したのも、当時の日英関係が良好だったからです。その上でアメリカの好意によって日本はギリギリの勝利を得た。しかし、辛勝だったことを理解しない国民は、その後も軍国主義を容認するようになり、米英を敵にまわして狂気の第二次世界大戦に突入し、300万名の国民が戦死し、東京や広島は焼け野原となって1945年の8月に連合国に降伏し、樺太・千島・台湾・南太平洋諸島などを失った。しかし、アメリカのキリスト教的民主主義に基づく現憲法を採用し、戦後は平和の経済大国として、繁栄を達成した。現在でも、米英との協調主義が日本の国是となっている。憲法以上の国策だと言っていい。

そのイギリスの第二次大戦後から今日まで、国家元首として英国に君臨したエリザベス2世の逝去は、1つの時代の終わりを象徴する。

日本では、昭和天皇が第二次世界大戦後から1980年代の末まで事実上の国家元首として在位し、日本はその間、世界第二位の経済大国となったが、その後は民主的天皇(象徴)が続き、平成から令和と日本の繁栄も陰りを見せている。エリザベス女王は、30年前に逝去した昭和天皇の時代に属する最後の国家元首だったと言える。今日では、アメリカでは既に黒人大統領も実現し、例外的な白人優先のトランプの時代も終わっており、日本では昭和天皇の孫の令和の天皇の時代になっている。もはや、第二次世界大戦後の時代ではなく、第三次世界大戦の前夜だということになる。しかし、日本のいわゆる「平和ボケ」ははなはだしく、安倍元首相すら満足に警護できない有り様です。一人の元首相すら守れない政府が、国民を守れるわけがない・・・

安倍元首相の国葬の前に、エリザベス女王の国葬が行われる。バイデン大統領は日本には来ないが、イギリスの国葬には参列する意向だ。世界は、それを当然視している。

新たな英国王チャールズ3世は、ダイアナ妃との離婚、彼女のパリでの事故死、再婚などで不吉な影が漂う。その他、彼の弟にも問題児が多いし、彼の息子の一人は妻の人種問題などで英王室を離脱している。この民主主義の時代に、18世紀にドイツからイギリスに移ったハノーヴァ朝に遡るウインザー朝の現英国王室を国家元首の一家として崇める英国民は時代遅れだとも言える。(ただし、日本では縄文人の直系でもない、出自の不明な皇室を1500年にもわたってかついでいる。300万人戦死の第二次世界大戦後も・・・)

聖母マリアが警告する21世紀の大悲劇(第三次世界大戦、異常気象など)の後には、世界中から独裁国家や、歴史的遺物の王国主義などは消え去ると思われる。22世紀には、キリストの教えに基づく、自然尊重の霊的な世界統一国家が出現すると思われる。その新時代の前の大悲劇の前の、その前兆の時代の始まりを告げるのがエリザベス2世の逝去だと考えられる。しかし、第二次世界大戦の戦後が、終わったことには間違いない・・・(エリザベス2世は、第二次世界大戦の戦後の世界を象徴していたという意味で。)

ただし、エリザベス2世の死は、安倍元首相の国葬を、無反省に実施しようとする日本への警告だとも考えられる・・・(岸田首相のみが悪いわけではないが・・・)


2022年9月8日木曜日

「世の終わりには、にせキリストが現れる」

 

聖書のよく知られた予言に、「世の終わりには、にせキリストが現れる」という言葉がある。

「にせキリスト」とは、一見、キリストのような言動を行いながら、人々の正しい信仰心を破壊し、人々の魂を地獄に引き込む存在です。しかし、実際は悪魔の手先であるにもかかわらず、さまざまな奇跡などを起こし、人々に巧妙に近づき、一見、キリストのような言葉を発しながら、いつのまにか人々から正しい信仰心を奪うような存在です。

「にせキリスト」は、宗教に関わる問題ですが、政治的な「にせキリスト」も存在する。例えば、アメリカのトランプ前大統領は、「アメリカ・ファースト」と叫んで、多くの保守的なアメリカ市民の支持を得たが、2020年の再選がかかった大統領選挙では、「選挙が民主党に奪われた(不正開票)」と主張して自分の敗戦を認めず、支持者に米議会を襲撃させた。暴徒に米議会を襲撃させるなどは、滅茶苦茶な行為で、今でもFBIが調査をしている。しかし、2024年には、再び大統領選挙に出馬する構えも見せている。

民主党の黒人のオバマ大統領のあと、停滞していた白人保守層を活気づけて、大方の予測に反して2016年に当選したトランプは、アメリカの白人保守層にとっては「キリスト」のような存在だった。しかし、アメリカ民主主義の根幹の米議会を、選挙に負けた腹いせに支持者に襲撃させるなどという、民主義に対する狂った破壊を行った。これでは、政治的な「にせキリスト」と言われても仕方がない。2024年のアメリカ大統領選挙は、この意味でも注目される。アメリカの政治的な健全性がかかっている。

日本では、安倍元首相が華々しい表の政治的成功の陰で、祖父の故岸元首相の時代から関係のある政治団体と、不透明なつながりがあったことが問題です。怪しげな寄付金集めを行う宗教団体と安倍元首相の本当の関係は、新聞もテレビもNHKも追求しない。表に出せば、国民の怒りを買うような内容なのかもしれない。日本の政界のキリストのような存在だと、安倍元首相を持ち上げるメディア/ネット関係者もいるが、その宗教団体との関係によっては、政治的な思想・意図が問われることになり、一見華々しい業績も見直されることになるかも知れない。表の成功した政治家の顔、裏の怪しい宗教団体とつながった不気味な顔、そして、アベノミクスが実際には日本の経済・社会状況の改善にそれほど効果がなかったこと、などを考えると安倍元首相も日本の政治的な「にせキリスト」と言われても仕方がないかも知れない。

しかし、宗教的な「にせキリスト」は、もっと恐ろしい。彼は一見、イエス・キリストを尊敬し、聖母マリアに感謝する人間のように現れる。しかし、彼はキリスト教の教えを語ることもなく、聖母マリアの警告を伝えることもない。神父や牧師ならぜいたくな生活を見せつけ、美食や美酒の摂取を誇り、若者に受ける人気取りの言動に走り、オカルト的な話題、荒唐無稽なSFや霊界の物語を語ったりはしないが、「にせキリスト」は物欲を発散させ、この世のエリートとの交際を誇り、それとなく、イエス・キリストの教えを無視し、聖母マリアを軽んじる。一見、キリスト教を尊重しながら、人々をオカルト的な世界や、もっともらしい陰謀論に引き込んで、真面目にイエス・キリストの教えを研究し、聖母マリアが発する深刻な警告から人々の眼をそらさせるのです。

そして、にせキリスト自身が「偽キリストはバチカンに現れる」と予言して、カトリック教会の威信を傷つける。人々は、しだいにキリスト教会を信じなくなる。そして、霊的な混乱をもたらし、オカルトの洗脳を行う。その結果、人々は真面目なキリスト教徒や聖職者から遠ざける。

キリスト教は、あくまで、貧者や弱者への愛を基本とするものですが、「にせキリスト」は、決して貧者や弱者への愛を説くことはない。むしろ、最初は自分は神様やマリア様に助けられて成功したと得意気に自分の人生を語り、だから、自分はイエス・キリストや聖母マリアを尊敬するまともな人間であると印象付けるが、いつのまにか自分も神の一人であるかのように振る舞う。そして、実際は、全ては自分の霊能力のおかげだったと主張する。

オウム真理教のような怪しげな新宗教も、最初のうちはイエス・キリストの名前や教えを利用しようとする。同様に、「にせキリスト」は、イエス・キリストや聖母マリアを尊敬すると言いながら、おかしな宗教観を吹き込み、人々に正しいキリスト教の信仰を軽んじさせ、最終的には、イエス・キリストや聖母マリアを「悪魔の化身」だと言って、イエス・キリストや聖母マリアを攻撃させると思われる。まさに、悪魔のやり方です。要するに、最後は「イエス・キリストや聖母マリア、キリスト教の神自体が悪魔だった」という狂った考えを人々に吹き込むのが目的であり、まさに、悪魔の手の込んだ悪知恵なのです。

特に、日本の神話の世界につながる神道や、教派が乱立する仏教にも入り込んで、神道と繋がる皇室や仏教界と関係のあるエリート層にまで悪影響を及ぼし、日本の社会やその歴史観に混乱を引き起こす可能性もある。「にせキリスト」の問題は、キリスト教界だけの問題ではない。

いずれにしても、霊的な問題を扱って人気者になろうとする人間には要注意です。政治でも宗教でも、人気者には要注意・・・


2022年9月7日水曜日

霊的な宗教とは・・・

 

故安倍元首相のような政治家も、宗教にすがる。それほど、この世には偶然の出来事、不確実性の大きい出来事、人智を超えた事件も多い。カネ持ち程、心配の種は多い。問題は、その宗教の内容と、本人の信仰心の問題です。

日本人は、国際的には、無宗教であると分類され、そのように自己申告することも多いが、何らかの信仰心を持たない日本人はほとんどいない。神仏や霊の存在を信じる日本人は多い。新宗教にかかわる人間も入れれば、何らかの宗教各派に属すると言われる日本人は、日本人の総人口を超える。日本は、多神教の国と言うよりは、他信仰の国だと言うことになる。神仏など、霊的威力のある神格、諸仏、諸聖人、諸霊は拝んでおいて損はない、という心境の日本人は多い。だから、怪しげな新宗教が後を絶たない・・・

しかし、世界は、つまり、人類の主流は一神教的信仰が主流です。キリスト教も信じ、仏教も神道も信じるという人間は、信用されない。ところが、心霊主義、スピリチュアルな宗教観からすれば、全ての宗教を尊重しなければならなくなり、この世の宗教のレベルでは、どんな宗教を選んでも問題はなく、ただ、霊界の支配者である神様の存在を認めることだけが問題となる。イエス・キリストや仏陀、天照大神の霊の上に、霊界と人間界の創造者である唯一の絶対神を認めることが重要であるということになる。

そもそも宗教や信仰の根本は、自分自身が存在する、生きているという事実が基本になる。自分が存在しなければ、宗教も信仰も意味がない。自分が精神的に救われ、この世で幸福になるという願いがなければ、宗教も信仰も意味がない。つまり、宗教も信仰も自分が存在するという事実が基本となっている。ただし、「自分は存在しないし、神も仏も存在しない」と考える狂った人間もいるかも知れないが、世界の存在と自分の心の存在は否定できない。つまり、世界の存在と自分の存在を認めることから宗教や信仰は始まる

そして、全ての存在するものの根源として、神様を考えるのが正しいということになる。人間と大宇宙とこの世と、霊界を作ったのは唯一の絶対神であると考えるのが正しい。この万物の創造者の唯一の絶対神の下に、さまざまな霊が存在し、そして、物質界と人間界が存在し、一人の人間である自分が存在すると考えるべきなのです。これが、心霊主義、スピリチュアルな宗教観の到達点です。

そして、心霊主義、スピリチュアルな宗教観によれば、人間の魂は、その肉体の死後も存在し、死後は霊界で魂は生きる。ただし、霊界に天国と地獄を認めるか否かが、その宗教性に決定的な影響を与える。臨死体験などを経験し、霊界の存在を信じた人でも、さまざまな霊的な奇跡を体験した人でも、霊界は素晴らしい所だとは認めても、悪魔や地獄の存在は認めないことが多い。しかし、霊界の本質は天国と地獄の存在、天使と悪魔の存在にあるのです。それを認めるのが本当の霊的な宗教になるのです。この世の善悪の問題は、あの世の天国と地獄の存在につながっているのです。

つまり、霊的な宗教とは、「死後の世界の存在を信じ、この世の善悪が霊界の天国と地獄につながり、天使も悪魔も存在し、物質界や霊界に存在する全てのものの上に唯一の絶対神が存在する」という信念に上に打ち建てられるものなのです。

従って、宗教団体への寄付や謝礼などは、真の宗教とは関係がないということです。むしろ、宗教団体は貧しい人に経済的援助をするのが正しいのです。ましてや、政治家が宗教団体の支援をあてにするのは邪道だということになります・・・

2022年9月5日月曜日

死後の世界と宗教 - 正しい宗教とは?

 

日本人の宗教観は、他の国の人の宗教観とは少し異なる。日本の風土に基づく霊的な存在を信じると言うのが本質であり、神道も仏教も霊的な意味で受け入れている。宗教の教義に洗脳されているわけではない。要するに、神でも仏でも霊的な支配者に対する畏怖の念です。キリスト教会に属していなくても、イエス・キリストを霊的な偉人だとしてを敬う人間は多い。しかし、積極的に1つの宗教に係わる場合は、外国人との間でにそんなに違いはない。要するに、他の宗教に寛容性がなくなり、排他的になる。逆に日本人で無宗教だとされる人間にも、霊的な威力のあるものは、何でも尊重するという姿勢が見られることも多い。だから、神社・仏閣・キリスト教会を平気で受け入れる。

「現在、世界最大の宗教勢力はキリスト教である。世界の総人口73億人のうち23億人(人口比で32%)をキリスト教徒が占めている。次いでイスラム教徒が18億人(25%)、ヒンズー教徒が11億人(15%)、仏教徒が5億人(7%)、民族信仰が4億人(5%)だ。日本の神道は国際的な分類では、「民族信仰」のカテゴリに入る。ちなみに、無宗教は12億人(16%)である。」(https://president.jp/articles/-/52070?page=1)

西洋先進国の欧米では、キリスト教がベースであり、中東・アラブ系の国ではイスラム教が主流であり、南アジアと日本、韓国、台湾では仏教の影響が多い。現代文明は、欧米の文化が主流であり、従って、キリスト教を基礎とする文明だということになる。

中国は、儒教、道教、仏教の伝統の上に、ユダヤ教から派生したマルクス主義の影響を受けている。中国人は共産主義のイデオロギーを信じていないが、それに基づいた独裁制にメリットを見出している。第二次大戦後に、共産党が中国を統一したという事実が、全てに優先している。中国共産党は死後の世界まで支配していないので、中国人は勝手に道教などを敬っている。

無宗教だが、死後の魂(心)の存在を信じると言う人は少ない。死ねば、自分の心も消えて、全てはゼロになると考えるのは、大変な恐怖感を生む。だから、死後の世界を信じないという人間は死のことは考えない。死を考えないのなら、宗教も必要ない。

しかし、死後の魂(心)の存在を信じない人間ばかりになれば、社会の秩序や統制が取れなくなる。どうせ死ねば、何も残らないと考えた人間は、善悪の判断もせずに、手段を選ばず利己的な利益を追求する。善の尊重がなければ、社会は不安定化する。家庭自体が成立しない。そのような非文化的な悲劇を避けるために、社会では宗教が必要とされてきた。動物でも本能的に自分の限界を知って、怖れるべきものは恐れる。宗教が神々や仏の存在を人々に教えることで、人間も自己を超えた存在を知り、社会に秩序と安定がもたらされる。善と愛の究極の発生源は、神や仏だということで、社会も家庭も成立する。

このように、死後の世界を知って個人が死の恐怖から免れるため、社会の平和のため、そして、善悪の道徳の基盤を得るために、宗教は人類に必要とされてきた。ただし、歴史的、文化的な違いからさまざまな宗教が生み出されることになった。そして、宗教としての共通点は、死後の世界の信仰と善悪(天国と地獄)の判断の基盤、社会の安定という役割に見いだされる。問題は、宗教に悪魔が影響を及ぼして来た、ということです。

まず、悪魔は人間に死後の世界の存在を否定させる、死後の世界を信じた者には善悪と死後の世界(天国と地獄)は関係ないと信じさせる、死後の世界と善悪の関係を知った者には、それでも、彼らの欲望を満たすために、神の教えや宗教の愛と善の教えに背を向けさせる。そして、この世で物質的に豊かな生活を目指すようにさせ、死後は神の光に背を向けて地獄を選ぶようにさせる。

多くの人が、この世でもあの世でも悪魔に魂を売れば、豊かな生活ができるものと信じるようになる。これが、悪魔による洗脳です。「死後のことは分からない、だが、この世は確実に存在する。だから、まず悪魔に魂を売ってこの世で幸福になり、死後のことは、霊界に入ってから考えよう」という人間も多い。しかし、この考え自体が悪魔の洗脳の影響です。

このような宗教的混乱から救われるには、「死後の世界は存在し、天国と地獄も存在する」ことを社会の常識、全ての宗教の共通の基盤として受け入れることです。この単純な教えの他は、霊界に入ってから解決問題として、さまざまな宗教を受け入れることです。

無宗教であっても、「死後の世界は存在すること、天国(善人の霊界)と地獄(悪人の霊界)も存在すること、この世と霊界の創造者(神)が存在する」ことを認めるだけでよいのです。これが、「唯一の絶対の神」への信仰となれば、それは正しい宗教なのです・・・


2022年9月1日木曜日

「肉体の死後も人間の意識/精神は存続する」という教えの下に、新文明を築くべき・・・

 

聖書のよく知られた言葉に、「たとえ私が死の影の谷を歩もうとも、災いを恐れない。あなたが私と共にいるから」という表現がある。信仰によって、死の恐怖を超えられることを意味している。

イエス・キリストの教えは、当然、死後の世界の存在を前提としている。キリスト教徒とは、死後の世界を信じる人たちでもある。この世の幸福よりも、死後の幸福を求めるのがキリスト教徒だということになる。ただし、牧師/神父の中には、死後の世界を信じていない人もいる。驚くべきことだが、キリスト教は単なる道徳だと思っている牧師/神父もいる。

他方、日本の今日の仏教の僧侶は、必ずしも死後の世界を信じていない。各宗派に対するアンケートで、死後の霊魂を信じると答えた僧侶の割合は日蓮宗80%、真言宗75%、浄土宗62%、曹洞宗52%、浄土真宗8%(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%8A%E9%AD%82)。これは、葬式産業と化した日本仏教の現状を示している。俗世間的なご利益と結びついた仏教系、神道系の宗教は霊魂不滅という全ての宗教の大前提すら曖昧にしている。

実際、今の日本の学校で「人の魂は死後も存続する」と教えることはない。学校で、「人の意識は死後も存在する」と教えることはない。だから、大部分の人間は「死の恐怖」の下に生きている。他方、心霊主義を基本とする新宗教やカルト宗教に走る人間もいる。社会自体が、死の恐怖と死のオカルト化/アングラ化/曖昧化によって成り立っている。

この状態を180度変換し、学校で「人の魂は死後も存続する」、「人の意識は死後も存在する」、「肉体の死後も人間の意識/精神は存続する」と教え、この世での生活、幸福、欲望にこだわらなくさせることが必要です。これが、本来のキリスト教の教えでもあります。

ただし、死後は誰でも霊界で幸福に生きれるわけではない。この世で善人として生きた者は天国で幸福に生きれるが、この世で悪を行った者は、天国の光と愛を嫌って地獄に落ちる、というのが全ての宗教の共通した教えです。

さらに、善人はこの世で貧しい生活を強いられ、正義を求めるので迫害され、信仰心を煙たがられるが、忍耐すれば、死後は天国で報われる、というのがイエス・キリストの教えなのです。そのような「善人を攻撃する悪人は、悪魔の教えに従っている」、というのが神学なのです。

むしろ、社会全体が悪魔化していると言うべきでしょう。死後の世界を信じなければ、この世の幸福にこだわる。この世で幸福を得るにはカネが必要だ、だから、悪魔に魂を売ってでもカネと富を得るべきだと考える。或いは、死後の世界を信じても、霊界でもこの世と同じように、悪を受け入れてうまくやれば幸福になれると考える。そのような狂った考えを悪魔は人間に吹き込む。神の教える愛を嫌う人間は、この世でも、霊界でも神様から遠ざかり、最後には地獄の闇に入り込む。そして、地獄で悪魔の支配下に入る。しかし、神様は悪魔も地獄も、地獄の住民も最終的には抹殺される。それが、本当の死なのです。

これが、古代ギリシアのプラトン/ソクラテスからイエス・キリストの教えに至る人類の思想と宗教の中心なのです。

この世の善人、信仰者、貧乏人、不幸な人、正義の人は、死を恐れる必要はない。死後、天国に入れるからです。しかし、この世のエリート、富裕層、成功者、幸福な人は、死後、地獄に落ちで悪魔と共に滅ぼされる。むしろ、悪魔は人々に死を恐れさせようとする。人々が死を恐れて、この世での幸福を絶対視させ、幸福を得るために悪を受け入れさせようとする。そして、死後の真実を伝える人間を、悪魔は悪人を使って迫害させようとする。これが、悪魔がイエス・キリストを十字架につけて殺した理由なのです。しかし、イエス・キリストの教えを信じた多くの貧しい人たちが、2千年間伝えてきたのがキリスト教なのです。

それでも、悪魔に支配された現代社会では、多くの人が死後、地獄に落ちる。余りに多くの人が地獄に落ちるので、神様が人間を救わなくなり、人間界を滅びるのに任せようとする。これが、今世紀中に想定される人類の危機なのです。

しかし、人間が正しい死生観を持ち、神様の教えに立ち返れば、神様は人類を絶滅から救って下さると思われる。ただし、今後300年に渡って人類の人口は10分の1にまで減るかもしれない。その後、新たに霊的な文明を築いて1万年くらいは人類は存続すると思われる。

いずれにしても、この世とあの世はつながっているという意識で、聖書、イエス・キリストの教え、神様の教えを見直するべきなのです・・・

神様は無限の愛を持っているが、完全な善でもあるのです。そして、この世でも霊界でも神様を騙すことはできないのです。聖書を読んで神様の教えとイエス・キリストの言葉を学ぶべきです。