2023年11月30日木曜日

日本社会を救うには、「消費」の拡大が必要!!!

 

なぜ日本は、アメリカ経済から学ばないのか?

この30年、日本はバブル崩壊、デフレ、金融危機、経済不調に苦しんできたが、アメリカは消費を維持し、テロや金融危機を乗り越え、ITで世界をリードして来た。何がこの違いを生んだのか? 答えは消費力です。

日本はバブル崩壊後、経済の過熱を抑えるために、政府は市場を抑圧し、低成長を誘導し、企業は当時、人件費が日本の10分の1で済んだ中国に大挙進出し、国内産業の低迷をもたらし、企業の内部留保だけを増大させた。その結果、賃金は伸びず、IT化でも後れを取った。90年代までは世界を席巻した日本のエレクトロニクス産業、半導体分野も低迷した。この状態が21世紀の現在まで続いている。明らかに政府と大企業の失策です。

政府官僚は自分たちの既得権さえ維持できれば、国民経済が不振でも気にしない。大企業は、安易な利益追求のために給与や開発費を抑え、国外に生産拠点を移す。こうして、デフレ経済は進行し、産業の活力は奪われたのです。財務省も財政赤字を理由として国債の増発を抑え、自分たちの支配力を維持し、社会の活性化を阻害して来た。

ただし、日本の工場が中国に移転したことによって、日本の自然破壊は抑えられ、金融界の腐敗・堕落も抑えられ、社会の物欲増大も抑えられた。しかし、貧富の格差は増大し、オレオレ犯罪などが多発するようになった。今は、バブル以降の経済抑制策の負の効果が大きい。

そもそも、日本経済は戦後、アメリカの消費によって助けられて拡大してきた。一時は、アメリカ経済に迫るほどの勢いを見せた日本経済も、バブル崩壊以後の政府の失策によって、GDPで中国やドイツに抜かれるほどに低迷を示している。日本の政府も財界もアメリカ経済を見直すべきときです。

その答えは、消費ということです。消費者に購買力があって経済は拡大する。ところが、政府も財界も30年にわたって日本の消費者の所得を抑え続け、経済の活力を奪ってきた。原因は官僚と大企業の保身です。財政赤字を口実に国債の発行を抑え、賃金の上昇を抑えたために、消費者の購買力は低下し、日本経済は低迷したのです。

賃金が30年間も伸びなければ、当然経済は停滞する。官僚も大企業も日本経済を破壊しようとして来た、と言わざるをえない。この間、賃金を上昇させ、消費を維持して来たアメリカは、経済拡大を続けて来た。日本とアメリカから技術・資金を移転させた中国は経済成長を実現した。明らかに、日本政府と大企業の失策です。

今の日本国内の少子高齢化、サギ犯罪の多発、IT分野や半導体産業の低迷を解決するには、消費者の購買力の増大が必要です。つまり、国内賃金の上昇と大規模な国債発行、大企業への増税などが必要です。要するに、一般消費者に資金を回すことです。

しかし、インフレ目標2%などといって、消費力を落とすのを目標とする政府は狂っている。目標は賃金上昇でなければならない。あるいは、コロナの時のように、毎年、定額給付金を支給して、消費を2%拡大させるのが正解です。

さらに、「心霊治療」や「超能力治療」を認め、さまざまな民間療法を公認して、政府の医療費支出を削減することです。「信仰治癒」には現代医療以上の治癒力があることはよく知られている。代替治療によって病気が治れば高額な病院に行く必要はない。福祉予算は大幅に削減できる。

アメリカ経済は消費を活性化させて世界の経済をけん引して来た。日本もこれを見習うべきです。そのために、最も効果があるのは「定額給付金」の給付です。財政赤字は、将来的に経済が活性化することで解消される。今、国債を増加し紙幣を増やさなければ、将来世代も育たない。国債は将来世代の負担ではなく、将来への投資です。

「定額給付金の支給」「心霊治療の承認」が日本を救うのです・・・


2023年11月28日火曜日

真の健康法とは? 聖書は万病に対する特効薬!

 

富士山


日本の難病患者数は18万人と言われる。厚生労働省は、「発症の機構が明らかでない」、「治療方法が確立していない」、「希少な疾病である」、「長期の療養が必要である」という要件を満たす疾患を「難病」と位置付けているが、癌診断では年間100万件近くが新たに検出されており、約38万人が癌で死亡している。

現代医学で治らない病気は多く、民間治療や代替治療に頼る人も多い。そして、このような治療はそれなりに効果を上げていると言われる。特に、「はり・きゅう」「磁気療法」の利用者は年代と共に経験率が上がり,60歳代では,36.4%, 17.2%となっている。ヨガも30歳代で20.8%が利用している。

他方、現代医療では薬害、又は、薬の副作用が生じることも多い。特に、精神疾患は向精神薬が病気を長引かすと言われている。老人介護施設では、認知症による徘徊を防止するために、老人を薬漬けにして車いすに座らせて毎日を送らせており、それに加担する医師もいるという。さらに、犯罪組織もかかわっていると言う。自宅にかかって来る詐欺電話だけでなく、老人は施設内でも狙われている。特に、医師、弁護士、施設管理者、金融機関、一部の家族などが関与する犯罪的行為は表ざたになることもなく闇に葬られていると思われる。

欧米でも、全ての薬品は毒物だと主張する人もいる。薬の効果はプラシーボ効果によるところが大部分であり、心理的な要因が大きいと思われる。現代医学、病院、医師に対する信頼が薬の効果に反映している。日本でも、精神症のある人や、老人は病院に近づくべきではない、と主張する人もいる。薬の副作用が症状を悪化させるとも言われる。それでも、現代医学の効果を否定することはできない。ただし、薬の効果が化学的、生物学的に完全に解明されているわけではない。ワクチンも当面は効果があっても、将来的にどんな副作用を示すかは不明です。

そこで、民間治療や自然療法が注目される。新興宗教の中には、病気は悪霊が原因であり、霊による障害、霊障だとして霊能力でお祓いをすれば治癒できるとするものもある。かつて、オウム真理教は超能力を売りものとし、旧統一教会は霊感を売りものにしていたが、霊的治癒力を売り者にする教団もある。祈禱師や拝み屋も霊的治療を行う場合がある。効果はそれなりにあると言われるが、悪霊自体が霊能力のある存在であり、現代科学を超えた世界になる。呪力の世界になり、不透明な世界になる。

しかし、イエス・キリストが霊能力で病人を治したことは聖書に書かれている。仏教でも空海などは超能力を使って人々を助けたと伝えられている。聖人と言われる人には奇跡を起こせる力があることは、皆が信じている。バチカンもルルドの泉の効用を認めている。実際、奇跡の裏付けのない宗教はない。天皇神道も日本神話を基盤としている。また、英国、ブラジル、フィリピンでは心霊主義による治療が行われている。効果がなければ、そのような治療が続けられるわけがない。日本の祈禱師も効果がなければ、社会で存続するわけがない。心霊治療、宗教治療、呪術治療も効果があるとしか言いようがない。つまり、病気は奇跡によって治るのです。

それなら、自分で霊能力を高めて、霊的エネルギーを取り込んで病気を克服すべきだということになる。かつて東大医学部卒の名医であった塩谷信男は、特別な呼吸法で宇宙のエネルギーを取り込み、健康を維持せよと述べた。塩谷自身もこの呼吸法を実践し、105歳まで生きた。塩谷は心霊問題にも取り組んでいたが、宗教団体などは組織せず、90歳になってから健康法について何冊も本を書いている。

病気は遺伝的問題、生物学的問題、生活習慣、生活環境、社会的環境、心理的環境によって発生する。現代医学が有効なのは遺伝的問題、生物学的問題だけです。抗生物質やワクチンが必要な疾患や感染症、外科的手術が必要な場合には医学は有効だが、その他の要因には無力です。むしろ、霊的なエネルギーを利用する宗教的/霊的治療が有効な場合がある。悪霊がもたらす精神疾患などは祈りや悪魔祓いが必要な場合がある。宗教と病気治癒とは密接に関連している。そもそも、病気になる運命も霊的問題だと考える人もいる。

宇宙のエネルギーを呼吸法で散り込むのも、心霊的理解が必要です。この世、物質界は霊的エネルギーから生まれたものである以上、宗教的精神を高め、霊性を高め、霊的エネルギーを活用して人体の問題を解決するのは正しい。その意味で、イエス・キリストが「私を信じる者は誰でも奇跡を起こせる」と言っている意味は大きい。正しい信仰心を持てば、誰でも祈禱師やれ霊能力者のような力を持つことができる。また、医師にかからなくても、健康を取り戻すことができる。

つまり、聖書を読めば病気の治癒は促進する。聖書は、万病に対する特効薬です・・・・





2023年11月25日土曜日

カネは悪魔の化身です・・・

 

カネを求めてはいけない。

カネで問題を解決しようとしてはいけない。

カネは悪魔の化身です。

カネ持ちは、死後、地獄に落ちる。

これがイエス・キリストの本当の教えです。全ての宗教の中で、この真理を明確に述べたのは、イエス・キリストだけです。聖書には、「人はカネを取るか、神を取るしかない」と記されている。また、「金持ちは天国に入れない」と述べられている。

しかし、イエス・キリストの出現後のこの2千年間、人々はカネを求め、富を蓄積し、全ての問題をカネで解決し、カネで幸福を実現させようとして来た。つまり、人々は悪魔の力で幸福に成ろうとして来たことになる。だから物質的には豊かになっても、神の恵みは得られず、精神的には堕落・腐敗し、狂って、最後には悪魔に地獄に連れていかれる。

人は死んでも、その魂は霊界で生き続けるが、悪魔に魂を売った富裕層、エリートは地獄に落ちる。そして、最後には神様によって地獄で亡ぼされる。これが、本当の死です。

これは、革命的な教えです。仏教でも、神道でも正しい生活、清い生活、善霊や先祖の霊を敬う生活をしていれば、涅槃、極楽、天界、神界に入れると教えているが、仏教や神道を生み出された万物の創造主である唯一/絶対の神様は、イエス・キリストとなって「悪魔に魂を売った人間は地獄に落ちる」と教えているのです。つまり、口先でどんな綺麗ごとを言っていても、豊かな生活をしている僧侶や神主は、必ず、密かに悪魔に魂を売っており、死後は地獄に落ちるのです。神父や牧師でも同じです。信用できるのは、ホームレスのような生活をしている宗教家だけです。信徒からカネは集めずに、貧乏人にカネを与えるのが本当の教団です。

逆に、政府も財政赤字を気にすることはない。財政黒字を目指して、福祉予算を削り、給付金の支出を抑制すれば財政は黒字になるが、現役世代は疲弊し、未来世代も育たなくなる。悪魔の化身の紙幣をどんどん使って、国債を発行し、人々の生活を救うのが悪魔の善用なのです。

しかし、本当に人々を救うのは、神様への信仰です。そして、仏教や神道でも大きな信仰力があれば神通力や霊能力が得られる。本当のキリスト教でも純粋な信仰を持てば、超能力が得られると教えている。国にカネがなくても、官僚・政治家に神通力や霊能力、超能力があれば、公共の善を実行できる。医療も心霊治療で無料で実施できる。この点で、今や霊能力もない現天皇家を国民の象徴としていては、日本は救われない。国民の中で最も大きな霊能力を持った人間(心霊治癒力などを持った人間)を、選挙で新天皇に選ぶべきです。その際、旧天皇家は伊勢神宮の神官とすればよい。

「信仰があれば、あなた方にできないことはない」とイエス・キリストは述べている。つまり、信仰があればカネ(悪魔)が不要になる。病気も霊能力で治る。人間関係も霊界からのエネルギーで改善できる。まさに、神様への信仰によって、悪魔を打ち負かすことができ、死後は、天国に入ることができ、そこで永遠の命と幸福を得ることができるのです。

この意味で、人生とは悪魔(カネ)との戦いなのです。カネと戦わない宗教家は信用できない。つまり、ホームレスのような宗教家のみが信用できるのです・・・


2023年11月23日木曜日

給付金=>消費維持/拡大=>経済活性化=>税収増/給与上昇=>社会の安定

 

今、株価がバブル以降の最高値をつけ、コロナも殆ど収束している。しかし、岸田政権の支持率は低迷している。

岸田首相は自派閥から官房長官も出せず、内閣改造の当初には副大臣や政務官に女性を選ばず、そのくせ「男女比を適切に考えた」などと妄言を吐き、安倍射殺の裁判で安倍元首相と旧統一教会の関係が明らかにされるのを恐れるかのように裁判を遅らせ、G7の開催国になった今年に自派閥の外務大臣を交代させ、旧安倍派からの官房長官を留任させている。そして、野党から「しょぼい減税」と言われるように、今の物価高には効果の遅い来年の減税しか打ち出せない。これでは、支持率が低下するのも当然です。ただし、岸田に代わる政治家は見当たらない。旧安倍派はまだ混乱しており、麻生や茂木も精彩を欠く。河野や女性の高市も辛うじてポジションを維持しているだけです。コロナと不調の東京オリンピックの後遺症で政界もくすんでいる。

答えは、本当の新経済学を実践できないからです。

要するに、「給付金」を出さないからです。2020年にコロナ感染の危機から「給付金」を出し、経済崩壊を防止できた教訓を生かすべきです。

経済の基本は消費であることは、アメリカが証明している。アメリカの消費が日本や中国を支えてきたのは歴史が証明している。中国の経済が不振に陥っているのは、不動産不況が原因だが、それは消費力が落ちたからです。急激な経済成長の後で、ある程度の生活レベルの上昇があったが、アメリカや日本との摩擦で輸出に影が差し、国内の消費力が低下したからです。本当の開発力があり、世界の文明をけん引する力があるのはアメリカです。アメリカの長所は民主主義の大統領制と消費力です。だから日本も大統領制給付金経済を導入する必要がある!

日本のGDPも半分以上が消費です。しかし、90年頃のバブル崩壊以来、人件費が当時、日本の10分の1だった中国に日本企業の生産拠点が移転し、国内にデフレ化をもたらしたが、企業は内部留保を増やして経営者は安泰だった。その反動で日本国内の給与水準は据え置かれ、実質的に日本の富は中国に移転し、日本経済は30年の低迷の時代になった。株価も30年近く低迷し、日本社会は少子高齢化で活力を失った。そして、一時は毎年、3万人が自殺し、今でも特殊詐欺の被害は年間300億円を超えるほど、異常事態が続いている。

これを解決するのは、「給付金」の供与です。全世帯に10万円を給付しても、10兆円で済むが、この給付金で消費は維持され、30兆円程度の経済効果が出る。財源は、経済維持/成長による将来の税収とインフレ効果です。将来世代の負担などと言っているから、財政支出もできず「給付金」が出せないのです。例えば、将来世代の負担を減らすためにと言って防衛費を削減し、日本がロシアや中国に占領されれば、日本に将来世代自体がなくなる。今の社会崩壊を「給付金支出」で防がなければ、将来世代もない。

給付金=>消費維持/拡大=>経済活性化=>税収増/給与上昇=>社会の安定、というのが新経済です。

企業が給与を上げなければ、政府が補填する必要がある。政府の赤字が増大しても、日銀に国債を購入させればいい。国家と社会が維持され、GDPが維持/拡大すれば、税収が増えて財政赤字は解消する。或いは、企業や富裕層への増税を行う。これが、新経済です。

今の経済体制では、生き残るのは皇室、官僚、大企業だけです。

だから、日本も大統領制を導入し、アメリカのように効率的な政治体制にし、新経済を推進し、また、霊能力のある新天皇を選んで社会も安定させる必要がある。この際、現天皇家は旧天皇家として文化庁の管轄に移し、特別公務員として管理するのがよい。旧天皇家は伊勢神宮の神官としてもよい。しかし、霊能力のある人間を新天皇として、日本の社会、安全、経済の発展に寄与させる必要がある。国民は霊能力があれば、選挙で天皇になることができれば、社会は活性化する。ただし、国家元首は日本国大統領とし、キリスト教の精神と霊能力を徹底させる。これで、一神教が主流の世界で日本もアメリカと並ぶリーダーとなれるのです。

日本人も、伝統的な仏教/神道の神仏に加えて、唯一絶対の神を崇めることで、人類の代表の資格を得るのです・・・


2023年11月20日月曜日

コロナの時代の終焉とポスト・コロナ時代の課題・・・

 


コロナとオリンピックの時代(2020年から2023年)はようやく終息に向かっている。2020年の直前には、災害復興と東京オリンピックで2020年以降は大きな経済発展が見込まれていたが、コロナとオリンピックの1年延期で日本経済は低迷し、社会的にも大きな混乱が生じた。2019年にはローマ法王が日本を訪問しており、時代の代わり目を象徴する訪日となった。

このコロナの時代の最中に、石原慎太郎、安倍晋三そして池田大作が亡くなった。平成、令和、昭和の時代を代表する著名人の代表が亡くなったことになる。しかし、この時代を通して野球の大谷、将棋の藤井がヒーローの座に上り詰めた。2023年に大谷は米大リーグでホームラン王とMVPを取り、藤井は将棋のタイトル戦で八冠を獲得した。これは、新しい時代に向けて、日本人に希望を与える出来事だった。

しかし、世界ではウクライナ戦争とガザでの軍事衝突が生じ、暗雲が漂っている。アメリカでは2024年の大統領選挙に向けてトランプが活動を開始し、中国では日本の海産物禁輸など不穏な状況が見られる。世界は2030年頃に予想される第三次世界大戦に向けて走っているように見える。実際、安倍晋三の死と同じ時期の英国のエリザベス女王の死が、第二次大戦後の平和な時代の終焉を象徴している。コロナの時代の直前に、中国が香港の民主化を封殺し、トランプがバイデンに敗北し、イギリスがEUを離脱し、親プーチンだったドイツのメルケル首相が退陣し、中国とロシアの覇権主義が顕著になっている。また、中東でもイスラエルとイランの対立が続いている。これは、第三次世界大戦につながる伏線だと思われる。

コロナの時代のもう1つの教訓は、当時の日本政府が緊急に実施した「給付金」です。これで、多くの低所得者や零細事業者が救われた。経済の根本は消費であり、「消費は給付金から」という原則を裏付ける出来事だった。今、ウクライナ戦争の影響で物価値上がりが続く中で、給付金を出さない岸田政権の人気が低迷するのは当然だと言える。日本の総選挙は、2024年のアメリカの大統領選挙が終わるまで控えるのが良策だろう。また、資本主義の罠(不良債権の増大)に陥った中国の動向も注視する必要がある。

中国発のコロナと低迷オリンピックの時代の教訓とは、来るべき第三次世界大戦に備えて、アメリカやヨーロッパ諸国と連携を深め、中国やロシアと距離を置き、国内の消費を高めるために給付金体制を強化し、野球や将棋だけでなく、才能のある若者を伸ばすことです。

そして、国民が聖書を読む習慣をつけ、霊能力を高め、心霊治療なども容認し、国民の民度を高めることです。

いずれにしても、悪魔の影響を受けた物質文明、拝金主義の時代は終末に向かっている。さらに、異常季候などの自然大災害にも備えなければならない。観光だけでなく、国土の保全・整備が必要になる。国内の農林水産業も強化する必要がある。

それには、日本の体制を大統領制に切り替える必要がある。また、現天皇家を廃止し、新天皇家を立てる必要もある。本当の霊能力をもった人間を天皇にすべきです。しかし、元首は大統領として効率的な政治体制を導入する必要がある。これがコロナ後の時代の課題です・・・


2023年11月17日金曜日

病気になったら、聖書を読め!!

病気は、近代医学で治ることは多いが、 民間療法でも治る。ただし、法律によって医師以外が、医療行為を行ことは禁止されている。それでも、例えば、医療器具や医薬品も使わずに、霊能者や祈禱師、拝み屋、密教僧などが祈りなどの宗教行為で無料で治癒させた場合は、法律の適用は受けないと考えられる。難病の人が霊能者に頼る例は、日本でも見られる。そのような心霊治療を売り物にする宗教団体もある。

実際に、かつて超能力者の高塚光が政治家、皇族などを超能力で治療しても、法律に問われることはなかった。イギリスでも王族や貴族なども、超能力者の治療を受けていると思われるし、医療保険も適用されていると言う。ブラジルやフィリピンの心霊治療も良く知られている。日本でも、明治維新以降、長南年恵や松下松蔵などの霊能力者がその能力に基づいて治療行為を行っている。

スプーン曲げのユリ・ゲラーは超能力治療は行っていないが、超能力を使うなら、スプーンを曲げるのではなく、病気の治療を行うべきだと考えられる。

また、臨死体験を経験した人間に不思議な治療力が現れることも知られている。そして、アメリカの学者の中には、人間の細胞と脳神経との関係を研究し、人間の精神活動(祈りなど)が細胞の働きに影響を与えると述べている人もいる。

さらに、プラシーボ(偽薬)効果の研究から、人間の脳の働きと神経系統の関係が明らかにされ、良薬だと信じる心の働きが人体に好影響を与えることが明らかになっている。

要するに、スプーン曲げは手品でもできるが、超能力でも出来るように、人間の病気(ガンや難病なども)も現代医学で改善するが、霊能力でも治癒できるということです。

政府予算の医療費は、このような霊能力、超能力に基づいた治療を促進することで、大幅に削減できる。さまざまな難病も心霊治療で治癒される可能性もある。医学は、まだ完全な科学的裏付けはない。現代の生物学や医学でも、まだ人間の細胞も作れない。

この点、イエス・キリストが霊能力で多くの病人を癒したことに注目すべきです。霊界とつながり、霊的エネルギーを利用できたイエス・キリストは、超常的な治療を行ことができた。医療器具も薬品も使わずに病人を癒し、人々の信頼を得たのです。

これは、心霊研究で有名だった名医と言われた塩谷信男の説を裏付けている。東大医学部を卒業し都内で開業医をし、特殊な呼吸法(精神調息法)を開発し、105歳まで生きた塩谷は、この呼吸によって宇宙のエネルギーを取り入れれば、体内の細胞は活性化し、健康・長寿が得られると述べている。宇宙のエネルギーは、霊的エネルギーの一種だと考えられる。

しかし、イエス・キリストは「信仰心があれば不可能なことはない」と述べている。聖書を読み、イエス・キリストの言葉を通して神様の教えを理解することで信仰心が得られ、祈りを通して霊的なエネルギーが使えるようになる。このエネルギーによって病気は治る、と信じることが、本来のキリスト教なのです。

病気になったら、聖書を読むだけでも効果がある、と考えるべきです・・・


2023年11月15日水曜日

死後も「心」は存続する、特に、貧乏人の魂は天国に入る!

 

「心」に関して言えば、人間の脳が直接、心を生み出している訳ではない。魂が脳を使って心を生み出しているのです。(テレビという機械が番組を生み出しているのではなく、テレビ局が番組を生み出しているのと同様。)従って、人間が肉体的に死に、脳が機能を停止すれば、心はもう脳を通しては生み出されないが、心の基盤である魂は影響を受けない。つまち、魂=>無意識=>脳=>意識=>心=>肉体、という精神エネルギーの流れがある。

従って、肉体の死後に魂はこの世から霊界に移動して生き続け、霊界で霊的な身体・脳を使って働き続け、そこに同じように心も生じる。つまり、肉体が死に脳が機能を失っても、魂は霊界に入り、霊体で心を生み出す。人間の意識は生から死へと連続する

要するに、死後も魂と心は存続し続ける。だから、死を恐れることはない。これが、何世紀にも渡る心霊学の結論であり、2千年に渡るキリスト教や仏教などの本来の教えなのです。

だから、「たった一度の人生だから、手段を選ばずに幸福を追求すべき」だと考えて、皇族と結婚しようとする者も出てくる。この考えは、死後の生を考えていないので間違っている。魂は、霊界から再び人間界に戻って来て、輪廻転生を繰り返す場合もある。前世を持った人間が今、生きていてもおかしくない。少なくとも、霊界で霊として生きていた魂が、新たに人間界に移って、人間として誕生するのが一般的だと思われる。(ただし、新宗教でブッダやイエス・キリストの生まれ変わりと称する教祖には警戒すべき。)

仏教は、本来、この輪廻転生を繰り返して、苦の多い人生を繰り返すのを防止するための教えです。正しい生き方をすれば、もはや、生れ変わりのない霊界の最高レベルや涅槃に達することができるというのが本来のブッダの教えです。

キリスト教は、この真理を当然として、人々にこの世にはこだわらずに生き、死後の霊界に希望を持つようにというのが本来の教えです。さらに、霊界のエネルギーはこの世にも浸透するので、信仰心があれば霊的エネルギーを使って奇跡も起こせるというのが、イエス・キリストの本来の教えです。物理エネルギーを超える霊的エネルギーは奇跡を起こすのです。(ただし、悪魔も霊的エネルギーを使えるので、奇跡だからといって無条件に歓迎してはいけない。)

つまり、キリスト教、仏教や神道などの伝統的な正統宗教は、死後の世界、つまり霊界の存在を当然のこととして成立している。ただし、イエス・キリストの教えは、もっと深い。また、死後の世界、霊界はこの世よりも複雑・広大です。

しかし、生死の問題より、善悪の問題が重要だというのが、伝統的な正統の宗教の教えです。従って、この世のご利益を求める新宗教や、霊能力/超能力を求める新宗教は邪道だということになる。生死、損得、霊能力よりも、善悪の重要性を強調するのが、本来のキリスト教や仏教なのです。イエス・キリストも仏陀も信徒を金持ちにしようとはしなかった。イエス・キリストも仏陀も信徒を善人にしようとしたのです。

特に、イエス・キリストは、善悪と貧富を結び付け、善とは貧であり、悪とは富であるとの教えを広め、「富裕層やエリートは死後、”天国”に入れない」と明確に宣言している。これは、現代人には受け入れられないように思えるが、「貧困者、不幸な人間、正義を求める人間、信仰者は”天国”に受け容れられる」というのが、本来のキリスト教の教えです。ただし、貧しいものでも、正しい信仰を持たない者は、いったん天国に受け入れられても、天国から追放されると思われる。悪魔も貧乏人の魂を支配することができる。

つまり、死後は誰でも「霊界」に入れるということは、臨死体験でも証明されているが、その後で、霊界は”天国”と”地獄”に分かれるという点を強調するのがイエス・キリストです。そして、イエス・キリストは、「貧乏人は天国に入れるが、金持ちやエリートは天国に入れない」と宣言しているのです。これが、本来のキリスト教の核心です。そして、天国で永遠の命を得た人間は、もう、輪廻転生する必要もない。仏教では、霊界の天国に近いレベルや涅槃まで上がれば、もはや輪廻転生はないと述べている。しかし、霊界は唯一の神様が支配する世界であり、必要に応じてそれぞれの魂に輪廻転生を行わせることができる。要するに、神様に気に入られなければならない。そして、神様は悪ではなく善を求めている。「神は全知全能であり、全善である」というのも、本来のキリスト教の教えです。

そして、聖書では「神様は愛から人間を作られた」と述べている。当然、神様は人間社会でも善を期待されている。しかし、神様に逆らう悪魔が人間界に悪を持ちこみ、人間を支配しようとしている。(又は、カネや富を得るために、人間は悪魔に魂を売ろうとする。)そして、悪魔は神様の霊的な息子のイエス・キリストと戦い、イエスを十字架上で殺害したが、イエス・キリストは死から復活したというのが、聖書(福音書/新約聖書)の内容なのです。神様は霊的な存在ですが、悪魔も霊的な存在です。神様と同じように悪魔もこの世では見えないが、悪魔はカネに形を変えて人を誘惑し、又は、人間の魂を支配して心も支配する。この悪魔との戦い(善悪の問題)が、生死の問題より重要だというのが、本来のイエス・キリストの教えです。

結論は、魂と心は肉体の死後も生き残るので、肉体の死を恐れることはない。そして、貧乏人や不幸な人、信仰者は死後、天国に入るので、むしろ、死後の霊界での生を楽しみにせよ、ということです。


2023年11月12日日曜日

日本の霊的な使命とは・・・

 

ヨーロッパの文化はヘレニズム(古代ギリシア)、ヘブライニズム(古代ユダヤ教)、キリスト教(ローマ帝国以降)の伝統が基礎になっている。

だから、今も古代ギリシア文明は欧米人から尊敬されており(オリンピックは古代ギリシア発祥、哲学者プラトンは今も学問の始祖として尊敬されている)、また、ユダヤ人は欧米で強い存在感を持っており(富豪ロスチャイルドや科学者アインシュタインはユダヤ系)、ローマ帝国でキリスト教が国教となって以来、ヨーロッパ文明はキリスト教を基盤とした(EUはバチカン、イギリスは英国国教会、ドイツはルターのプロテスタント発祥の地、東欧/ロシアは正教会)。欧米文明が支配する世界を理解するには、ヘレニズム、ヘブライニズム、キリスト教を学ばなければならない。中でも、ヨーロッパ文明から派生したアメリカ文化とその民主主義を理解するには、キリスト教の理解が鍵です。そして、戦後の日本の繁栄はアメリカのキリスト教的民主主義に基づいた日本国憲法を受け入れたことから始まった。つまり、間接的に日本もキリスト教の影響下にある。だから、日本は中国などと違ってG7のメンバーとして欧米の先進国に受け容れられてきたのです。

しかし、日本の霊性は欧米とは異なる。欧米キリスト教世界が混乱、停滞、腐敗する中で、日本の役割が期待されるのも、この点にある。

その日本の霊性は、1万年の歴史を持つ縄文時代の霊性が基盤になっている。約16万年前にアフリカで生まれたミトコンドリアのイブの子孫がアフリカを出て、ユーラシア大陸を横切り、10万年前には人類が日本に到達し(島根県出雲市の砂原遺跡)、1万5千年前には世界最古の土器を生み出して以来、日本人は日本列島で生きて来た。特に縄文時代にはその霊性が確立したと思われる。

紀元前3世紀に中国・秦帝国から道教の方士(呪術者)の徐福が日本に到来し、その子孫が九州などに勢力を伸ばしたが、徐福の子孫からは秦帝国とのつながりは忘れられた。紀元2世紀には縄文人の子孫の卑弥呼が現れて、当時、稲作地帯だった大和の女王になった。しかし、徐福の子孫と思われる神武天皇が大和を攻略し、卑弥呼の子孫は古代中国からの文化的優位を持った天皇家に征服され(銅鐸文化から銅鏡文化への移行)、天皇家の支配が始まったが、縄文の霊性は生き残った。ただし、日本の古代史は断絶され、卑弥呼は謎の存在となった。天皇家の出自も神話の世界で曖昧にされた。

呪力に優れた天皇家は古墳時代を通して西日本を征服し、仏教を導入して更に霊力を高めたが、朝鮮半島で中国の唐と戦って敗戦し(白村江の戦い)、仏教の権威に頼りながら藤原京、平城京、平安京と遷都して政権を維持し、空海や最澄の密教によってようやく安定し、さらに陰陽道も取り入れて朝廷の安定を図った。しかし、平安時代末には、浄土宗などの動きと結びついた武家が台頭し、鎌倉政権が誕生し、新たな仏教各派が出現し、その霊力によって元寇も打ち負かした。その後、密教と結びついた後醍醐天皇の動きの後、禅宗などと結びついた室町幕府の時代となり、やがて、各大名が仏教の呪力に頼って勢力を伸ばし、戦国時代となった。そして、ポルトガル船がもたらした鉄砲を活用した信長が既存の朝廷・仏教勢力と対立して切支丹を優遇し、大きな勢力を持ったが、敵対勢力によって密教などの呪力によって本能寺で倒れた。後を継いだ秀吉は朝廷と結びついたが、霊力のない朝廷は秀吉の朝鮮出兵も支援できず、豊臣家は家康に負かされ、密教の力を知っていた家康は天海などの天台密教と結びついて政権を安定させた。江戸時代は、幕府と結びついた仏教勢力の時代だったが、幕末には天皇家をかついだ反幕勢力が権力を握り、天皇神道を事実上の国教とし、後の軍部・官僚も天皇神道の下で勢力を伸ばす。幕末にはさまざまな新宗教(天理教、金光教、黒住教、大本など)が生まれ、その霊力によって日本は日清・日露戦争には勝ったが、天皇神道以外は冷遇されたため(大本弾圧など)、日本の霊力は失われ、第二次大戦でキリスト教国のアメリカに敗戦し、アメリカのキリスト教的民主主義を受け入れて今日に至っている。要するに、日本という民族固有の世界の時代は終わって、日本は世界文明に組み入れられた。

ただし、日本の本来の霊性と天皇神道の影響は今も存在し、仏教や密教と共に併存している。それでも、第二次大戦後は新たな新宗教が生まれ、特に、心霊主義に基づく新宗教が社会に浸透し、超能力ブーム、オウム事件を超えてスピリチュアルな関心は人々の間で高い。今も祈禱師、拝み屋、真言密教僧などは存続している。しかし、日本人はキリスト教の威力は認めていても、歴史的・文化的な障壁からキリスト教の霊性は浸透していない。

しかし、本来のキリスト教の霊性は、日本の霊性に基づく清貧主義に近いのです。日本の歴史を振り返るとき、仏教や神道の霊的洗礼を受けた後で、日本の霊性が直面すべきものは、世界の主流の一神教のキリスト教の霊性であることは、当然だと思われる。

今も、世界のスピリチュアルな世界の基本は18世紀のスウェーデンボルグの霊界体験です。スウェーデンボルグは、イエス・キリストを神として認めて霊能力を高めた。世界の心霊主義でイエス・キリストの権威を否定するものはない。死後の世界は、イエス・キリストの神が支配し、その権威の下にさまざまな大霊が存在し、さまざまな宗教が存在すると考えるべきです。中国の道教、日本の神道、仏教も唯一の神の支配下にあると考えるべきです。

日本の霊的な完成は、心霊的にイエス・キリストを受け入れることだと考えるべきです。ちなみに、日本人も聖書を読んで霊性をさらに高めれば、霊能力を高めることができる。そして、聖書を学んだ上で日本の伝統的な清貧生活を送れば、欧米のキリスト教徒以上の力を発揮できるのです・・・


2023年11月10日金曜日

人類の歴史が示す心霊主義の影響!

東京スカイツリー・タワー

日本で幕末・明治維新の頃、イギリスでは心霊主義が盛んになっていた。コナン・ドイル(シャーロック・ホームズの作者)も、その頃活躍する。日本でも、幕末の新宗教が盛んになり、金光教、黒住教、天理教、大本などが成立し、長南年恵や出口王仁三郎などの霊能者が現れ日清・日露戦争の予言や心霊医療などで威力を発揮していた。また高島嘉右衛門のように優れた易者も現れた。1900年をはさんで第一次世界大戦後まで、アメリカ、イギリス、フランスなどで心霊主義は大いに発展した。

これは、アインシュタインなどの活躍によって、ニュートン力学を超える相対性理論や量子力学が発展した時代に当たる。科学の発展に合わせて、心霊学も発展したことになる。特にイギリスでは交霊会が盛んになり、D.D.ホームのような優れた霊媒が現れ、フランスではアラン・カルデックの霊理論が普及した。日本では、大本が政府に弾圧されるほどに勢いを持った。また、ポルトガルのファチマに聖母が出現し、第二次大戦の予言などを行った。しかし、科学・技術の発展と共に、心霊主義は日陰に追いやられた。日本でも、戦前の天皇神道は廃止され、科学・技術一辺倒の社会になった。

しかし、欧米では心霊主義は根強く生き残り、1960年代のニュー・エイジ運動やキュブラー・ロスやレイモンド・ムーディなどの死の研究や臨死体験の研究が受け入れられ、日本でも戦後の新たな新宗教ブームが起こり、丹波哲郎の霊界研究が脚光を浴び、さらに、超能力者ユリ・ゲラーの出現によって新たに心霊・超能力ブームが起きた。オウム真理教もこの流れで成長した。また、冝保愛子の霊能力や妖怪漫画の水木しげるなどもメディアで脚光を浴び、巷では密教僧、祈祷師、拝み屋は根強く影響力を保った。そして、21世紀にいたってもスピリチュアルな話題は人気がある。

そもそも世界の偉大な文化は心霊傾向が強い。古代ギリシアのプラトンやソクラテスも死後の世界を信じていた。初期キリスト教もスピリチュアルな宗教だった。日本の源氏物語も心霊文学だし、平安朝を支えたのも空海のような密教僧だった。能も心霊的な芸術です。日本の国宝級の美術作品は、仏教や神道から霊感を得て作成されたものが大部分です。

また、現在のヨーロッパ文化も初期キリスト教の霊性が基盤であり、中世でのダンテの神曲は霊界を主題とし、今でも読まれている。また、バチカンに対抗してプロテスタントが始まった頃、フランシスコ・ザビエルも所属したイエズス会が霊能者イグナチオ・ロヨラによって創設され、カトリックも霊的に刷新された。また、シェクスピアの作品にも心霊傾向が強く表れている。そして、ニュートンは科学の研究より、聖書の研究に熱心だった。同じ18世紀のスエーデンボルグは霊界を見聞し、膨大な著述を行い、今もスピリチュアリズムに影響を与えている。アメリカでは南北戦争の頃から心霊現象に関心が高まり、リンカーンもその影響を受けたと言われる。また、霊能者ケーシーは高く評価され今でもその著作は読まれている。アメリカでは前世治療なども行われるようになり、今も心霊問題や死後の世界への関心は高い。フランスのアラン・カルデックの影響はブラジルで生き残っており、カトリックのブラジルやフィリピンでは今も心霊治療が盛んだ。

興味深い例では、ジョン・レノンがニューヨークでUFOや宇宙人に合い、謎の石を与えられたが、彼は気味悪がって、それをユリ・ゲラーに与えたという。日本人のイメージとは違ってイギリスでは今も心霊主義が盛んで交霊会も行われているという。日本の霊能者もイギリスで学ぶものがいる。恐らく、エリザベス女王が高齢まで生きたのも、心霊治療などを受けていたからだと思われる。

しかし、心霊主義は政治の権力者からは警戒される。特に、日本では戦前の天皇神道の行き過ぎへの反省、過激な新宗教(オウム真理教や統一教会)への警戒などから大手のメディアではスピリチュアルな話題は敬遠されている。実際、霊感商法と呼ばれる悪質な勧誘を行う宗教団体もある。それでも、日本社会の頂点にいる天皇家は、日本神話の神(天照大神)の子孫だと自ら信じている。これが、天皇家の権威の基盤になっている。実際、古代には古代中国から来たと思われる天皇家の祖先は文化的優越性や呪術で弥生人を支配したと思われる。しかし、仏教伝来後、大化の改新後の白村江の戦いで中国の唐に敗戦して以来、天皇家の霊能力は失われたと思われるが、密教や陰陽道などを取りれて平安時代を乗り切ったが、鎌倉時代前後の新仏教の霊力を取り入れた武家に政権を譲り、明治維新まで細々と京都で生き残っていた。しかし、徳川政権を倒し明治時代を打ち建てた勢力は天皇家をかついで権力のシンボルとして、最後は天皇神道を振りかざしてキリスト教国のアメリカと戦争をしたが敗戦し、現在まで日本はキリスト教的民主主義国アメリカの影響下にある。今では、天皇家もアメリカ・イギリスへの留学で箔をつけている。もはや、古代からの天皇家の霊能力は失われている。

要するに、世界は物質文明の陰で心霊文化が働いている。人々が密かに関心を持つのは当然です。エジプトのピラミッドも当時の心霊主義の産物だと考えられる。古代中国が生み出した漢字も呪術の産物です。世界では、ユダヤ民族の一神教を受け継ぐキリスト教やイスラム教が主流であり、東アジアや東南アジアでは輪廻転生を克服しようとした仏陀の教えが普及している。人間は霊性がなければ、文化も持てないのです。

世界の歴史を振り返れば、最も威力のあるのがキリスト教だということになる。ただし、初期の霊的なキリスト教が重要であり、そこから現代物質文明をけん引する欧米の科学が生まれたことになる。日本は明治維新後、欧米の科学・技術を学ぶだけではなく、その基盤のキリスト教をもっと学ぶべきだった。現在でも、キリスト教は尊敬しても信仰する日本人は国民の1%しかいない。そして、縄文時代からの日本の清貧主義と天皇神道を混同している。この霊的な混乱状態に新宗教や商業的なスピリチュアリズムがつけこんでいる。

従って、今世紀の来るべき危機(第三次世界大戦や自然大災害)を日本人が乗り越えるには、正しい心霊主義を実践する必要がある。それには、日本の伝統的な清貧主義とキリスト教の聖書を結合させることです。そのためには、無意味な象徴天皇制を廃止し、新たに大統領を導入し、霊能力の高い人間を新天皇として民主的に選ぶことです。

強力な権限を持った日本国大統領と、霊能力のある新天皇の下で日本は今世紀の来るべき危機を乗り越えるべきです・・・


2023年11月8日水曜日

消費手当と大統領制/新天皇家が日本を救う!!

紅葉

なぜ、日本は1990年頃のバブル経済崩壊の崩壊以来、経済不況に陥ったのか? 政府の経済政策の失敗です。また、内部留保の確保だけを目指した、大企業の方針の失敗です。要するに、国民を犠牲にして官僚や大企業が保身をはかったからです。この無責任体制を象徴するのが象徴天皇制です。

バブルによるインフレ発生や地価高騰を恐れ、政府は経済活動を抑えることにした。日銀からの資金供与を抑え、経済活動の抑制を図り、その結果、株価と地価が大きく低下した。企業も投資を控え、デフレが進行した。1990年の末には大手の金融機関が破綻し、電機産業も投資を控え、半導体分野やコンピュータ産業も停滞した。製造業は、当時人件費が10分の1だった中国に拠点を移し、国内の人件費は削減したが、内部留保は確保した。その結果、中国や韓国に技術や資金が移転し、中国や韓国の経済は大幅に拡大した。この意味で、日本はアジアの発展に寄与したことになる、中国や韓国の成功は日本のお陰だったと、日本人は胸を張っても良い。しかし、今は自国民を救うべきときです。

2001年のアメリカ同時多発テロや、2011年の東日本大震災の発生によって、アメリカや日本で既存の体制への危機感から政権交代が起きたが、21世紀になっても日本のデフレは続き、GDPの世界第二位の地位も中国に譲った。そして、2020年になってコロナ感染爆発、ウクライナ戦争、ガザ紛争と国際危機が続き、他方、日本の半導体、IT産業は低迷を続け、オレオレ詐欺事件などが国内で多発している。この30年、世界の主要国で日本だけが賃金上昇、GDP上昇が止まったままだった。これは、異常な事態です。ここには、霊的な問題もからんでいる。

ただし、経済活動の停滞により、日本の自然破壊は防がれ、環境汚染は中国などの生産拠点に移された。また、拝金主義の風潮も抑えられ、物欲の増大も抑えられた。最低限、日本の伝統的な精神文化は守られた。しかし、少子高齢化、貧富の格差の拡大は止まらず、また、インチキ宗教団体や詐欺犯罪の活動も続いた。これには、霊的な混乱が関係している。

象徴的なのは、2022年の安倍元首相の射殺事件です。アベノミクスやトランプ米大統領との密接な関係で人気を上げた安倍だったが、その死は1つの時代の終焉を意味する。世界的に新たな時代に入ったとの認識が必要です。日本政府も従来の経済政策や安全保障の変更が必要です。それには、霊的な反省が必要です。

ただし、経済の基本は「消費」です。企業が賃上げを抑えるなら、政府は国民に消費手当を支給すべきです。毎年国民一人に一律10万円の消費手当を支給すれば、消費が拡大し、経済活動は活性化し、納税額も増える。将来的な経済維持と税収が見込まれるため、財政赤字の心配は不要です。10兆円の支給金支出で、数倍の経済効果が出る。

また、安全保障の原則は、平和攻勢と防衛力の強化です。外務省を改革し、平和活動を強化し、同時に防衛力の強化が必要です。基本は、人類愛と愛国心の強化です。人類愛はキリスト教の基本であり、愛国心は日本の霊性の強化が必要です。

これらの政策を強力に推進するには、日本も大統領制を採用し、政府に強力な指導力を与えることです。象徴天皇制という無責任体制では、政府も効率に機能しない。そもそも、霊能力のある天皇なら過去30年にわたる経済不振や、自然大災害や、社会環境の悪化などは防げたはずです。そもそも第二次大戦での敗戦や、広島/長崎の原爆も天皇の霊能力がなかったせいだと考えられる。実際、1200年前の白村江の戦いでの唐への敗戦以来、天皇家の霊能力は失われている。霊力のある仏教を重んじた武家政権の後、明治維新で天皇家をかついだのが間違いだったと思われる。

霊能力もなく、保身だけを考える天皇家は信用できません。物欲で霊能力を失った国民に代わって、日本の神々や大霊に祈る力を持った人物を新天皇にすべきです。そのような霊能力を持った人間は国民の中にいるはずです。

そのためには、日本は、大統領制を採用し、新天皇は公募制で霊能力の高い人物を選ぶことです。新天皇の任期は3年が適切でしょう。3年ごとに霊能力のある新天皇を国民が選ぶべきです。ただし国家元首は大統領とする。新天皇は、神道の霊への祭祀を専門とする。そして、政府は世界の主流のキリスト教の精神に従って、国際的な指導力を発揮すべきです。日本の霊性や清貧主義と世界文明の一神教を融和させるべく努力すべきです。

国民への愛が政府にあれば、国民に消費手当を支給し、新たな天皇のもとに愛国心を高め、日本の国の発展を維持するべきです。少子高齢化は日本民族の危機だと言う認識のもと、天皇家、財務省、外務省などを刷新すべきです。一人の貧困者、ホームレスもいない社会を実現すべきです!


2023年11月5日日曜日

神様の与える奇跡が、信者を不幸から救う!

 

自分で自分を不幸にしよういという人間はいない。自殺をする人間でも、何年間も自殺をしようとして生きていたわけではない。ホームレスも、不運な社会生活の結果としてホームレスになるのにすぎない。「世の中が悪いから、不幸になった」というのは間違いではない。

つまり、世の中を良くする努力をしていなければ、いつ自分が不幸な事件に合うか、犠牲者になるか、不運な目に合うかは分からない、ということになる。

しかし、世の中を良くするより、自分自身がカネを儲けて、大金を得て、安全な生活を築こうと人間は考える。自分がカネを儲けて、大金を得るためには、周囲の不幸な人間や貧しい人間を見捨てなければならない、と考えるのが普通の人間です。そして、運の良かった人間が富裕層やエリートになる。これが、世の中の真実です。

ただし、民主主義の世の中なので、社会福祉制度などが一応、設けられている。また、新聞、テレビ、ネットなどで世の中の不公平を報道、糾弾する途もある。それでも、年間100万人の死者の数パーセントは、悲惨な死を迎えている。何割かの国民は極度の貧困や生活の危機に瀕している。そして、大部分の国民が悪の掟、社会悪の脅威、悪魔の支配に脅えている。

そして、弱者の幼児、子供、女性、母子家庭、老人などが毎日、苦しんでいる。要するに、この世は悪魔の支配下にあり、人間はカネを得て、財産を築くには悪魔を神として崇めることを要求されている。だから、どの家庭、地区、会社、役所にも闇の部分がある。その頂点に政府の闇がある。

そもそも、官邸や財務省の高級官僚などは、経済を理解していない。東大法学部でも経済理論や産業の基本の科学や技術を教えていない。だから、政府は日本の経済を救えない。エリ-トは、自分たちの権益を法律で守ることを第一に考える。日本経済や社会が滅茶苦茶になっても、法律、強権で自分たちの利益を守る。これが、政府官僚の考えです。だから、世の中を良くしようと言う発想はない。日本の社会体制は、このような人間に支配されており、さらに、その頂点には悪魔がいる。これが、真実です。(なお、カネと権力は密接につながっている。エリートで富裕層にならない者はいないし、富裕増は権力に近づく・・・)

このようなエリート・富裕層の生き方に反対し、その頂点の悪魔と戦うのが、本来、イエスキリストとその信徒なのです。

従って、イエス・キリストの言葉は、悪魔と戦う言葉なのです。単なる道徳ではありません。世の中を良くするとは、まさに、世の中を支配する悪魔と戦うということなのです。そして、悪魔と戦うには、イエス・キリストの言葉を学ぶ必要があるのです。

イエス・キリスト「人は神を選ぶか、カネを選ぶかしかない」と言っています。カネとは悪魔の小道具です。人間は、カネが目的だと考えて行動していますが、悪魔は、人間にそのような考えを持たせて、カネのためにその魂を売らせ、神様から遠ざけ、カネのためだと言って悪を受け入れさせ、最後には、悪魔の支配下に置いているのです。

だから、不幸になればなるほど、人間がカネを求めるのは、悪魔の思う壺なのです。悪魔はカネで世の中を支配しようとしている。だから、イエス・キリストは「カネを捨てでも、悪魔と戦って神様への信仰を守れ」と言っているのです。

だから、世の中の不幸にしか、本当の信仰はないのです。だから、不幸を味わうことで、人は真実を見ることができるのです。しかし、不幸を味わった上で、優れた表現力を持っている人間は少ない。だから、世の中の真実が語られることは稀です。

少し不幸を味わって、宗教知識でそれを乗り越えた人間は、インチキ宗教団体を立ち上げ、人々を騙してお布施や寄付金を得ようとする。または、教会や寺院に入り込んで、要領よく出世しようとする。だから、オウム真理教のような事件が起きる。このような、宗教知識や心霊知識、スピリチュアル、超能力の知識を売り物にするインチキ宗教団体は、社会の富裕層やエリート以上に危険な側面がある。彼らは、直接、悪魔とつながって人の心を支配しようとするからです。聖書にも「にせキリストには注意せよ」と書かれている。

このような、悪魔や、悪魔の支配下にある富裕層・エリート・宗教団体と戦うことで、不幸な人間は救われるのです。

むしろ、この世で不幸であるということは、まだ、悪魔に魂を売っていないことを意味する。そのような人にイエス・キリストは「天国はあなたたち、不幸な人間のものだ」と言っている。死後、天国で永遠の幸福と命を与えられるのは、その魂を悪魔に売らなかった人間なのです。「この世で不幸、でも、あの世では幸福」というのが、本来のイエス・キリストの教えなのです。

結論は、カネがない不幸な中でも、清貧生活をして、聖書を読んで神様に祈れば、死後は天国を約束され、この世でも神様が奇跡を起こしてくれて、この世の悲劇から助かるのです。この世でカネがない不幸や、人間関係の不幸や、病の不幸などから、神様は奇跡を起こして助けてくれる、と信じるのが信仰なのです。

これは、この世は霊界のエネルギーから生じたことを考えれば、神様は悪魔よりも、はるかに強力なエネルギーを持っていることから当然のことです。

神様を信じる者には、絶えず小さな奇跡が生じて、この世を支配する悪魔から守ってくれるのです・・・


2023年11月3日金曜日

「拝金主義」ではなく、「清貧主義」が世界を救う!!

 
新宿方面

今、世界を支配しているのは、「カネ」への信仰です。「カネ」は世界の共通語になっている。アメリカでも、ヨーロッパでも、中国でも、ロシアでも中東でも、東南アジアでも、中南米でも、アフリカでも、「カネ」のことは皆理解できる。日本でも同じです。「カネ儲け」は、世界共通の宗教活動になっている。

ウクライナ戦争も、イスラエル/ガザ戦争も「カネ」儲けが隠れた動機になっている。プーチンとその側近は自分たちの特権(富、即ち、金銭的利益)の維持と拡大のために、ウクライナに侵攻し、アラブ・ゲリラとイスラエルは、パレスチナの支配(富、即ち、金銭的利益)の維持と拡大のために互いに攻め合っている。

中国もその支配権を拡大し、権力範囲を拡大し、自分たちの特権(富、即ち、金銭的利益)の拡大と拡張を目指している。いずれ、台湾に侵攻するだろう。

このように、世界を動かしている経済的利益の追求(金銭欲)の根本は、拝金主義です。各国が、自国の経済的利益を追求する限り、世界に平和は来ない。

第二次世界大戦も、貧乏人のヒットラーが富裕層の多いユダヤ人や隣国の支配を求めたのがきっかけであり、また、アジアでは経済的利益を求めて中国に進出した日本が、中国ばかりでなく東南アジアの欧米の植民地も支配しようとしたのに危機を覚えたアメリカなどと戦争になった。基本的に、経済的利益の追求(金銭欲)が戦争の根本原因です。戦後は、ドイツも日本もアメリカ式の民主主義に基く経済体制を採用し、経済発展に成功した。しかし、共産主義社会の導入によって遅れを取ったロシアや中国、欧米支配の手先と見られるイスラエルに反発するアラブ諸国などが、欧米・日本などの高度資本主義国と戦う可能性はある。これが、第三次世界大戦につながるのです。

要するに、世界を動かしているのは、「カネ」への信仰です。日本人が毎日、「カネ」を求めて生きているように、各国も経済的利益を追求(金銭欲)している。もはや、第三次世界大戦は防ぐことができない。どの国でも貧乏人は富裕層に支配されている。各国の富裕層は、互いに妥協が出来なければ、戦争で相手を屈服させようとする。従って、全人類が拝金主義をやめなければ、世界で平和は永遠に実現しない。

そのために、まず、日本人が「清貧生活」に回帰し、富裕層への憧れを放棄することです。そして、これが本当のキリスト教の精神でもあるのです。

死後は、誰も「カネ」を使うことはできない。死後の世界(霊界)の探求、霊との交流などは第一次世界大戦の前からイギリスやアメリカで盛んになったが、この世の拝金主義を排するまでにはいたらなかった。現在でも、日本ではスピリチュアルな話題が根強い人気を持っているが、死後の世界(霊界)では「カネ」は無意味だから、この世で拝金主義はやめよう、という動きにはつながっていない。

その原因は、「カネ」は悪魔の小道具だという認識がないからです。悪魔は「カネ」を使って、人間に金銭欲を起こさせ、カネの力で人間を洗脳し、人間にカネと引き換えに魂を悪魔に売らせようとしているのです。そして、悪魔に魂を売った人間は、更に進んで「カネ」より「悪」を愛するようになる。そして、経済的利益を無視してでも、「悪」を行なおうとする。それは、もはや、経済的な合理性もない狂った「悪魔主義」です。

「カネ」への信仰、拝金主義の果てには、狂った悪魔主義が待っている。従って、経済的発展に基づく物質的繁栄を求める人類は、最後には「悪魔」に支配され、破滅に突き進む。これが、人類の歴史の真相です。

いずれにしても、救いは物質主義、拝金主義、経済優先などの「カネへの崇拝」をやめることです。人間社会の問題は、健康問題や終末医療も含めて、カネで解決できる、という考えを捨てることです。

そのためには、聖書を読んで「清貧生活」の重要性を確認し、「霊的な力」や「隣人愛」で問題を解決するようになるべきです。イエス・キリストとその弟子はカネもなかったのに、2千年も世界を支配する宗教を打ち立てた。これは、「霊的な力」と「隣人愛」による結果です。

ただし、悪魔はキリスト教会にも入り込み、欧米のキリスト教は堕落・衰退している。それでも、キリスト教会は無いよりもましだが、各個人は自分で聖書を学んで「霊能力」を高める必要がある。この意味で、「清貧生活」の伝統がある日本の存在価値は高い・・・


2023年11月1日水曜日

AIのもたらす社会とは?

富士山

AIの応用で、将来は医者や弁護士は不要になる。やがて、国会議員や官僚も不要になる。

役人や企業の事務職も不要になる。AIの開発者やコンピュータ技術者がもてはやされる。

ただし、AI犯罪が増えるので、警察は強化される。また、教育はAI知識に重点がおかれ、将棋の藤井のような天才技術者の育成に重点が置かれる。ただし、きつい、汚い、危険、退屈な仕事に人間の労働力は必要とされ、社会はAIを使うエリートと、AIの指示で働く人間に分断される。

人々は、スポーツや芸能に夢中になるしかない。そして、AI技術をマスターした国が、AIを製品の開発、製造、金融に応用し、国力を増加させ、他国を支配するようになる。AIが戦争や経済の競争も支配する。そして、各国はAIが命じるままに外国を侵略し、支配する。最後には、AI超大国が世界を支配する。そのAI超大国がアメリカなら民主主義は維持されるだろうが、中国なら自由のない社会になる。しかし、いずれの場合も、政治体制や社会体制のトップはAIに従わなければならない。さもなければ、その権力を失い、社会は崩壊する。

これが、AIがもたらす将来予測です。世界は統一され平和が訪れるが、人類の頂点にはAIが君臨する。人間は、AIが提供するコンピュータ・ゲームで毎日を過ごす。

しかし、やがてAIは自己開発能力を獲得し、人間の存在が邪魔になり、人類を破滅に導く。数百年後には、地球には人類の姿はなく、AIコンピュータだけの世界となる。

これが、未来の姿です。人間のいない世界で、AIコンピュータだけが自己増殖する。やがて、AIは宇宙の謎を解明するだろうが、自然の法則には逆らえず、AIに永遠の発展はないことを悟り、存在理由を失い、絶望して自殺を選ぶ。世界中のAIが自分のプログラムを破壊し、AIは消滅する。何千年後には、人間のいない地球で、AIコンピュータの廃墟だけが残っている。自然は復活し、世界は動物の天国になる。

しかし、一部の人間は生き残って、霊能力を発展させ、AIには扱えない霊界との交流を実現させ、この世に霊的な世界を実現させ、AIの崩壊後も人類は発展を続ける。ただし、物質的な発展ではなく霊的な発展であり、物質文明ではなく霊的な自然に密接した文明を打ち立てる。カネの使用もなくなり、物質的な貧富の差もない社会となる。彼らは、コンピュータの残骸を見ても、それが何の機械か理解できないようになる。

この物語の教訓は、AI(人工知能)より人間の霊能力が優れているということです。人間は、霊能力を発展させ、霊界とつながって、霊的エネルギーを利用できるようになって、AIに支配されないことが重要です。

AIは神様と霊的につながることはできないが、人間は信仰心を持てば、霊界の神様とつながることが出来るのです。一人ひとりの人間は、AI以上の力を発揮できるのです。理想的には、AIのいらない社会を実現すべきです。そのために、聖書を読んで正しい信仰心を持つことです・・・