2024年3月30日土曜日

この世の真実 - 神の支配と悪魔の影響

 


世の中で苦しんでいる人は多い。小、中、高生の自殺も増えている。母子家庭や貧困女子で苦しんでいる人も多い。さまざまな犯罪もやまない。この状況の背後には悪魔がいる。

世界では、ウクライナやガザでの戦争も止みそうにない。中国は不動産業界の崩壊から資本主義の罠にはまっている。アメリカは少数派と白人至上主義者の亀裂が広がっている。さらに、異常気候から自然災害が増えている。この状況の背後にも悪魔がいる。

これは、イエス・キリスト以来の2千年にわたる物質文明の崩壊が近づいていることを示している。

日本人が苦しむのも、世界に平和が来ないのも、自然災害が増えるのも、人間が神様の教えに反する生き方をし、悪魔の影響力の下にある結果です。人間が物欲を離れた精神的、霊的な生き方をせずに、悪魔を受け入れたために、神様に見離されようとしているのです。21世紀中に人類に大きな悲劇が生じると思われる。

そもそも、物質界、大宇宙を作られたのは神様です。神様は霊界のエネルギーを使って宇宙、銀河系、太陽系、地球、自然、人類を作られたのです。だから、この世でも奇跡は生じ、超能力は働き、霊的現象が生じる。人間の科学はまだ、この真理には到達していない。人間の宗教もこの世の向こうの霊界や神様について正確な知識を与えられない。だから、人は真理の追究や宗教的悟りの追及で混乱し、諦める。そして、物質的幸福や成功を求め、カネで快適な人生を送ろうとする。しかし、それは神様の教えに反することなので、日本でも世界でもさまざまな問題が生じている。

なぜ、人間が精神的・霊的な成長ではなく、物質的な幸福を求めるようになったのかと言えば、悪魔の介入があったからだと考えられる。科学や技術の発展も、人間の物欲が基盤となっている。正しい信仰心をもって物欲を離れた生活をするよりも、カネで幸福を手に入れ、贅沢・快適な生活をするようになったからです。そこには、悪魔の誘惑、罠がある。悪魔は、他人を無視して、自分の幸福を追求しろと人間に教える。そのために、カネを稼げと教える。この拝金主義に染まった人間は、真善美よりも偽悪醜を好むようになる。偽りを真理だと信じ、悪を善だと看做し、醜を美だと崇める。富裕な宗教家を崇め、利己的な成功者を賞賛し、醜悪な作品を賞賛する。そして、悪魔を神だとして崇めるようになる。

つまり、人間社会は悪魔の影響を受けている。だから、悪魔を受け入れない善良な人はこの世で苦しめられる。ただし、悪魔に魂を売ってエリートや富裕増になった人間は、死後、天国には入れない。このことを2千年にわたってキリスト教は教えて来たが、人間はどこまでも物質的幸福を求め、精神や霊性を軽んじて来た。その結果、21世紀には人類の物質文明は崩壊に直面する。これが、歴史の必然です。霊界でも天使と悪霊は戦っている。この霊界の状況が物質界・人間界に反映している。

悪魔は、人間を物質的に繁栄させ、そして、腐敗・堕落させ、神様の教えを忘れさせ、最後には地獄に引きずり込もうとする。だから、この世で悪魔に魂を売ってエリートや富裕増になっても、死後は、地獄に落ちて行く。100年前に、聖母マリアは余りに多くの魂が地獄に落ちるのを悲しんで、ファチマなどで警告を発された。

しかし、まだ、人間に救いの途はある。カネとモノへの執着を捨て、イエス・キリストが教えるように清貧生活を心がけ、霊的なことがらに関心を持つことです。問題は、カネで解決するのではなく、隣人や神様への愛と神様への信仰で解決することです。

悪魔はカネに姿を変えて人間を誘惑する。エリートや富裕増になるには、悪魔に魂を売らなければならない。しかし、イエス・キリストの言葉を学んで、神様の教えを知った者は、悪魔の罠と誘惑に抗することができる。そして、霊性を高めて神様の真理と愛を学び、悪魔がもたらすこの世の苦しみに打ち克つことができる。

人間的苦しみ、社会での苦しみ、世界の悲惨の根源は悪魔の力、罠、欺瞞、陰謀によるものです。霊的存在である悪魔は誰の心にも入り込む。悪魔に対抗するには、聖書を読んでイエス・キリストの言葉を学び、神様の愛と真理を学ぶべきです。

霊性を重視し、金銭欲と物欲を離れれば、日本人も人生の苦しみから解放され、世界に平和がもたらされ、自然の大災害からも救われる。そのためには、まず聖書を読むことです。難解な仏典や祝詞ではなく、平易な日本語で記された聖書は誰でも理解できるのです・・・

特に苦しむ日本人に役立つイエス・キリストの言葉は、「敵を許せ」という言葉です。人を苦しめる人間の背後には悪魔がいる。敵を愛することで、悪魔の影響力を弱めることができるのです。苦しんでいる人間の本当の原因は悪魔なのです。




2024年3月16日土曜日

福島第一事故の教訓とは?

 

福島第一事故から13年たった。しかし、原子炉の廃炉の見通しはたっていない。

これは、根本的に日本の科学技術に対する取り組み、社会の構造と精神に関する問題を示している。また、90年代に日本の半導体産業が不振に陥り、IT技術でも世界に後れを取り、経済が2020年代の今日まで、30年間にわたって停滞したこととも関連している。世界史的な観点から見れば、これは現在の物質文明が終焉段階に入ったことを意味する。

政治的には、福島第一事故以来の日本の政界をリードして来た安倍派の崩壊が、日本の政治体制の危機を示している。首相として最長期の座を維持し、安倍一強と言われ、政界を支配した安倍晋三は2022年に宗教関係の問題で信徒家族に射殺され、安倍派は現在、政治資金パーティの違法な取り扱いで崩壊の危機に瀕している。まさに、「奢れる者は久しからず」の言葉の通り、日本の頂点から奈落に落とされている。

このような問題の根本は、責任ある地位にいる者の利己主義です。日本の経済や政治がどうなろうと、自分たちの利益が守られれば良いとする考えがもたらした結末です。

福島第一原発でも、東電が利益追求に走り、津波対策の数億円の支出を削り、数兆円規模の事故を誘発した。日本の電機会社も目先の利益優先で、製造基盤を人件費の安い海外に移し、国内の半導体分野の発展を怠った。また、他の産業もIT分野への投資を控えて、コスト削減による内部留保金額の増大だけをめざした。そして、企業は30年にわたって人件費の抑制を続け、消費は低迷し、日本のGDPは中国やドイツに抜かれる事態になった。安倍晋三のアベノミクスも「2%の賃上げ」ではなく、「2%の物価上昇」などという勘違いの政策だったが、成果が出ないまま安倍は2度目の病気退陣を強いられていた。

福島第一原発も小手先の対応ではなく、今までの規模を超えた工法・技術を最初から採用すべきだった。原発建屋を、地下も含めて完全に覆うような巨大施設を設けて防護し、周囲の環境に全く影響を与えない廃炉作業を目指すべきだった。そうすれば、処理水も発生しなっただろう。霊能者に相談していれば、事故対応の正しい助言が得られたであろうに、政府も東電も小手策の技術的解決法に拘泥しすぎている。

福島第一事故は、人間の対応能力を超えた事故・事件が技術によって生じるようになったことを意味する。また、日本経済の30年の低迷は、資本主義下における利己主義が、経済事態を破壊することを意味する。

例えば、AIの発展がもたらす社会的な影響には、AI犯罪/テロによる社会の大混乱が考えられる。さらに、国際的には紛争・戦争への適用によって、国際社会の壊滅も考えられる。また、中国やアメリカの市場経済や資本主義も、対応不能の事態を生じさせる可能性がある。オバマ政権前のリーマン・ショックを超える金融・経済危機が中国やアメリカで生じる可能性がある。

もはや、世界の物質文明は終焉段階に入ったと考えるべきです。日本の半導体産業の低迷、中国の不動産不況、アメリカの政治的分裂、ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのガザ侵攻などは、それを象徴している。

解決策は、人間が物欲を捨てて、霊的な成長を目指すことです。人間関係でも、社会でも、国際関係でもカネ、富、経済力で解決するのではなく、愛と信仰に基づく霊的な力で解決すべきです。

21世紀中には、第三次世界大戦が生じ、自然大災害が生じ、物質文明は危機に瀕する。今からでも、聖書を読み、イエス・キリストの言葉を学び、霊能力を正しく伸ばすことです。