2012年11月12日月曜日

「皆、神の国に暴力で入ろうとする」、野心家の政治家が実直さを装う


キリスト曰く、「皆、神の国に暴力で入ろうとする」。

人間の欲がむき出しになると、天国にすら暴力で入ろうとする。

しかし、そのような者は天国には入れてもらえない。

この世であこぎなカネもうけをした者、自分の幸福だけを求め、不幸な他人を無視してきた者、詐欺的行為で、小狡いテクニックで出世するもの、正義を憎む者、善人を傷つけて喜ぶもの、小悪事を好むもの、不倫・風俗をする者、全て天国には入れてもらえない。

そうすると、暴力でもって天国に入ろうとする。



政治も同じです。

どんな汚い手を使ってでも選挙にとおろうとする。

政権を得ようとする。

そして、野党の党首を騙してでも政権の座に居座ろうとする。

本質が強欲で狂暴だからです。

また、自分の野心を「志し」などと言い換える岡田副総理もペテン師のように見えます。

東大法学部を出て、官僚になっても無能な人間はいる。そういう人物が野心をもって政治家になる。しかし、根っこは強欲な悪党です。

こういう政治家をどう使うか、これが国民の仕事です。
基本は、1年間で首相・内閣を変える、出来るだけ落選させる。与野党の入れ替えを頻繁に行わせる。こういうことが重要です。

(こういう意味では、アメリカのオバマ大統領が8年間、大統領をやるのは好ましくない)


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東電が「全面撤退」すると、素っ頓狂に叫んだ長身低脳の細野・寺田、そして菅首相!


◆ 東電が去年の3月14日の段階で、理由もないのに、ちょっとした放射能がこわくて、福島第一を放り投げて、逃げ出す? 世界が注視する中で全面撤退? よくこんなアホなイメージを持てたものだ、長身低脳の細野や菅、朝日の山田は! 致死量の放射能から従業員を保護するための一時撤退だ!

◆ 菅首相と長身低脳の細野・寺田による東電「全面撤退」非難は、的外れであったので、大変な損害を彼らは東電に与えたことになる。  東電は名誉棄損で菅直人や細野に巨額の賠償請求をできる? 

◆ ではなぜ自分がこれだけ「全面撤退」問題にこだわってきたかというと、菅直人らが証言を翻したりするなど極めて不誠実な行動をとっているにもかかわらず、「菅直人が東電の撤退を阻止して日本を救った」のような明らかに間違った主張が広まり当の本人達も平然とそれに乗っかっていることに対して非常に憤りを感じていたからである。

ちなみに、3月15日に官邸に呼ばれた清水社長が菅たちの前で撤退を否定したことを4月の参院予算委員会で菅直人が認める答弁をしたにもかかわらず、その後一転して「総理が撤退を拒否して清水がそれを受け入れた」とま逆のことを主張していた件については、 「官邸5階に呼ばれた清水社長は、菅総理から撤退するのかと尋ねられた際、「撤退は考えておりません」とこれを否定した。」(p.313)など複数の箇所で明確に官邸サイドの主張は否定された。

http://d.hatena.ne.jp/momo21C/20120707/1341641827

◆  3月14日夜、2号機原子炉の破損を懸念した吉田所長が東電本店に「必要な人員を残して作業員を敷地外へ退避させるべきだ」と相談した際にも、「伝言ゲーム」の過程で誤解が生じた。  これを官邸側は「東電が全面撤退」と受け取り、菅氏は15日午前4時ごろに清水正孝社長を官邸に呼び出した。 清水社長は「そんなことは考えていない」と明確に否定したが菅氏は納得せず、 午前5時半ごろに東電本店に乗り込み、再び怒鳴り散らす。
http://www.tomatohome.jp/txt/020108-genpatu-edano.txt


◆ 国会の「東京電力福島原子力発電所事故調査委員会」(黒川清委員長)は14日、 東電顧問の武藤栄前副社長から昨年3月の事故発生後の状況などについて聴取した。

 武藤氏は、菅首相(当時)が昨年3月15日の早朝、東京・内幸町の東電本店に 乗り込み、「(福島第一原発からの)全面撤退はあり得ない」と発言したことについて、 「一部の作業員の撤退は検討していたが、全面撤退の議論は一切なかった。(菅氏の 言動には)違和感があった」と述べた。菅氏の行動は事実誤認だったとの認識を示唆 したものだ。

 菅氏が事故発生翌日、第一原発を視察した際、吉田昌郎所長(当時)から携帯電話番号を 聞いていたと説明したが、菅氏から吉田氏への電話での指示内容は「知らない」と述べ、 首相指示が社内で共有されていなかったことを認めた。
(2012年3月14日23時10分 読売新聞)




◆ ホントに細野さんのアホ発言にはムカつきますよね。こんなこと言うのって、あの「ヒヨコ3人組」以外にはいないと思うよ。
「ヒヨコその3」の寺田学前首相補佐官も、同じようなことを昨年の秋に言っています。

この「昨年の秋」というところがポイント。
細野豪志も「菅さんが日本を救った」と言ったのは昨年の秋の時点です。
先日の国会事故調報告公表後、彼は「官邸の対応には問題があった」と過剰介入を認めました。
今はもう、上記のような発言はしないんじゃない?事故調報告書は全面撤退を否定しましたから。

http://blog.goo.ne.jp/wancomi/e/7a8e4339bf33b5cb3193ae50227df938


◆ この時、菅氏は大勢の東電社員が徹夜で作業を続けているオペレーションルームを会議室と勘違いし、こんな怒鳴り声を上げた。

「こんなにいっぱい人がいるところじゃ、物事は何も決まらないんだ。何をしているんだ!」

その場は同席者が何とか収め、菅氏を別部屋に案内したが、菅氏は結局3時間11分も居座り作業を邪魔した。このときも、菅氏周辺から「全面撤退を菅さんが体を張って止めた」「菅さんが首相でよかった」などという情報、コメントがまことしやかに流された。

だが、東電の勝又恒久会長は3月30日の記者会見にこう否定している。

「施設にいた800人を超える職員のうち、直接、発電所の運転に関わらない半数の作業員は退去を考えたが、全員退去させるということは決してなかった」

http://houdoumimamoru.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/index.html


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帝国ホテル付近