2024年6月21日金曜日

宇宙力とは霊的エネルギー!

 

宇宙力とは霊的エネルギー!

霊界(死後の世界)は存在することが、何人かの信頼できる人物によって証明されている。その一人が塩谷信男(1902-2008)です。

Wikipediaでは、次のように紹介されている:

塩谷 信男(しおや のぶお、1902年3月24日 - 2008年3月14日[1])は、日本の内科医師、心霊研究者

山形県南村山郡上山町生まれ[2]。1926年東京帝国大学医学部卒業。1930年「剔出腸管の薬理学的知見補遺」で医学博士。

1926年京城帝国大学医学部助手、1928年助教授。1931年に東京・渋谷に内科医院を開業[3]。正心調息法を創始した。

1986年に医師を引退し、自身の医院を閉院して静岡県熱海市に隠棲[4]。晩年はゴルフを好み、エージシュートを3回達成し、『週刊ゴルフダイジェスト』に連載コラムを持つなどした[4]。100歳になるまでは大きな病気一つせずずっと元気で過ごしていたが、100歳を迎えた直後に脳梗塞と大腿骨骨折を併発して高度な認知症となり、そのため亡くなるまでの6年間は寝たきり状態となった。

子に2015年文化功労者に選ばれた作家の皆川博子、北里大学名誉教授の塩谷信幸[4]、伝奇・SF作家の塩谷隆志がいる・・・

(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%A9%E8%B0%B7%E4%BF%A1%E7%94%B7)

塩谷は、手かざし治療も実践し、戦前、戦後にかけて東京で最も流行った開業医となった。昭和天皇の香淳皇后を私的に治療し、感謝の贈物を受けたこともある。また、医学博士で文化勲章受章者の二木謙三は、塩谷の主宰する降霊界に出席し、霊界の存在を確信した。

塩谷は90代になってから(20世紀末)著述を始め、独自の正心調息法の普及に努めた。その治療効果は多くの人によって認められている。戦前から21世紀まで霊界と交わり、研究し、霊能力を実践していた塩谷はノーベル賞級の人物だったが、地味な開業医に徹していた。新宗教も立ち上げることはなかった。実際、霊能力者としてタレントとして活躍できる能力もあったが、その人格、知性、道徳観によって、開業医としての役割に徹していた人物だった。要するに、「塩谷さんが霊界を信じていたのだから、皆、信じるべきだ」、というほどの人物だった。(東大医学部が未だに、霊界を認めないのは悪魔の影響だと思われる・・・)

塩谷は聖徳太子の時代に過去生を生きていたと主張する(さらに、老子の生まれ変わりだという説もある)。当時の中国の隋帝国の皇帝の親族として日本に渡り、推古天皇に仕えたという。そして、その時代の行者が塩谷の降霊会に現れて塩谷と会話をして、多くの霊的な情報を与えたと言う。塩谷には意図的に派手な霊能力や超能力を行使することはなかったが、彼の周辺では多くの奇跡が生じていた。100歳まで活躍できたのも、霊の力のお陰だと思われる。塩谷自身は自分の開発した正心調息法の効果だと信じていた。

塩谷は、その著書で「宇宙力」という不思議な力が存在すると述べている。この不思議な力は、正確には霊的エネルギーというべきだと思われる。イエス・キリストも霊的エネルギーで奇跡を起こしていた。そして、この「霊的エネルギーは、人間の想念、イメージ、言葉で動かすことができる」、という塩谷の主張はノーベル賞級の発見です。

この意味で、塩谷は「神が言葉で世界を作った」という聖書の言葉を認めている。また、「神に祈るときは、祈ったことがかなったと思え」というイエス・キリストの言葉も認めている。要するに、塩谷は心霊研究の果てに、聖書の威力を認めることになった。ただし、塩谷は仏教や神道の霊も信じており、公的にキリスト教徒になることはなかった。しかし、開業医時代は、毎日、患者の治癒を祈るという模範的、良心的、隣人愛に満ちた人物だった。現代の医師に毎夜、患者の健康を祈るような真摯な人物はいない。要するに、塩谷信男は信用のできる東大出の医者であり、心霊研究家だった。その塩谷が霊界の存在を信じ、高霊と交わり、霊力を発揮していたのです。これは、常識を変える出来事だったが、学会も、メディアも、識者もその重要性に気が付かなかった。

その塩谷の最大の業績は、「宇宙力」の利用方法の発見です。これは、原子力の利用にも匹敵する業績です。何度も強調するが、塩谷のいう「宇宙力」とは、イエス・キリストも使った「霊的エネルギー」のことです。この不思議な力は誰でも「言葉、思考、想像力」で使うことができる、というのが塩谷の主張です。又は、「言葉、想念、内観」で使用できるということです。これは、言霊の力を認める神道・仏教の教えと同じです。キリスト教も決まった聖句や聖歌、祈りの言葉を重んじる。

スプーン曲げのユリ・ゲラーも想念を使って、超能力を発揮し、スプーンを曲げていた。フィリピンやブラジルの心霊治療家や高塚光も想念や内観の力で病人を治療している。塩谷時自身も、想念を伴った手かざしで治療していた。ただし、彼らの心の内は外からは見えない。他人の心の中は見えない。人がどれほど神仏を真剣に信じているかは、外からは伺い知れない。しかし、その心の内容が想念に力を与える。

他方、肩書のある高僧、名僧、地位のある神父や人気のある牧師だからといって、心の奥底では悪魔とつながっていないとは言えない。逆に、地味で目立たない普通人が、聖人並みの信仰心を持っていることもある。霊でないと、人間の霊の状態は見えない。だから、霊が曇っている人間や、狂った人間、悪霊に魂を売った人間は、霊感が正しく働かず、霊界、霊の存在、死後の世界を否定する。そういうおかしな人間ばかりになると、人間界は崩壊する。これが、21世紀の本当の危機です。霊的な危機が迫っているのです。(危機は第三次世界大戦や自然大災害となって現れる・・・)

しかし、塩谷の言うように「言葉、思考、想像力」を正しく用いて、正しく霊的エネルギーを用いれば、病気も治り、長寿を得ることができ、人生の問題も解決する。これは、仏教のいう正しい心の持ち方の推奨に通じる。また、神道の善霊の霊力の利用にも通じる。(密教の僧侶や神道の行者も霊的エネルギーを使えるようになるには、厳しい精神修行が必要とされる。)いずれにしても、この物質界は霊界から生み出されたものなので、この世でも霊的エネルギーは有効であり、それが宇宙力として塩谷には感じられたのです。まさに、イエス・キリストはこの霊的エネルギーで聖書に書かれている多くの奇跡を起こしたのです。そして、塩谷は、誰でもできる霊的エネルギーの使用方法を見出したのです。宗教を越えた偉業だと言っていい。

ただし、この塩谷の考えの延長には、万物の創造主の神様を認める本当のキリスト教の教えがある。「言葉、思考、想像力」を正しく用いて、正しく霊的エネルギーを用いるには、更に「神様への信仰心」が必要になる。キリスト教徒に匹敵する善と愛への信仰を持っていた塩谷には、神様への信仰と同等の信仰心が認めらていたことになる。塩谷は特に、キリスト教を勧めてはいないが、塩谷が認める霊界(死後の世界)は、18世紀のキリスト教徒の神秘家のスウェーデンボルグ(ニュートンと同時代のスウェーデン人)によって詳しく報告されている。霊界では、想念で全てが実現する。ただし、愛と信仰の無い人間の霊は、霊界の地獄に行く。特に、この世のエリートと富裕層は、死後、自ら地獄に行くというのが、他の霊界経験者の結論です。

いずれにしても、商業主義的なオカルトやスピリチュアリズム、心霊主義、新宗教の教義ではなく、100歳まで活躍した真摯な元開業医の塩谷信男の証言が、霊界の存在の証拠になると考えるべきです。だから、「肉体は死んでも魂は死なない」ことになり、「バカの壁」とは乗り越えるべき「不信仰の壁」を意味することになり、「臨死体験」は「貴重な霊界の見聞」を意味することになる。

東大医学部の産んだノーベル賞級の心霊研究家の塩谷信男の著作は、21世紀にも病気、貧困、人間関係で苦しむ日本人の役に立つ。

それでも、聖書を読んでイエス・キリストの言葉を信じている人間には、霊界の存在や霊的エネルギーの効果は自明のことなのです。塩谷信男のいう「宇宙力」とは、「霊的エネルギー」のことであり、誰でも信仰心があれば使えるのです・・・

つまり、正しい神様(万物の創造主)への信仰と他者への愛があれば、塩谷信男が言うように、「言葉、精神集中、イメージ化」によって、イエス・キリストのように霊的エネルギーが使えるのです。そして、聖書があれば、宗教団体に入って多額の寄付をする必要もないのです・・・

塩谷信男は120歳まで生きるつもりでいたが、人生の最後には悪魔が追い付いて、塩谷を攻撃したように見える。この悪魔との戦いが、霊能者にとって本当の課題です。しかし、まず、霊的エネルギー(宇宙力)を得て、病気、貧困、いじめ、差別に勝つことが求められている。