2012年7月2日月曜日

正しい教えを知らないで、百年生きるよりも、正しい教えで一日生きろ (野田首相は傲慢な処分をするな)



ブッダ曰く、「正しい教えを知らないで、百年生きるよりも、正しい教えを聞いて、一日生きる方がはるかにすぐれている」


年長者を敬うのは、人間の基本です。

(アングロサクソン文化では、年長者ともファーストネームで呼び合って、友達付き合いすること
が好まれる。そのため、米国などには礼儀知らずの若者が日本より多い。)

しかし、長生きしたから、先に生まれたから、エラいわけではない。より多くの修行をして、より多く社会に貢献してきたこと、より長く社会の維持に努めてきたことが尊敬されるのです。

ただし、間違った思想で何十年も生きている人がいる。何十年も貧乏人を苦しめ、特権にあぐらをかいてきた人がいる。国会議員を何十年もしながら、国の役に立つことは何もしなかった人もいる。

犯罪組織とかかわって何十年生きてもダメ。正義の教えに従って、1日でも生きる方が人類のためになる。

問題は日本の政治家です。

正しい教えを知らないで、何回も当選するよりも、正しい教えを聞いて、一回だけ当選して、正しい働きをして、一期でやめる方がはるかにすぐれている。そして、特権的立場は他の人に譲るべきです。国会議員は一期で燃焼しつくすべきです。

そういう意味では、ベテラン議員だからといって、それだけで尊敬されるわけではない。
しかし、日本国での実績は当然、配慮すべき。それは、人権という意味もある。また、同じような実績のないもの同士なら、ベテランの方を尊重すべきです。

いずれにしても、政治的実績・経験の少ない野田首相が、ベテランの鳩山元首相や、小沢元代表を処分するなどとは、人間の礼に反したことです。とても、野田首相が正しい教えを知っているとは言えない。

ただし、小沢・鳩山両議員も、正しい教えに従って、はやく政界から引退すべき。

Tokyo