2012年7月11日水曜日

迫害されたら別の町に逃げよ (野田は小沢・鳩山をいじめるな?)


キリスト曰く、「迫害されたら別の町に逃げよ」。

いじめはなくらない。

社会全体が弱い者いじめ、貧しい者いじめ、正しい者いじめの体制になっている。当然、小中学校でも子供はいじめを行う。

いじめられれば、まず逃げること。これが、世界最高宗教の教えです。また、「悪人に逆らってはならない」とも教えておられる。悪人に迎合しろというわけではない。悪人とは、悪魔の手下となって、正しい人間を抹殺しようとする人間を意味する。最後は、暴行、殺人事件までおかす。逆らえばそのような邪悪な心に火を注ぐ。それを避けよという教えです。

世の中の人間の10%は、いじめる側として生きている。5%は必ずいじめられる側になる。どの会社でも組織・団体でも恵まれた地位につけるのは、全体の2割です。5割は、将来取り立てられると思って、悪の管理に従っている。3割は全く出世の見込みもなければ、期待されてもいない。いや、むしろ消え去ることを期待されている。自殺してもよいと思われている。そこで、自殺にいたるイジメがあっても誰も気にしない。自分たちの出世や、儲けの方が大事だ。このような風潮が小中学校にも反映する。

野田首相が、増税に反対した民主党議員をいじめている。小沢グループは追い出せ、鳩山は処罰しろ。野田首相は思い上がって、「厳正に処罰する」と狂気のように叫んだ。

民主党をつくったのは鳩山元首相です。民主党とは鳩山の友愛理念の上に成立している政党です。民主党の綱領とは鳩山の友愛思想です。

野田は本来、鳩山に拾われたような人間だ。その鳩山の恩人が小沢一郎だ。この二人を足蹴りにして民主党から追い出す。これは、いじめです。

例えば、ヒットラーは第二次大戦前にドイツ経済を立て直した。ヒットラーによって世界恐慌から立ち直ったドイツは、その工業力を飛躍的に成長させた。しかし、その産業力を、ヒットラーは邪悪な軍備拡張につかった。そして、ユダヤ教徒を何百人も殺害した。

野田首相や谷垣総理は信用できるだろうか? 政治は政策よりも、政治家への信頼です。

野田首相が何を約束して谷垣総裁から協力をとりつっけたのかはわからないが、野田は谷垣との約束などいつでも無視するだろう。野田は、そのように、いつでも恩人を裏切って生きてきたように思える。

権力が野田を狂わせている。野田にだまされた谷垣は笑いものになる。増税に協力して、野田に手柄を与えたが、その見返りとして野田に衆議院を解散させることもできない。谷垣は政治的な常識がない、レベルが低いと言われてもしかたがない。

そもそも、百年に一度の世界経済危機、千年に一度の災害・原発事故、20年のデフレの中で増税は行うべきではない。谷垣は、「増税で政権奪回だ」と叫ぶこと自体が非常識だ。自民党も野党ショックで常軌を失した。あるいは、工作員の影響でおかしな増税を叫んでいる。

もちろん、小沢一郎の信用も限られている。鳩山に対する信頼も高くない。しかし、それ以上に、原発/増税の周囲で危険な踊りを見せる菅・野田は、人間として必要なレベルに達していないように思われます。

小沢や鳩山が東電・福島第一に滅茶苦茶な介入を行うとは思えない、日本の現状無視の増税に走るとは思えない。小沢や鳩山が菅のように東京を死の放射能に曝すとはおもえないし、日本経済をめちゃくちゃにするとも思えない。いくら、政治家として問題があっても。

だが、菅や野田はそういう危険を国民にもたらしている。政治家として求められるレベルに達していないからです。

菅の官僚(東電)いじめ、野田の同僚(鳩山)いじめはひどすぎる。


In Ibaraki Prefecture, Northeast of Tokyo