2012年7月26日木曜日

神の愚かさは人間の知恵よりも賢い (信仰心のないエリートは災い)




聖書に曰く、「神の愚かさは人間の知恵よりも賢い」。

信仰心のある者の行動は、カネに洗脳された俗人の目には愚かに見える。そこでこの世の人間は信仰者を馬鹿にする。

しかし、神を信じず、カネを求めて悪に生きる者は、最後には失敗し、裏切られ、狂い、愚か者であったことが証明される。それが、神の作られた世界の構造です。

東大で地震を研究する学者は何人もいるが、3/11のM9.0地震を予測できた者はいない。

東電、日立、東芝、三菱、東大、京大に原子力の専門家は何人もいるが、福島第一事故を防げた者は一人もいない。

日銀、財務省、一流銀行系のシンクタンク、東大、慶応などにエコノミストは多いが、この20年の日本のデフレを正しく解決できたものは一人もいない。

要するに、彼らは正しい主張をする市民を素人呼ばわりするが、一般人の中にこそ地震や大津波を警告し、原発事故を予測し、正しいデフレ対策を提示する研究者がいるものです。

カネに洗脳され、地位と肩書きに汚染され、小悪事を喜ぶ世の人間には、神が見えない。神を感じることができない。従って、神を恐れない。

全ては自分の努力と才能のおかげだとうそぶくが、実際は他人の仕事を横取りし、だまし、詐欺同然の行為で出世した者が大部分である。神を信じない、恐れないのだから、どんな汚い手段も使う。どんな不道徳なこともする。そして、大金をつかんで狂う。最後は、幸運を与えてくれていた悪魔にも捨てられる。生きる価値のない人生だけが後に残る。

この世の価値観を転換させろ、ということです。

さもなければ、他人が原発事故で苦しんでも、自分は原発ビジネスで大金を稼いで、アメリカへ高飛びだということになる。

オスプレイの事故で住民が被害を受けても、自分は防衛ビジネスで大金を稼いで、アメリカへ高飛びだということになる。

デフレ、増税で国民が苦しめられても、自分はウォールストリートと組んで大金を稼ぎ、アメリカへ高飛びだということになる。

民主党の公約を 「ちゃぶ台返し」 で反故にし、有権者と国民を裏切った野田首相は人間性に問題がある。国民は愚かで自分は利口だと思っているのだろうが、2009年の歴史的な政権交代の公約を、「土足でちゃぶ台を蹴飛ばす」 ように否定した野田は日本一の愚者になった。

金曜の官邸前デモは終わらない。国民も馬鹿な遊びや愚かな業務で時間をつぶすくらいなら、金曜には首相官邸前でデモを行う方がまだ利口だ。国民は主権者であり、野田首相の主人なのです。

民主党は代表選挙で、野田再選、前原選出、又は、鳩山グループから代表を選出するという選択肢がある。2009年の精神に忠実であれば、当然、鳩山グループから代表を選出するということになる。

9月には鳩山グループから代表を選び、小沢グループ等を呼び戻し、もう一度 『増税の自民党』 対 『非増税の民主党』 で総選挙を行うべきです。

信仰心も道徳もない悪のエリートを追放し、神を恐れる清貧の日本人が政権を担当すべきです。




(他方、自民党は3年間の野党暮らしで何を学んだか? 野田首相の弱みにつけこんで増税をやらせ、選挙での勝利を確実にし、政権復帰後は金持ち優遇政策を乱発、というのでは国民が怒る。もう2、3度政権交代、再交代が必要かもしれない・・・)





*** *** 付録 *** ***

日本はまだまだ増税できる?

大企業や金持ちに増税すべき。

国内総生産に対する税収(2009年)
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国(地域) - "GDPに対する税収の比率"(%)

日本 --- 26.9
韓国 --- 25.5
アメリカ --- 24.1
カナダ --- 32.0
イギリス --- 34.3
イタリア --- 43.4
ギリシャ --- 30.0
スウェーデン --- 46.7
ドイツ --- 37.3
フランス --- 42.4
オーストラリア --- 25.9


なぜ、アメリカの税収は、日本よりも対GDP比率が小さいのか?
アメリカは日本よりも金持ちが優遇されている。


ヨーロッパ各国は、社会主義的かつ階級的体制にあるため、金持ちの多くの資産は税制度以外の形態で守られている。GDPでは現れない金持ちの資産が多い。

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