2024年7月17日水曜日

霊的エネルギーが、今世紀の世界の悲劇を防ぐ!

 

現代物理学で解決出来ない問題は、この物質界が霊界から生まれたことを認めなければ解決できない。「この宇宙は、霊界のエネルギーから生まれた」ことを認めるべきです。

この世の物質界の人間社会にも、霊的エネルギーは働いている。だから、さまざまな奇跡、神秘的な現象、超常現象が生じる。全て霊的エネルギーの効果です。霊的エネルギーは、この世の物質界の科学法則に優先するのです。霊的エネルギーに満たされた人間には、この世の常識は通用しないなのです。だから、霊的エネルギーで手を使わずにスプーン曲げもできるし、筋肉を使わずに空中浮揚もできるのです。迷信やオカルトは、この真実の周辺にある真実へのアプローチの一過程なのです。宗教もその入口なのです。科学は行き止まりの試みです。「この世、物質界は霊界から生まれた」という真実を早く認めるべきです。

過去に、優れた信仰を持っていた宗教家、精神性を鍛えた修行者、生れつき神仏への敬虔な気持ちを持ち続けた人、疑うことの知らない子供などは、さまざまな奇跡、超常現象、そして、不思議な現象を起こすことが多かった。彼らの心は、霊的エネルギーにつながったからです。

ただし、世の中で生きるうちに、物欲に目覚め、物質文明の与える快適性、快楽、快感に馴染むと、その心と霊的エネルギーのつながりは失われ、超常現象は起こらなくなる。だから、ある心霊研究家は、「神仏への願いことは、欲を捨てて願わなければならない」と述べている。また、霊界はこの世に先行するものだから、「祈ったことは、既に(霊界で)実現したと信ぜよ」とイエス・キリストは教えている。つまり、霊的エネルギーとつながるには、物欲のない信仰心に基づく、霊界を信じる心が必要なのです。

物欲、人間のこの世の欲望には悪魔がつけこむからです。どんな、名僧、修行者、神父、牧師でも、その心の100%が信仰心で占められていることはない。心の奥底で物質文明の与える快適性、快楽、快感を求めている。だから、信用できる宗教家はホームレスのような人物だけだということになる。イエス・キリストも仏陀もホームレスとして生きていたので信用できるのです。

しかし、今の学者、作家、識者、有名人はほとんどがエリートで富裕層の生活をしている。従って、この世の富や地位、名声が意味をなさない霊界の存在は否定する。或いは、この世で物質的に豊かな生活をしても、死後は霊界でさらに満ち足りた生活ができると考えている。つまり、この世では霊界の正しい知識が阻害される。真実は、イエス・キリストが言うように「金持ちは、死後、地獄に行き、貧乏人は天国に受け容れられる」のです。この真実を認めない世の中の成功者である学者、宗教家、著名人には、霊的な真実を理解することも、伝えることもできないのです。

この宇宙が出来て以来、この物質界には霊的エネルギーが入り込んでいる。物質的なエネルギー、物質は全て、霊的エネルギーから生まれたからです。キリスト教の聖書には、「神様が言葉を使って霊的エネルギーで全ての物を作った」という意味のことが記されている。ただし、神様は言葉だけでなく、想念、想像力、意思、イマジネーションを使って霊的エネルギーを動かしたのです。だから、人間も祈りの言葉や宗教的想念を使って霊的エネルギーとつながり、奇跡や超常現象を起こせるのです。心霊治療も、霊的エネルギーを用いるものです。気功も精神を通して霊的エネルギーを使うものです。古代には、霊的エネルギーを使う方法がよく理解されていた。どの民族でも、特殊な精神状態になれば霊的エネルギーが使えることが理解されていた。今でもチベットや日本の密教、中国の気功、フィリピンやブラジルなどの心霊手術にその名残が見られる。つまり、霊的エネルギーは物質の法則に優先し、人間が特殊な精神状態になったときに、そのエネルギーが使えるのです。

このような霊的エネルギーを使った代表的人物がイエス・キリストです。イエスはこのエネルギーを使える方法を弟子に与え、そのエネルギーの威力でキリスト教はこの2千年に世界中に広まったのです。その方法とは、純粋で深く、強い信仰心を持つことです。だから、キリスト教は、本来、日本の仏教や神道以上に霊的な宗教なのです。欧米の科学・技術は、霊的なキリスト教の上に築かれたのです。明治以来、「和魂洋才」と叫んで、欧米の科学だけを取り入れ、キリスト教の霊性を無視したのが日本の過ちだったのです。

しかし、その欧米のキリスト教社会も物質文明の快適性、快楽、快感に溺れ、堕落し、霊的エネルギーを使える精神状態には入れなくなった。だから、聖母マリアはファチマ依頼、純粋な子供や若者に出現するようになったのです。そして、今世紀中に人間の物質文明は崩壊すると警告されている。

今世紀の悲劇に対処するには、もはや、物質文明の手段では無理です。霊的エネルギーを使うしかない。昔の、霊能者は祈りで天候も変えたと言う。多くの現代人が精神状態を整え、祈れば今世紀の危機にも対抗できる。そのためには、純粋で深く強い信仰心を持たなければならない。密教の僧侶や神道の修行者、街の霊能者も、世界を救うために強い祈りを持って、平和を天(神仏)に願うことです。キリスト教の聖職者も、本来の無欲な信仰心で平和を神様に祈ることです。霊的エネルギーのみが、個人の人生でも、人類全体の世界でも救うことができるのです。

だから、病気、貧困、人間関係、社会制度などで苦しむ人は、神様への深く純粋で強い信仰心を持てば霊的エネルギーにつながり、問題を解決できるのです。そして、そのような人間が増えれば、世界も救われるのです・・・