2024年8月22日木曜日

死の世界から、生の世界は生まれた!

 

この世、即ち、この宇宙は霊界から作られた。

つまり。この世は霊界のエネルギーが物質エネルギーに代わり、物質エネルギーから時間、空間、物質が作られ、最終的に人類が作られたのです。霊を認めない現代科学では、この宇宙の謎は解決できない。

言い換えれば、この世はあの世(霊界、死者の世界)から作られたのです。従って、この世での死は本当の死ではない、魂も心も物質界から霊界に入って生き続ける。

だから、死を恐れる必要はない。ただし、霊界の地獄に行く者は、最終的に悪魔と共に、神様によって魂や心まで抹殺される。これが、第二の死、本当の死です。地獄での死の後には何も残らない。魂や心が死ねば、あとは無です。完全な虚無・暗黒です。

しかし、霊界で天国に受け容れられた人には永遠の生命と幸福が与えられる。これが、イエス・キリストの本当の教えであり、世界中の宗教の基盤です。そして、霊界の上には唯一絶対の神様が存在するのです。これが、人類の主流の一神教の教えです。

つまり、この世(物質界)は仮の世であり、あの世(霊界)が本当の世界なのです。皆、この世を中心に考えているが、あの世を中心に考えるべきなのです。この世から見れば、死の世界から生の世界が生まれたのであり、人の魂と心はこの世の死後も、霊界で生き続けるのです。むしろ、人間の霊にとっては、霊界(死後の世界)が故郷なのです。

生物が進化して人類が生まれたとき、その脳が霊を入れるだけ成長したので、霊界から霊が人類の脳に送られ、魂となって働き、人間の心を生み出したのです。人類の肉体は進化の結果成立したが、人類の心は動物の脳の進化によるのではなく、霊界から人類の脳への霊の注入の結果なのです。霊界からの特別な霊の注入が無ければ、犬も猫も猿も永遠に人類のような魂と心は持てないのです。

ただし、この世の全ての物は霊的エネルギーから(物質エネルギーとなって)生まれたので、この世でも霊的エネルギーは働く。石でも水でも、昆虫でもチンパンジーでも精霊がついている。この精霊は人間の中の霊とは異なって、人間のような魂や心は生み出せないが、それなりの霊的働きはする。だから、子供が植物と会話をしたり、古代人が山に霊感を感じて祀ったりする。

この霊的エネルギーは、この世の自然法則や物理法則に優先し、この世で奇跡を起こすことができる。だから、このエネルギーが働けば、スプーン曲げや、心霊治療、空中浮揚などもできる。イエス・キリストもこの霊的エネルギーを使って、さまざまな奇跡を起こされたのです。

霊界では、心で思ったことは全て実現する。だから、カネを稼ぐ必要もないし、他人に使われる必要もない。また、真理は誰にでも与えられるのでエリートや学者、宗教家の必要もない。ただ、神への愛と信仰心、そして隣人愛だけが問題となる。隣人よりも豊かな生活をしてきた人間は天国には受け入れられない。だから、この世のエリート(政治家、学者、官僚、大企業社員、医者、弁護士、宗教家、作家など)や富裕層は全て地獄へ行く。ましてや、愛より憎しみを愛し、神より悪魔を選んだものは全て地獄へ行く。

霊格を高めるための修行や、霊の向上のためのこの世での修業などは、カネより神を選んで貧しくも愛と信仰心のある生活をすることです。カネより愛と信仰心で世の中を生きるのが修行なのです。だから、この世で清貧生活を出来なかった人間は、何度も霊界から物質界に送り込まれる可能性がある。それを、輪廻転生という。

そもそも聖書には「金も銀も神のものである」と書かれている。この世で富を求めるのは、神への尊敬が足りないということになる。むしろ、毎日、命があるだけでも、神様に感謝しなければならない。

純粋で強く深い信仰心をもてば、無意識にでも霊的エネルギーが使えるようになる。霊界で全ての想いが叶うように、この世でも霊的エネルギーで状況を変えられる。空海もそのようにして霊的エネルギーを使ったのです。

神様が認めた精神状態にある人には、霊的エネルギーを使う能力が与えられる。スプーン曲げも、心霊治療も、空中浮揚もできるようになる。しかし、人間には他人の心の底は分からない。だから、科学では霊的問題は解明できない。

それでも、聖書を読んで清貧生活をしていれば、いつかは神様に認められる精神状態に達するかも知れない。病や貧困から脱出するには、聖書を読んで清貧生活をし、神様に認められて霊的エネルギーを使う能力を与えられることです・・・