2024年8月30日金曜日

宗教ではなく、霊的真理!(コナン・ドイルの例)

 

イギリス人のコナン・ドイル(1859-1930)といば、シャーロック・ホームズの作品で有名ですが、彼は心霊研究に専念し、世界中に心霊現象やスピリチュアリズムについて講演をしていた。

イギリスは、科学者のニュートンを生んだ国ですが、心霊研究の盛んな国としても有名です。だから、日本人の心霊研究家はイギリスでスピリチュアリズムを学んできた。コナン・ドイルは心霊研究について本も書いている。ドイルのシャーロック・ホームズの作品を読むより、心霊研究の本を読む方がためになる。

要するに、霊界は存在し、人は死後は霊界で生きるというのがドイルの主張です。従って、霊との交霊会にもドイルは参加している。

なお、ドイルは善悪の問題を霊界の問題として扱っており、宗教的な厳しさを持っているが、今のキリスト教には批判的です。

これは、物質界は神様によって霊界のエネルギーで作られたということを認めれば納得できることです。霊界から霊が、人間の体内に入って人間の魂ができ、その魂の働きで心や精神が生じるのです。仏教も神道も、この真理の周辺で成立しています。だから、人間はどの宗教でも究極的にはこの真理に到達できる。つまり、もはや宗教ではなく、この霊的真理に従うべきです。そうすれば、霊能力を得て、イエス・キリストが言うように奇跡も起こせるようになる。

また、イギリスでは、特に心霊治療が有名です。英国王室のメンバーなども治療したハリー・エドワーズ(1893-1976)という心霊医療家のことはよく知られている。イギリスでは心霊治療にも保険がきく。霊能力はスプーン前げなどより治療に使うべきことは明らかです。日本にもかつては長南年恵や松下松蔵などの心霊治療家がいたが、政府や医学界は心霊治療を認めていない。高塚光の心霊治療は多くの人に認められており、また、気功治療も評価が高いが政府はなぜか代替医療には積極的に取り組んでいない。特に難病には、現代の高価な西洋医学より、安価な代替治療を促進し、医療費の高騰を抑えるべきです。

東大医学部卒の塩谷信男(1902-2008)は、西洋医学と同時に手かざし治療を実践し、昭和天皇の香淳皇后(1903-2000)を私的に治療していたことで有名です。塩谷は正心調息法という健康法の推進者としても知られているが、また心霊研究家としても知られている。故政木和三(阪大工学部卒の発明家、心霊研究家)の前世は応神天皇や日蓮だったというが、塩谷は前世は老子だったという。こういう部分は霊的能力が非常に高くないと判断できないが、仏教の基盤の輪廻転生が真実なら、過去の著名人が生まれ変わって、現代の心霊研究家となって人々の霊能力を高めるのに貢献したことになる。

コナン・ドイルは前世で誰であったかは書いていないが、18世紀のスウェーデンの神秘家のスウェーデンボルグだったかも知れない。スウェーデンボルグは、生きたまま霊界に出入りを繰り返いしたことで有名です。スウェーデンボルグはロンドンで死んでいるので、イギリス人の作家として生まれ変わったのかも知れない・・・