2024年8月6日火曜日

死後の世界から、この世は生まれた!

 

この宇宙は、霊的エネルギー物質エネルギーに変換されてできたのです。

つまり、霊界が先にあって、それから「この世」が生まれたのです。つまり、死後の世界(あの世)から、この世が生まれたのです。ということは、「死」が「生」に先行しているのです。

だから、生きている人間は死を恐れることはない。生まれる前の世界に変えるだけだからです。従って、死を恐れることはないのです。これが、イエス・キリストの本当の教えです。

問題は、死後に、霊界の天国に入れるか、地獄に行くかということです。人間が、地獄に行かないようにするのがイエス・キリストの任務だったのです。つまり、生死の問題より、善悪の問題が重要なのです。なぜなら、悪人は死後、霊界の地獄に行くからです。善人は、当然、死後に天国に受け容れられるのです。

このことが理解できれば、死を恐れることもなく、良心に従って善行に励んで一生を終えることを目標にして、平和に生きることができます。

全ての宗教は、この霊的な真実の周辺で成立しています。また、霊界から多くの霊がこの世に来て、人々に霊的な真実を教えようとして来ました。だから、さまざまな心霊現象が生じるのです。

この宇宙は、霊的エネルギーが物質エネルギーに変換されて、時間と空間が生まれ、物質エネルギーから原子や分子、さまざまな化学物質が生まれ、恒星ができ、地球が生まれ、生物が生まれたのです。従って、原子にも、岩石にも、どの生物にも霊的な働きに感応する性質がある。現代物理学は、この霊的な問題を扱うことはできないので、限界に近づいています。

霊的エネルギーを超能力で使えれば、念力でのスプーン曲げなどの超常現象を起こすことができます。過去には、空海などの密教僧はこのエネルギーを使って天候すら変えることができたのです。要するに、超常現象や奇跡は存在するのです。さまざまな心霊現象も、このエネルギーによって生じるのです。

昔は、地球が球体で太陽の周りを回っていることは誰も知りませんでした。だから、そんなことを主張すれば狂人扱いされたのです。他方、21世紀の今では、この世(物質界)があの世(霊界)から生じたことを理解している人はほとんどいない。だから、そんなことを主張すれば狂人扱いされかねない。それでも、「この世は、死後の世界から生じた」と主張せざるを得ないのです。イエス・キリストの教えに従って・・・

人間の心は、魂が動いて生まれたのです。魂は霊界から来た霊から生まれたのです。肉体が死ねば、魂は心と共に、霊となって霊界に帰るのです。霊界では、心は直接に霊と結びつきます。つまり、死んでも心は霊界で生き続けます。ただし、その基盤は肉体と結びついた魂ではなく、霊界の本来の霊が心の基盤になる。肉体=>心=>魂=>霊=>霊界という流れで、人間の心は霊界と結びついているのです。

霊は霊界で生まれ、神様が破壊しない限り永遠に存在します。つまり、霊の本来の住み家は霊界なのです。むしろ、霊界で死んで、魂となって人間界で生まれるのが人間の霊なのです。霊界から見れば、この世は死後の世界(あの世)なのです。霊界に生きている霊から見れば、この世(人間界)は死後の世界なのです。生と死の関係が逆なのです。つまり、この世は、あの世の死後の世界なのです。ということは、この世の死とは、あの世への再生を意味します。つまり、この世の死を恐れる必要はないのです。ただし、この世で親しい人と死に分かれをするのは、人間にとって悲しいことですが・・・

「この世」= 霊界から見れば、死後の世界

「あの世」= 霊界が、霊にとって本当の生の世界 

これで、生死の問題は解決します。この世での死とは、霊界への再生なのです。

だから、この世でもさまざまな霊的現象は生じる。この世でも、霊的エネルギーは働く。霊界は、この物質界より優先するのです。この物質宇宙自体が、霊界から生まれたものだからです。

問題は、天国と地獄の問題です。生死の問題より、善悪の問題が重要なのは、善悪が天国と地獄の問題に関わるからです・・・